
永久に不戦を誓う集い、沖縄の辺野古からヘリ基地反対協議会の安次富さんの講演です。
安次富さん「長野ははじめて、松代大本営に行ってきた。沖縄戦は国体護持で犠牲となった。祖父は伊江島で米軍の攻撃で亡くなった。骨がどこに埋められたかもわかりません。20万人の死者がでた。軍隊のいた町という映画で牛島にご苦労だったと電報が送られたことからも明らかだ」
安次富「前原は名護市に来て、稲嶺市長ではなく負けた候補者にあっていく。おかしな話だ。民主党には裏切られた。抑止力のためといった鳩山が、それは方便だったと言った、怒り心頭だ。管総理は、沖縄に来て感謝すると言った言葉にも怒り。感謝ではなく謝罪だ、抗議のために空きカンを叩いた」
安次富さん「辺野古は有刺鉄線から塀に変えた。私たちも入れるから、酔っぱらった米兵も入れるので、塀に変えた。塀に100枚の横幕を貼った。リボンを付けたり、新基地建設反対の運動は、非暴力抵抗です。都市型基地反対の時は座り込みを抜かれても裏道から座り直す。」
安次富さん「機動隊が座り込みの引き抜きをしたので、村は警察に交通安全週間の協力はしないといったら、あれは機動隊がやったのであって、警察がやったのではないと言わせた。名護市長選挙に勝てたのは、それまでの補助金つけで、維持費や人件費が続かないという保守系の議員も協力した。」
安次富「県議会は、全会一致で辺野古への新基地建設反対の意見書が出された。仲井真知事も県内移設反対となった。県知事選挙では130万人の県民のうち65万人が基地建設反対の意志表示をした。沖縄の民意を認めるべきただ。玄馬は、踏まれても蹴られても説得すると言った。野田政権はのうだ!」
安次富「田中沖縄防衛局長の発言は、まさに民の声を聞かない。犯す前に犯すというか発言はそもそも心の中にある声だ。中国に攻められるという発想がなぜあるのか?攻めたのは歴史的には日本だ。尖閣諸島にも魚にも国境はない。与那国の教育長は、自衛隊配備を進めるため教科書導入をすすめた。」
安次富「日本政府は対中国攻撃前線基地にしようとしている。辺野古の戦いの大義は、①平和~沖縄戦争を繰り返さない、沖縄からイラクへ飛んでいった、②環境-ジュゴンを始めとした生物多様性を守る。江戸時代にはジュゴンは2000とういた、③財政-新基地建設に3500億円を日本が負担する。」
安次富「思いやり予算は、あり得ない負担だ。年間1181億円、1日5億円の負担。思いやり予算の5年間延長もどさくさ紛れに国会を通した。平和は政府が与えるものではなく、国民がつくるものだ。民衆のエネルギーで政治を変えよう。アメリカの議会は、グアム移転経費は膨大すぎるという意見出てる」
安次富「いま、カデナ統合案が出ている。爆音訴訟で3人の1人が訴訟団に加わっている。カデナも無理だ。仲井真知事は、アメリカで辺野古移設NOだ!と言った。来年は市民団体でアメリカに沖縄の声を伝えるために直訴団を送る。ニューヨークタイムスへの意見広告も乗せた」
安次富「明日はアセスを出させない集会、海水面を埋め立てさせない戦い、沖縄は戦いの連続です。原発問題も、沖縄問題も、国策だ。国策を疑うべきだ。民主主義の戦いを進めよう」