名古屋の大須という古い盛り場に「コメ兵」(こめひょう)という古道具屋あった。「いらんモノは米兵に売ろう」というキャッチフレーズで、名古屋では有名だった。
コメ兵は、終戦直後、古着屋として開業した。そのうちにどんな商品でも扱うようになった。最初は貧乏臭い商店だった。
壊れたカメラや時計も引き取ってくれた。修理して再び店頭にならんだ。カメラや時計のような金目のものだけではなく、椅子でもベルトでも、それこそ何でも引き取ってくれた。
そのうちにリサイクルブームがやってきて、コメ兵は大発展した。地道に商売をやっていたら急成長し、2003年ジャスダックに上場し、翌年には2部上場を果たした。木造の店舗は、エスカレーター付きのビルになった。
古道具屋がこんなに成長するなんて、誰も思わなかった。私も思わなかった。
企業はときに自分が思わなかったほどのブームに遭遇することがある。コメ兵はその代表である。
(コメ兵のCM)
(現在のCM)
コメ兵は、終戦直後、古着屋として開業した。そのうちにどんな商品でも扱うようになった。最初は貧乏臭い商店だった。
壊れたカメラや時計も引き取ってくれた。修理して再び店頭にならんだ。カメラや時計のような金目のものだけではなく、椅子でもベルトでも、それこそ何でも引き取ってくれた。
そのうちにリサイクルブームがやってきて、コメ兵は大発展した。地道に商売をやっていたら急成長し、2003年ジャスダックに上場し、翌年には2部上場を果たした。木造の店舗は、エスカレーター付きのビルになった。
古道具屋がこんなに成長するなんて、誰も思わなかった。私も思わなかった。
企業はときに自分が思わなかったほどのブームに遭遇することがある。コメ兵はその代表である。
(コメ兵のCM)
(現在のCM)