(兵庫の病院の健康ひろばより引用。)
一昨日の日本列島は異常に暑く、熱中症で死者が2人出たと報道された。一人は北海道で、83歳の女性が路上で亡くなっていた。もう一人は埼玉県の94歳の女性で部屋で亡くなっているところを発見された。(昨日も4名の「熱中症死」がニュースで言われた。)
死亡診断書死体検案書はだれが書いたのだろうか?たぶん、ちゃんとした病理解剖や司法解剖を行っていないだろう。ならば、なぜ熱中症と分かったのだろうか?
80歳90歳の人の急死はありふれたことで、ポックリ逝けてよかったねという人もいるくらいだ。ふつうは心筋梗塞や脳卒中が多い。冬だったら熱中症とは診断されなかっただろう。
その日が猛暑だったという理由だけで熱中症として片づけられたようだが、暑い日でも心筋梗塞や脳卒中は起こるのである。
何が言いたいかというと、ほんとうかどうか分からない「死因」を大々的に発表して、国民の不安をあおるな!ということだ。
※今日、気にとまった短歌
はなやかな開店の記憶まだ残るラーメン店の忽と消えたり (鹿児島市)柿本順子