アルピコグループの会社再建に向けて、特に路線バス問題に社民党として取り組んできた。今日は、川中島バスへ長野地区公共交通対策会議が路線バス維持について要請を行った席に同席した。長野では、7月13日に「公共交通を考える市民の集い」が開催され、500人近くの市民が参加し、関心の高さを伺わせた。その後長野市の要請で廃止提案がされている路線バスの乗降調査が行われたが、利用者数はそう増えている様子でもない。民間会社にすれば赤字で走らせ続けられない中で、高齢者や学生など交通弱者の皆さんの足を確保することは、政治の仕事である。この点、長野市長は「公共交通は都市インフラである」という持論を展開し、積極的な政策をこの間行ってきている。さらに、市民を巻き込んだ公共交通のあり方や利用促進に向けた様々なアプローチが必要だ。
地球温暖化問題により、にわかにマイカーの負の部分がクローズアップされてきた。日本では、まだまだ浸透していないが、「マイカー依存型の社会からの転換」が叫ばれ始めている。自動車産業との軋轢や、マイカーの利便性に変わるものがない中では「上手に車社会とつきあう」という表現であったり、「ノーマイカーデー」「カーフリーデ―」などの取り組みが行われてきている。
「マイカー依存社会からの転換」は、様々な現代社会の抱える矛盾と向き合わざるを得ない。「環境問題」はその特徴的なことであるが、「高齢社会での移動権」の問題、「都市構造」の問題、「個人と公共」の問題、「ライフスタイル」の問題、「希薄化する地域・親戚・職場での人間関係」という問題など多岐にわたる。
社会的な問題であるが、人々が持つ様々な問題意識をスタートに据えること、そして政治には「マイカー依存社会からの転換」という「夢」を語り、「変えることができる」「変わるかもしれない」という期待をいかに持たせるのか求められているように思う。
地球温暖化問題により、にわかにマイカーの負の部分がクローズアップされてきた。日本では、まだまだ浸透していないが、「マイカー依存型の社会からの転換」が叫ばれ始めている。自動車産業との軋轢や、マイカーの利便性に変わるものがない中では「上手に車社会とつきあう」という表現であったり、「ノーマイカーデー」「カーフリーデ―」などの取り組みが行われてきている。
「マイカー依存社会からの転換」は、様々な現代社会の抱える矛盾と向き合わざるを得ない。「環境問題」はその特徴的なことであるが、「高齢社会での移動権」の問題、「都市構造」の問題、「個人と公共」の問題、「ライフスタイル」の問題、「希薄化する地域・親戚・職場での人間関係」という問題など多岐にわたる。
社会的な問題であるが、人々が持つ様々な問題意識をスタートに据えること、そして政治には「マイカー依存社会からの転換」という「夢」を語り、「変えることができる」「変わるかもしれない」という期待をいかに持たせるのか求められているように思う。