リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

不名誉

2006年07月13日 09時45分25秒 | ローカルネタ
最近桑名市の名前が全国ニュースでよく出てきます。昨日でしたか、弥富市議が暴漢に襲われたそうですが、場所は桑名市長島町でした。当然「三重県桑名市で・・・」というのがニュースのどっかに出てきますから、聞いている人は「ほー、また桑名ね」となるんですよね。また桑名というのは、その少し前水谷建設の脱税事件があったからです。これも「三重県の桑名市に本社を置く、水谷建設・・・」とニュースで言っていました。ミズケンも有名になったもんです。

昨年の今頃でしたっけ?(もう少し前かな)中学校の修学旅行で丸刈り事件がありました。そのときはまだバーゼルにいましたが、ヤフーでそのニュースを知り、地元の知っている中学校が全国ニュースになっていたのでびっくりしました。

もう少しまともなことで全国ニュースにならんもんですかねぇ。ろくなニュースが出てきません。オソマツな男女平等条例(正式名は忘れましたが)でもずいぶん有名になりましたし。

もう数年以上前になると思いますが、出張で都内のホテルに泊まっていて、朝テレビをつけると私が通っていた小学校の様子が流れていました。ほう、なつかしいな、なんて思ったんですが、よく考えるとここは東京です。全国ニュースで流れていたんですね。ネタはその小学校のすぐ近く、長圓寺の住職(江戸時代)が考案した連鶴のことでした。連鶴というのは、一枚の紙で連続した鶴を折る千羽鶴です。学校の課外授業でその連鶴を折っているところが紹介されていました。

最近マイクロソフトが超小型の「Ultra Mobile PC」構想の開発コード名をOrigamiと名付けましたが、Origamiって英語になっているんですね。ということは桑名の千羽鶴は全国区どころか世界区!桑名人は覚えておいて損はないです。折り方だけでなく、江戸時代の長圓寺の住職が・・・という講釈をたれることができるといいです。それを英語で言えたらさらにいいでしょうね。

ま、しかし連鶴は江戸時代に開発された技。もう少し今ネタで桑名が知られてもらいたいもんです。でもまずはこれ以上不名誉な話が桑名から出てこないことを祈るばかりです。