半日は持つという天気予報もはずれ、朝から「これこそ五月雨か」なんて状態。8時にはパートナー会社の皆さんも集合してくださって準備開始。さすがに5回目となると、心得ていてくださって「どうしますか?」という声もかからない。おかげで体力の温存ができました。・・・きっとみゆきさんあたりがバタバタしてたりしてか・・・・。
始まる頃には雨も止み、まことにグー。うれしいことにお客様も次から次へと見えてくださってうれしい悲鳴でした。おそば係から「おそばの注文がないんですがー」と「さすがに10時じゃあねえ、もうちょっと待っていてね」の通り盛況になりましたよ。寒いから、温かいおそばが人気でした。さすがにプロのおそばです。汁を薄めるのに出しを使っているのでおいしさが違うんですって。
最初の年は社長自ら、そばを打っていたのですが、とても間に合わなくて。おまけにお見えになったお客様とお話する時間がまったく取れなくて・・・本当ですよね。今は社員の阿部さんの奥さんの経営する、野辺山の「あららぎ」のおそばです。・・・・とってもおいしいですよ。「もうこれでお終いですから」、と温かいおそばを最後にいただきました。お昼を食べ損ねていた私はその美味しさにいっそう感動しました。薬味のねぎ前日事務所中、においをまきちらしながら、いっぱい刻んだつもりだったのですが、途中で終わってしまって、なかった方ごめんなさいね。
おにぎりと豚汁と花豆おこわがこの頃定番です。ちょうど山菜の時期ですので、こちらは岩村田の「あいでん」の奥様がIHの実演を兼ねてズッーと揚げていてくれます。
「たらの芽」「こごみ」「こしあぶら」「ととき」「たけのこ」にもう一つ新種がありましたが、名前が覚えられません。皆さんの質問が多いので、実物と名前がはりだされていたのですが・・・・。
お客様の作品コーナーは御代田町の土屋正人さんの写真展でした。SLと星です。高校生の頃写真をやっていた私ですから、良く分かるのですが、人様にご披露するできる写真というものはなかなか撮れないものなのです。走っているSLを撮るって大変なことだと思います。忍耐と体力とまわりに邪魔者がいなかったり、なかつたりですからね。土屋さんも「今はもうそんな体力も気力もありません」とおっしゃつていましたけれど。30年前冬の北海道に通われて撮った写真の数々でした。
パートナー会社の山浦ばんきんさんが「銅板を打って創った芸術作品」を展示してくれました。大きなものはたたみ1帖サイズです。うかがえばこの道の大家のご様子です。びっくりしました。当日も銅板で表札と家紋の体験コーナーを企画してくださり、皆さん喜んで体験(?)というか、創ってもらっていましたよ。
「ぼんぼんつり」や「どじょうすくい」にはお気の毒のような寒さでしたが、どじょうやはやはから揚げにして食べていただきましたか、小さいお子さんでも、このどじょうのから揚げが食べたいと見える方があるのですよ。もっともまだ飼っていますという幸せな去年のどじょうもいるようですが。
スタジオMさんの手づくり家具コーナーは場所の都合で僅かしか展示できませんでしたが、木のおもちゃが人気でした。素朴で温かい感じがよかったですね。なんでも口にいれるあかちゃんにはいいですね。
一番の人気は大工さんによる、包丁砥ぎです。来場された方の7割の方が利用してくださいます。・・・・大工さんたちお疲れ様でした。・・・今朝の野菜の切れ味最高でしたよ。いつも思うのですが、感謝祭の豚汁の野菜を刻む日が一番包丁の切れない日なんですよ。
藤牧造園さんが、今年はお手伝いができないのでと花ポットを提供してくださいました。何の花がと聞かれてすかさずカーネーション。そうですよね11日は母の日ですものね。今いろんな色があってびっくりしました。一番人気はめずらしいからと「黄緑色」でした。バイオの技術でしょうね。
子イスづくりはどういうわけか、今年はとても盛況でした。建具屋さんがつくる本格的なのですから、体験というよりも出来上がり待ちでしたよ。
今年の新しい企画の竹馬も、「どうやってお持ち帰りします?」と心配しましたけど、少し大きめのお子様に人気でした。
みなさん楽しんでいただけましたでしょうか。今年来られなかったお客様来年おまちしていますよー。ホームページ見てきていただいたお客様ありがとうございました。
お手伝いいただいたパートナー会社の皆さんありがとうございました。
走り書きでごめんなさい。
依田 美恵子