寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

積み残して来た仕事を片付けて

2011年05月21日 | 仕事・研究
今日は「絶対に予定を入れないぞ」と決意を固めていた土曜日。
ボラの引率してくれませんか~というメールも心を鬼にして無視(すいませんすいませんすいません。今日は兵庫県立大学の学生さんたちが来るという特別のボラでしたからホントは行きたかったんですが、ほかの先生が行ってくれるとおっしゃったので私はパスさせてもらいました。)。でも今日行ったらもう絶対空中分解になりそうだったので。

書類の整理、メールの返事、中学校の理科支援のちらし作成、支援物資の整理、物資を送っていただいた方へのお礼状の作成、マウス購入計画。

まあたいしたことはやってないんですが、それで夕方になってしまいました。
家事もたまっているのでホントは3時には帰りたかったんですが、結局夕方5時まで仕事して、それから買い物へ。これから夕食を作って、夜は絶対家事をするぞ。今週は研究費申請の締め切りと加齢研のセミナーの準備のために、ほかのことが全部積み残しになってしまったんですよね~。

ああおなかすいた。さあごはん作ろう。

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ぎりぎりで

2011年05月20日 | 仕事・研究
今日正午〆切の研究費の申請書があったのでしゃかりきになっていました。
今週はそれでなくても忙しくて、、、もう本当に限界ギリギリって感じだったのですが、とにかく終わったのでほっとしています。今回のこの研究費は震災支援の予算です。被災地の研究者が中断してしまった研究を継続するためのプログラムということで、絶対に出さなくてはと思いました。わたしの試料・試薬はほとんどが冷凍庫保存。今回の停電でほぼすべてがやられてしまったからです。とはいえ、とにかく今時間もないんです。大学が再開してからは通常業務がありますし、その上に復興支援ですから目が回りそう。そんな中でもチャレンジだー。やるしかないぞー。というオーソドックスな「根性」で突き進んでおります。

まあでも今日は一段落。
いろいろ失敗は残ったものの、申請自体は終わりましたから。

それで昨日もこのブログを書けませんでしたが、さっき見たらブラの仕分けの記事に興味深いコメントがありました。削除依頼があったので削除はしてしまいましたが、「なるほど、そういう視点があるのだ」と感心しました。ブラってやっぱり特殊なものではありますよね。だからこそ支援物資に入りにくいんだなあと再認識しています。まあサイズをそろえるのが大変ってのはもちろん一番ですけれども。でも今回はみなさまのご協力のおかげで幸いにほとんど希望していたサイズがそろいました。私は自分が華奢なタイプですので、大きなサイズに思いが至りませんでしたが(今回初めて手に取ったサイズ多数:でも実はこういうのが支援のネックなんですね~。支援のベースってやはり個人的なバックグラウンドによるものですから)、依頼にこたえてくださったみなさまがそれぞれカバーしてくださり、AからHまでさまざまなサイズが入りました。

本当にありがとうございました。

今日は久々にちゃんと寝ようと思っています。
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311写真集

2011年05月18日 | 仕事・研究
被災地であんまり写真を撮る気持ちになれないのですが、それでも記録として持っておきたいと思い、写真集を買い求めました。最初は大阪の実家に頼んでアサヒグラフを買って送ってもらいましたが、ちょっとわたしが考えてたのと違っていて、うーんこれは違うと思っていたところ、「河北新報のがすごく評判が良くて売れているらしいよ」と聞いたので、それを新聞やさんに頼んでおいたら昨日届きました。で、この写真集は、ちょっと最初だけ見ただけなんですが、

見れない。

ぐわーっといろんなことが押し寄せてきます。
もちょっと時間がたってからでないとだめかもしれません。


3・11大震災巨大津波が襲った―発生から10日間東北の記録 国内最大M9.0 緊急出版特別報道写真集
クリエーター情報なし
河北新報社


アサヒグラフと何が違うんだろう?
ちょっと最初のページを開いてみると。
アサヒグラフは圧倒的に空から撮った写真が多い。たしかに全景はよくわかります。でも私が自分の目で見たのとは高さが違うからあの怖さがフラッシュバックしないのかも。
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支援物資(ブラ)仕分けしました。

