(東海道新幹線のグリーン車。)
新幹線のグリーン車はとても高価で、結婚式の招待などで乗車券をいただく以外、自腹で乗ったことがなかった。わずか2,3時間の移動に豪華な居住性を求める必要もない。
そんなグリーン車にわざわざ乗る人に昔は「変な人」が多かった。たとえば、短パンにゴム草履なのに腕にはロレックスを着けた男や、異常な厚化粧でかえって気持ちが悪い女など、常識人離れした人が多かった。(乗客が1車両に数人だったから目立ったのかもしれない。)
現在、グリーン車は前よりも乗車率が増えたし、乗客もマトモな人になった。国民の経済レベルが上がったことを実感する。
※今日、気にとまった短歌
どうしても覚悟ができぬ婦人科の診察台を拒絶する脚 (札幌市)星ゆう子