昔はブロマイドがどれだけ売れたかが、そのタレントの人気度を表していた。
今でもブロマイドは存在するけれども、他にポスターなどの媒体があるから、昔ほど売れないだろう。もっとも雑誌やポスターの写真は印刷で、ブロマイドはナマ写真だから、マニアはブロマイドを欲しがる。東京にはブロマイド専門店がまだある。
写真を焼き付ける印画紙(モノクロ)に、何種類かがあった。その中で、もっとも感度が低い印画紙は臭素(ブロム)の化合物である臭化銀(シルバー・ブロマイド)を用いていた。この印画紙を写真用語でブロマイドと呼んだ。
私が写真少年だったころ、ブロマイド印画紙は安いけれども、焼付けに少し時間がかかるので、すぐに使用しなくなった。ブロマイドよりも感光時間が短い印画紙を使うようになった。(名称失念)。
スターの写真は、だからブロマイドと称して売られるようになった。あるいはプロマイドと呼ばれることもあった。
高校の親友が部屋に、当時人気絶頂だった天地真理さんのポスターを貼っていた。天地真理さんは、さして美人でもないし歌も下手だった。そんなタレントのポスターが、なぜそんなに有難いのか理解できなかった。
その親友とは今でもたまに酒食を共にする。
今でもブロマイドは存在するけれども、他にポスターなどの媒体があるから、昔ほど売れないだろう。もっとも雑誌やポスターの写真は印刷で、ブロマイドはナマ写真だから、マニアはブロマイドを欲しがる。東京にはブロマイド専門店がまだある。
写真を焼き付ける印画紙(モノクロ)に、何種類かがあった。その中で、もっとも感度が低い印画紙は臭素(ブロム)の化合物である臭化銀(シルバー・ブロマイド)を用いていた。この印画紙を写真用語でブロマイドと呼んだ。
私が写真少年だったころ、ブロマイド印画紙は安いけれども、焼付けに少し時間がかかるので、すぐに使用しなくなった。ブロマイドよりも感光時間が短い印画紙を使うようになった。(名称失念)。
スターの写真は、だからブロマイドと称して売られるようになった。あるいはプロマイドと呼ばれることもあった。
高校の親友が部屋に、当時人気絶頂だった天地真理さんのポスターを貼っていた。天地真理さんは、さして美人でもないし歌も下手だった。そんなタレントのポスターが、なぜそんなに有難いのか理解できなかった。
その親友とは今でもたまに酒食を共にする。