2011年05月17日 | 震災・災害関連
今日は昼休みに学生が来てくれて、一気に仕分けをしました。
ものすごくたくさん集まったので、大サイズの段ボール3箱はいきそうです。本当にどうもありがとうございました。

でも実は今日はめちゃくちゃ忙しくて、講義、明日のセミナーの準備、〆切間近の研究費申請書(これ、被災地支援の研究費なので絶対に出さなきゃなんです。福島・宮城・岩手限定プログラムで。)、学生の相談ってのも次々来たので、発送に至りませんでした。明日なんとかできるといいんですが、明日は朝出張で夕方からまた出張なんで、研究室にいる2時間くらいの間に何とかするしかない~。

それにしても、集めたブラを見ていたらEとかGとかHとか!
すごいですねえ。こんなサイズの人がいるとわ。
普段見たことないサイズのブラを堪能(?)しました。
あと、自分じゃ手に取らないようなにぎやかなカラーとかデザインとか。いやあ楽しかったです。学生も喜んで仕分けしてくれました。あっもちろん今日のボランティアは女性限定。


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神様のカルテ

2011年05月15日 | レビュー
神様のカルテ
クリエーター情報なし
小学館


お友達のお嬢ちゃんがおもしろかったよと言って貸してくれて、話題作で読んでみたかったのでわくわく読みました、、、が、、、、ううむ。これはなぜこんなに話題になったのだろう(Yちゃんすいません!)。私にはちょっとうーんかなり不思議な感じの本でした。神様のカルテ2も借りてあるので、引き続き読む予定でいますが、2の方が厚い。ってことでもっとおもしろいのかなっ。と期待。

ええとでもせっかく読んだので感想を書いておきますが。
設定からめぞん一刻みたいなイメージで漫画的。感動的な本かと思って読んだから「当たり前」すぎてつまらなかったのか。昨日読んだ朝日新聞の朝刊に載ってた記事に現場が目の前に見えたような臨場感を感じてものすごく心を動かされたりしたのだけど、そういう迫るものがなかった。なにかもっと書ききれてないものがあるように思います。命に向き合うと必ず自分の身に受ける刃のようなもの。だけどその痛みを引き受けたことで自分の生きる意味をより深く知る、のではないかと私は思うのですが、たぶん登場人物の人物像に入り込めなかったのかもしれません~。

でも気を取り直して「2」も読みますからね。
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涙のアクセプト

2011年05月14日 | 仕事・研究
やっときた!どーにもならなくて苦労していた論文のアクセプト!あ~もうこれで全部サンプル捨てられるのだ。

6年前にアメリカから仙台に来た時、ここにはなーんにもなくて、マウスを飼育するのにも事欠くような環境でした。2年目までにだんだん機器がそろい、新しく建った研究棟に引越し。その時点で学生は学部の2年生までしかいなくて、なにもかもすべて一人でこなす毎日。研究費がなくて、学内研究費でなんとか実験を始めましたが、その研究費はやはり食にかかわることでなければということで、テーマに食品免疫を考えました。マウスにルチンというポリフェノールを投与して免疫応答の変化を見ようというのが最初の試みでしたが、1年目はとにかくここでは実験できなかったので、古巣の大阪で実験させてもらいました。そのときに「加齢モデル」も使ってみたら?と言われて、はじめて老齢マウスを使った実験をしました。

