河口湖自動車博物館の飛行館に行ってきました。ここは原田信夫さんという方が私財を投じて作って私設博物館で、日本の大戦機を多く展示しています。大戦機ファンとしては見逃せない施設です。
展示機は零戦が3機、隼が2機一式陸攻が1機など数えたことはありませんが多数あります。あと栄、誉、アツタなどエンジンの展示もあります。
ここにはいまでも何度も訪れていますが、今回は海軍の艦上偵察機彩雲の胴体部が完成というので特に楽しみでした。
彩雲は偵察に行った帰還路でグラマンF6Fの追尾を受けましたがそれを振り切り「我ニ追イツクグラマン無シ」と母艦に打電してきたエピソード有名な俊足機です。エンジンは中川良一氏により設計された2000馬力級の誉を搭載し日本の公式試験で時速609kmを記録しています。戦後のアメリカ軍がオクタン価の高い燃料と高性能エンジンオイルで試験した結果ではほぼ700kmに達したというから驚きです。復元は胴体と垂直尾翼、右の水平尾翼までできていました。
同館の方に聞いてみましたらすべての翼も復元して完成させるそうです。4年ほど前に胴体の復元が完了した海軍の一式陸攻も垂直尾翼と左の水平尾翼が復元を終えていました。同機は大型なのでまるごと復元は展示スペース的に厳しいみたいですが、新しい建屋を作りそこに完全復元機を置いてほしいところです。
日本は敗戦国なので大戦機の多くは残っていませんが、誇るべき工業遺産をこうして大切に復元保存している同館の仕事には敬意を表します。帰り際に少額ではありますが寄付をさせていただきました。
展示機は零戦が3機、隼が2機一式陸攻が1機など数えたことはありませんが多数あります。あと栄、誉、アツタなどエンジンの展示もあります。
ここにはいまでも何度も訪れていますが、今回は海軍の艦上偵察機彩雲の胴体部が完成というので特に楽しみでした。
彩雲は偵察に行った帰還路でグラマンF6Fの追尾を受けましたがそれを振り切り「我ニ追イツクグラマン無シ」と母艦に打電してきたエピソード有名な俊足機です。エンジンは中川良一氏により設計された2000馬力級の誉を搭載し日本の公式試験で時速609kmを記録しています。戦後のアメリカ軍がオクタン価の高い燃料と高性能エンジンオイルで試験した結果ではほぼ700kmに達したというから驚きです。復元は胴体と垂直尾翼、右の水平尾翼までできていました。
同館の方に聞いてみましたらすべての翼も復元して完成させるそうです。4年ほど前に胴体の復元が完了した海軍の一式陸攻も垂直尾翼と左の水平尾翼が復元を終えていました。同機は大型なのでまるごと復元は展示スペース的に厳しいみたいですが、新しい建屋を作りそこに完全復元機を置いてほしいところです。
日本は敗戦国なので大戦機の多くは残っていませんが、誇るべき工業遺産をこうして大切に復元保存している同館の仕事には敬意を表します。帰り際に少額ではありますが寄付をさせていただきました。