海外旅行から日本に戻ると、日本は本当によい国だと認識を新たにする。まず、水がタダである。外国人は、日本の食べ物屋で水が出てくると、注文していないのに出てくるので、ぼったくられるのではないかと警戒するそうだ。お茶が出てくると、もっと警戒する。
日本は治安がよく、国民のマナーも世界一ではないか?
日本は自販機が多すぎる。電力の無駄遣いではないか?と国会で追及した議員がいた。諸外国でこんなに自販機が多い国はない、とあたかも日本が遅れているような口調で言っていた。
確かに自販機が多い。この前行ったポルトガルには一台もなかった。それは何故かというと、諸外国では一晩で自販機が壊されるから、ないのである。
だから自販機が多いのはむしろ誇るべきことで、日本人のマナーがよいことの表れである。国会で追及された蓮ホウ大臣は、マナーのことは言わなかったけれども、「自販機で食べている人もいる」と追及を突っぱねた。蓮ホウさんにしては、まっとうな反論だった。
鞄を道端に置いておいても、なくならない。列車の乗車の列や、バス街の列が乱されない。(これはとくに東京に顕著である。)
ポルトガルの空港でスーツケースが届かなかったことは、すでに述べたが、現地人の誰からも一言も謝罪や同情の言葉はなかった。
このたびの東日本大震災で、日本人のマナーの良さは全世界に知られるところとなった。これは一朝一夕に身に付いたものではない。ここまで来るのに、日本は数十年を要しているのである。
中国の「2歳の女の子見殺し事件」は、さすがに中国政府もまずいと思ったのか、報道した。中国では待ち行列は絶対に守られないらしい。割り込みでも何でも、早い者勝ちである。
先日、外国人が日本のインターネット詐欺にひっかかった。被害外国人の言によると、「相手が日本人だから、こんなことはするはずがないと思った」だった。
私の老母(84歳)は、白人でも黒人でも何の偏見もなく、英単語を自己流に並べてコミュニケーションしようとする。日本人学生が相手なのと同様に、「お金、ないんでしょ?」、「夜中にお腹がすくでしょ?」という感じで、わずかなお土産を持たせたりする。だから、留学生に慕われている。来日した外国人は、みな日本人の親切さに感激して帰国する。
日本人は世界でこれほど信用されている。それをもっと誇ってもよいと思う。
日本は治安がよく、国民のマナーも世界一ではないか?
日本は自販機が多すぎる。電力の無駄遣いではないか?と国会で追及した議員がいた。諸外国でこんなに自販機が多い国はない、とあたかも日本が遅れているような口調で言っていた。
確かに自販機が多い。この前行ったポルトガルには一台もなかった。それは何故かというと、諸外国では一晩で自販機が壊されるから、ないのである。
だから自販機が多いのはむしろ誇るべきことで、日本人のマナーがよいことの表れである。国会で追及された蓮ホウ大臣は、マナーのことは言わなかったけれども、「自販機で食べている人もいる」と追及を突っぱねた。蓮ホウさんにしては、まっとうな反論だった。
鞄を道端に置いておいても、なくならない。列車の乗車の列や、バス街の列が乱されない。(これはとくに東京に顕著である。)
ポルトガルの空港でスーツケースが届かなかったことは、すでに述べたが、現地人の誰からも一言も謝罪や同情の言葉はなかった。
このたびの東日本大震災で、日本人のマナーの良さは全世界に知られるところとなった。これは一朝一夕に身に付いたものではない。ここまで来るのに、日本は数十年を要しているのである。
中国の「2歳の女の子見殺し事件」は、さすがに中国政府もまずいと思ったのか、報道した。中国では待ち行列は絶対に守られないらしい。割り込みでも何でも、早い者勝ちである。
先日、外国人が日本のインターネット詐欺にひっかかった。被害外国人の言によると、「相手が日本人だから、こんなことはするはずがないと思った」だった。
私の老母(84歳)は、白人でも黒人でも何の偏見もなく、英単語を自己流に並べてコミュニケーションしようとする。日本人学生が相手なのと同様に、「お金、ないんでしょ?」、「夜中にお腹がすくでしょ?」という感じで、わずかなお土産を持たせたりする。だから、留学生に慕われている。来日した外国人は、みな日本人の親切さに感激して帰国する。
日本人は世界でこれほど信用されている。それをもっと誇ってもよいと思う。