結果は、まあそこそこサイトカインの産生が動くね、という程度でしたが、抗酸化とのからみで(ポリフェノールは抗酸化作用が強いので)、NOSの産生と2型サイトカインの産生という視点で実験を加えて、データをまとめました。(当時、NOS2のKOでは2型免疫応答が誘導されないという報告がすでにありましたので。)わたしの他の研究ではたいてい感染がからむのですが、このテーマだけは純粋に非感染のデータだけでしたから、あまりインパクトの強い結果は得られませんでした。それでも何とか論文にしておこうと思って書いたのですが、免疫系の雑誌ではけんもほろろにリジェクトでしたし、食品系は食品系でまたいろいろ指摘がついて、反論する機会も与えられずリジェクト、といった感じで、結局4つくらいの雑誌にトライしたかな?まあそれがやっと終わったわけであります。でも最後のレビュワーがまた手ごわくて、結果としては私が「酸化ストレス」を厳密に定義できていないということだったのですが、NOS産生と酸化ストレスの関係についてあーだこーだと議論やりとりしましたが結局全面的にレビュワーの言うことを聞きまして、NOS産生と酸化ストレスをきちんとわけて論じてやっとアクセプトとなりました。

この実験に使ったサンプルは-80℃のストッカーに入っていましたが、震災後5日間くらい通電できませんでした。その間一度も開けていません。でもフローズンブロックとRNAは全部だめだろうと思っていました。それでも、思い切って捨てることができませんでした。

でも!ついに!これで全部捨てられます。
開学当時の苦労のすべてと言ってもいいサンプルたちですが、もうきれいさっぱり全部!捨てます!
あ~~~この日を待ってたのよ。なんという幸せ。そしてこれからはまた新しい実験をします。





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台所のリズム

2011年05月13日 | 震災・災害関連
都市ガスのコンロはずうっと使えなかった&手入れもしてなかったので、ガス開栓のときはなんだか「何カ月も使ってない台所」風になっていて、油汚れはこびりついているし、情けない台所でした。ガスが出て、お湯が使えるようになってやっとちょっときれいにすることができて、さて料理をするかということになったわけですが、最初の数日はやっぱり簡単なものしか作れませんでした。子どもたちの学校が再開されるまではお弁当がいらなかったし、私自身も大学に出ても暖房もお湯も使えないのでお弁当を作る気力がなく、レトルトカレーとパックごはんなんかを持っていったりして、精神的にやられてましたね。

でも子どもたちの学校が始まってお弁当がいるようになって、すごい力で「ちゃんと料理する毎日」に引き戻されました。これはありがたかったです。でなければだらだらとまだレトルト食べてたかも(送っていただいたものがたくさんありましたし)。

しかしまだリズムがくずれてるなあと実感したのは、昨日生協の宅配がきたんですが、なんと牛乳5本、卵2パック、食パン2斤という具合にあれこれ2倍量届いている。「利用登録」の復活は来週からと思いこんでいたらなんと今週だったのですねえ。まあこのくらいの量は別に困りはしないんですが(中高生が消費するので)、やっぱりまだ日常にもどりきってないわけです。店が夜遅くまで開いている、と思って行ったら相変わらず早い時間の閉店だったり、まあとにかく毎日そういった「あれれっ」ってことがまだあるんですね。

そんなわけで台所のリズムがまだまだ本調子に届いてはいないんですが、とにかく震災後の食生活の栄養不足はこれから影響出てくると思います。生き生きと生活していくために、食事は本当に大切。意識して栄養のバランスを整えていかなくてはと思います。避難生活の長く続いていく方には特に、周囲が助けていかなくては。資本の体なくして復興なし。私も自分の食生活をきちんと整えていきたいと思います。

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震災後の栄養のバランス

2011年05月12日 | 震災・災害関連
電気が駄目だった最初の3日間はカセットコンロでお湯をわかしてそれで食べられるフリーズドライやカップめん、その後電気が回復してIHやホットプレートで調理できる「肉を焼く」というようなわりと単純な料理、そしてガスが回復してやっと煮物などの調理をしようかという状態になりました。今は子供たちのお弁当も震災前と同様に作っています。でもたぶんこういう食事が作れるようになる前のしばらくの間に「料理の勘所」がにぶってしまっていたので、お弁当に短時間で何品もおかずを作るリズムがなかなかもどりませんでした。GWあけの今週からは毎日3時55分に目覚ましをかけ、4時には起きて家事をこなしています。まあ、震災前のペースと言ってもいいくらいのペースで、やっと栄養のバランスを考える余裕ができてきました。

