(ユーロマーク。手短かニュースより引用。)
有機体の振る舞いは複雑で、いろんな切り口で語ることができる。むしろ、有機体を一言で説明している説があったら眉にツバを付けたほうがよい。
ドイツが、盗っ人に追い銭のように、なぜギリシャの債務を大目に見たか?ドイツ国民には、自分たちの汗の結晶で(ギリシャのような)ナマケモノを救う必要はないという声が多いらしい。
一方過去において、ドイツがギリシャを身ぐるみ搾取したという認識がギリシャにはあるらしい。
ドイツ人は自分たちの汗の結晶と言っているが、ドイツは現在たまたま輸出で儲かっているに過ぎないという話もある。さらに、ドイツがマルクではなくユーロを使っているからこそ労せずに儲かっているという人もいる。その心は、ドイツがいまだにマルクを使用していたら、ものすごいマルク高になって儲けは相殺されるはずなのに、ユーロだから諸資本がピンポイントでドイツ経済に介入できない!というのだ。
有機体というものは、ほんとにどんな角度からでも眺められるものですなぁ。
※今日、気にとまった短歌
あこがれの人が社長と言う定時制高校生の投書読む朝 (静岡市)菅沼美代子