八千穂高原の紅葉

2013年10月25日 | 
毎日台風の動きから目が離せません。23日佐久のパートナーシップの会の環境学習会でした。ここしばらく休会扱いにしてもらっていたのですが、「八千穂高原・自然園の散策」のご案内に、即さま反応してしまいました。

 10時から3時までという短い時間設定もうれしく、ワクワクと期待を膨らませていました。
しかし天気予報は曇り、ところによっては降るというものでした。

 車に分乗して八千穂高原をめざしたのですが、八ヶ岳は雲の中にあります。

 道端の紅葉は今が盛りです。歓声を上げているうちに、白樺の林が霧に包まれ始めました。
こんな日の高い山はこんなものなのでしょうね。

 それでも霧の中の紅葉も白樺の林も幻想的です。

 個人で来るならこんな日は止めましょうとなるのですから、霧の日に出会えるなんてチャンスかもしれません。

 自然園ではネイチャーガイドの上原さんに園内をご案内いただきました。

 本日は紅葉を中心にということで、管理棟で事前学習をしました。

 モミジにはイロハモミジ・大モミジ・山モミジがありますが、この辺りには山モミジはないと。イロハモミジは深い切り込みが5つ以上あるのだそうで。

 カエデは12種類位、その語源はカエルの手に似ているからだとか。

 八千穂高原はいつもより1週間遅れの紅葉なのだそうで、とってもいい日にあたった私たち一行はさっそく霧の中の林をご案内いただく。

 たった今実物をみさせてもらってレクチャーされたけど、3歩歩くとあやしい。

 絶対モミジだと思ってもカエデだったりして・・・・・。

 水ナラの木が株立しているのは、昔ここで炭を焼いた名残だという。

 桂の木の葉が散る時、キャラメルを焦がしたような匂いがする・・・・確かに!!

 ひょうたん型の赤い実がなっていたが、毒なので、こんな時期になってもいっぱいなっています。

 唐松の木を伐ったら、ヤナギランが一面に咲いて・・・・お花畑になったのに、シカにみんな食べられてしまったとか。

 この辺りは熊はいないのですが、ご多分に漏れず増え続けるシカです。

 園の中には何本もの川が流れていて、飛竜の滝やもみじの滝が水量も豊か。飛竜の滝には竜の目が二つちゃんとありました。この名前をつけた人すばらしい!!

 遊亀湖もガスで見渡せず残念でしたが、ここは温水湖・・・・八ヶ岳の水は冷たいので、ここで水を温めて流すための人口湖です。

 今度はお花の咲く季節に是非来たい場所です。

 白樺は80年位で更新していくのだそうで、自然に任せるといつしか他の林になってしまうのだそうです。自然園は植樹はしないので、じゃまになる木を伐つたりして白樺の林を維持するようにしているのだとか。

 白樺は枝を自分で落としていくのだそうですが、その枝あとが「へ」の字です。幹の南側は白くてきれいですが、裏側はカビで黒いのです・・・・知ってましたか?

 木の下にはこびる笹ですが、この辺りには熊笹ではなく「しなの笹」で、途中から枝別れしているのが特長だとか。熊笹のくまは熊ではなく、目の下にできる「くま」だそうです。笹のまわりが白くくまどられているところから。

 竹と笹の違いは、竹は皮がはがれますが、笹ははがれないでずっと付いているのだとか。

 最後に、一番長い植物の名「竜宮の乙姫さまの元結のキリバラシ」21文字、一番短いのは「イ」・・・イグサのイ・・・1文字です。上原さんが最後に教えてくれました。

 ロッジでイワナのから揚げ丼をいただきました・・・・・それがとっても美味しくて・・・また食べに行きたいです。
 
 続きはいずれ。
                             依田美恵子

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