米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが13日午後9時50分ごろ、名護市安部(あぶ)の沿岸部で墜落した。機体は大破し、プロペラや胴体が折れた。夜間の給油訓練中に給油ホースをプロペラが切断し、そのホースがプロペラに巻き込まれて墜落したようだ。
オスプレイは両翼にプロペラをもっているため、片方のプロペラが破損すれば墜落するしかない。通常のヘリコプターの場合エンジンが止まるなどの何らかの不具合が生じても落下の風圧でプロペラが回るため墜落を免れることがある。オスプレイは「未亡人製造機」と呼ばれるほど、事故が多い機種であり、沖縄県をはじめオスプレイの在日米軍への配備を撤回するよう求めてきている。
このオスプレイが北アルプス上空や浅間山山麓などで訓練を行うことになっている。あらためてオスプレイの長野県上空での訓練を行わないよう強く抗議したい。
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