昭和が忘れられていく。

2015年01月21日 | 住まいづくり
 先日夕方近く、「緊急事態です」とお客様から電話がありました。

 トイレの手洗いの水量を調整していたら、部品が外れて水が飛び出してしまって水浸しですと奥様。

 止水栓がわからない・・・・・雪の下でもあり。

 みゆきさん、全員に電話して一足でも早く駆けつけられる社員を探します。

 専務が「俺の腕太いから穴にはいるかなあー」と心配げに一番乗りしたようです。

 建てさせていただいた時の担当の井出さんが駆けつけ、とりあえず水は止まりました。

 設備担当の秋山さんと和也君が、一番遠くの現場から駆けつけ無事修理完了しました。

 でも・・・・水浸しですから、駆けつけたみんなでふき取ったようです。

 
 翌日奥様が御礼ですとお見えになられました。

 本当にびつくりしてパニックになられたとおっしゃられました。

 地下に入った水を乾燥させるには、とりあえず扇風機を回して見ますと・・・・それもいいかもしれませんね。

 もしご心配なら除湿機お持ちしますが・・・・・。毎日水を取らなければならないのが難なんですが・・・・・・。

 ふき取りましたから大丈夫と思います、と帰られました。

 災難はどこにころがっているかわかりませんね。


 本日は恵比寿講。スーパーの広告に20日は恵比寿講とあったので、いつもの行事は今年は20日だと思い込んだ私。

 夫から電話で今夜が恵比寿講だと父と母が言っているという。宵恵比寿なんだって。

 イワシかさんまが我が家の定番、それに大根の厚煮やら、その日の夕食の肴類を幾種類かとお酒を神棚に。

 イワシかさんまはすぐ間に合うけれど、問題は大根の厚煮だわ。

 昨年は母が煮てくれたはずだが、この頃は引退気味だから無理だろうなと思いつつ、少し早めに帰宅。

 大急ぎで大根を茹で、出しを取り・・・・・ハタと気がついた、ご飯をたいてないことに。恵比寿様には山盛りのごはんが定番なのに。

 急遽うどんに切り替える。毎朝のお雑煮用に用意してある汁を転用。恵比寿様に○○○○うどんって聞いたことあるもん。

 あまり若くもない嫁は、応用力バツグン。

 「オーベッサマ」って小さい頃言っていた。11月に帰られたオーベッサマが1月20日に働きに出ていくのだと教えられたけど、あっているかしら。

 今の若い方は・・・・・何のことって言う方も多いでしょうね。

 1月15日・16日が藪入りだつて知っている人も少なくなったから、話題にもならない。

 奉公に出ていた人が、1月と8月の15日・16日の藪入りにお休みをもらって親元に帰れると。それ以外にお休みはほぼなかったのでしょうね。

 こんな慣習がなくなったのは50年よりもっと最近のことかも。

 夏休みお盆ということがあるけれど、この藪入りの慣習もその名残としてあるのかも。

 それにしても、急速に昭和が忘れられていく。戦争だって忘れられていっているもの。

                             依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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