夜仕事から帰宅すると、子どもたちがおなかがすいて大騒ぎなので、夕食作りは短時間勝負。でも3月からこっち、とにかくバランスめちゃくちゃの食事でしたから、これはもっと野菜をとれるような献立にしなくては、という気持ちはありましたが、忙しくて夕食は何品も作れない。それで、朝のうちに「野菜を煮たもの」を作っておくぞという決意を固めました。何に使ってもいいから、とにかく水でいいから煮ておこうと。

汁物でもなんでも、野菜がとりあえずひと品あるという気持ちのゆとりが、かなり精神的によい感じです。来週もこのペースでいけるといいのですが。あっでもちょっとさすがに毎日3時55分はやばいかもー。ものすごく深い眠気がおそってきたので今日はこの辺で。栄養についての話は引き続き明日も書いてみたいと思います。
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2ヶ月がたって

2011年05月11日 | 震災・災害関連
今日は5月11日、震災から2カ月がたちました。1カ月たったときと比べたら、このひと月はあっという間だったかな。だんだん、物事が変わりつつあります。今朝新聞を読んでいたら、「僕たちに足りないのは普通ってことだね」という中学生の言葉がありましたが、それは本当にそうだなあと思いました。私の職場では日常がもどってきているので、うっかりすると普通のつもりになってしまうんですが、ひょいひょいと「震災前と同じじゃない」ことが目の前に現れて「ああそうだった」と思いだす。そういう繰り返しです。そしてそのたびに影が差す。きっとどんな人にも大なり小なりこの現象が起こってるだろうなと思います。

さっき、大島から電話がありました。
大島小学校などに避難されていた住民の方の「2次避難」が始まり、ご家族ごとに個室の旅館などに移られたそうです。これで状況がかなり変わりますね。今準備している物資(ブラジャー)を送ったら、一度「物資支援」はお休みすることになりました。2次避難の結果、また必要なものが出てくると思うけれど、しばらく様子を見ますので。というのが災害対策本部の方のお話でした。

こうやって物事は変わっていきますね。
仮設住宅が建てばたぶん家電とか家具、家財道具も必要になると思いますが、そういった大物の支援はどうするか、本部でもまだつかめないだろうと思います。

さっき学生が数人来て、来週物資の仕分けを手伝ってくれるといってくれました。彼女たちとせーので一斉に荷造りして、そして発送して、私も一度本業に戻ろうと思います。あ、もちろん石巻への物資支援なんかは今後もほそぼそ~とやろうと思いますが~。というわけでこのブラジャー集めは一応区切りになる仕事のようですので、みなさんふるって送ってください。よろしくお願いいたします。

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支援物資募集:ブラ

2011年05月09日 | 震災・災害関連
多くの皆さんからのご支援で、タンクトップ約300枚、スニーカー35足、介護食・とろみ剤を気仙沼・大島へ送ることができました。心から御礼申し上げます。

さて、以上の作業が完了しましたので、支援物資の募集を再開します。今度はブラジャーです。
現地避難所からの依頼は以下のようになっています。

A70 5枚
A75 5枚
B75 20枚
B80 20枚
C75 20枚
C80 20枚

でもこれはあくまでめやすで、大きな方もいらっしゃるようですので、「サイズは適当に混ぜて送ってください」ということでした。このくらいの数ではたぶん一つの避難所の女性一人に一枚ずつくらいの数量なので、倍くらい集めてお送りしたいなと思っています。ご協力いただける方は下記まで郵送してくださると助かります。毎回たくさんご協力くださる方がいらっしゃって大感謝なのですが、ぜひご無理のない範囲でお願いします。

〒982-0215
仙台市太白区旗立2丁目2-1
宮城大学 食産業学部
森本素子 

電話022-245-1282

またアマゾンのほしいものリストでとも思いましたが、あまり普通のブラがありませんでした。セシールなどの通販をご利用くださるのも手かなと思います。〆切りは1週間後の5月16日といたします。よろしくお願いします。

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