院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

環境問題を論じるために心得ておかなければならないこと

2008-02-27 08:37:21 | Weblog
 いつまで環境、環境と言っているのか?

 端的に環境を守るには、生活水準を下げるしかない。下げないで環境を守ることなぞできっこない。

 昔のように、冬はシモヤケに悩まされ、夏はアセモを我慢するしかない。このような生活をもう一度する覚悟があるか?

 トイレの紙には新聞紙を使う。汚れたタオルは雑巾にする。車は使わない。自転車か徒歩ですます。農薬は使わない。せっせと草取りをする。(昨今、腰の曲がった老人がいないのは、草取りの労働から解放されたからだ)。

軍備も大幅に縮小しなくてはならない。それで他国に互せるか?

 国民一億人がそのような生活をすれば、環境は守れるだろう。

 でも、近くのコンビニでも車で行く。夏は冷房、冬は暖房。こういう生活に慣れてしまって、昔のような貧しい生活ができるか?できもしないのに、環境、環境と言っていても意味がない。

 生物は自然界のあだ花である。人間はあだ花の中のあだ花である。あと6万年もすれば、太陽が膨張して、地球は飲み込まれる。それよりずっと前に、太陽熱が上昇して、地球は灼熱地獄になるだろう。

 たったそれまでの、人類の歴史である。いずれ絶滅する。そのことを念頭に置いて、環境問題を論じてほしい。