戦後すぐの民主主義は、本当の意味での民主主義ではなかった。
大衆は自分の意思を持たず、大物政治家という情報だけで、そのような政治家に票を入れた。だから、吉田茂や岸信介のような大物が選出された。
最近はどうか?
大衆が自分の意思で投票するようになったので、思わぬことが起こった。たとえば、片山虎之介が「姫のトラ退治」というキャッチフレーズの元、姫野某というポッと出の女性候補に落とされた。
こうして政界は小物ばかりになってしまった。
「政治主導」を旗印にして、民主党が与党になったけれども、経験の浅い議員が熟達の官僚たちを指導できるはずもなく、逆に手玉に取られた。
民主主義が成熟すると、こういうことになる。「民意」をたてまつると、ロクなことはないのである。
大衆は自分の意思を持たず、大物政治家という情報だけで、そのような政治家に票を入れた。だから、吉田茂や岸信介のような大物が選出された。
最近はどうか?
大衆が自分の意思で投票するようになったので、思わぬことが起こった。たとえば、片山虎之介が「姫のトラ退治」というキャッチフレーズの元、姫野某というポッと出の女性候補に落とされた。
こうして政界は小物ばかりになってしまった。
「政治主導」を旗印にして、民主党が与党になったけれども、経験の浅い議員が熟達の官僚たちを指導できるはずもなく、逆に手玉に取られた。
民主主義が成熟すると、こういうことになる。「民意」をたてまつると、ロクなことはないのである。