院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

和室と洋室

2007-10-19 13:04:21 | Weblog
 和室が激減している。

 新築のアパートやマンションでは、和室が全然ないか、あっても一室である。ほとんどがフローリングの床だ。

 フローリングだと、椅子やベッドの生活になる。フローリングの上にじかに座ったり横になったり人もいるけれども、さぞ硬いだろう。

 その点、畳は体に心地よく、座っても寝そべっても楽である。畳という文化をなぜ排除するのだろう?理由が分からない。

 私が子供のころは、洋室がある家は少なく、洋室や応接セットがある家はステータスが高かった。それへの憧れが、現在の洋室一辺倒の遠因なのではないか?

 そのうち和室は復活するだろう。現在では立場が逆転して、床の間付きの和室のほうがステータスが高い。今の子供たちは和室に憧れて、彼らが家を購入するときには和室を求めるだろう。

 畳屋さん、いましばらくの辛抱です。いずれ、われもわれもと床の間付きの和室を求めるようになりますから。