院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

株を買おうと思ったころ

2015-07-10 06:13:02 | 経済

(1980年台の立会場。(株)東証のHPより引用。)

 30代後半のころ、同僚の行政マンが株に詳しいので、株を買おうと思った。「指し値」とか「成り行き買い」とか基礎的なことを教わった。

 いざ株を買おうと思ったら、ブラックマンデー(1987/10/19)に襲われ、新聞の株式欄は▼印一色になった。行政マンの同僚は「今は手を出さないほうがよい」とアドバイスしてくれた。

 あれ以来、株を買ったことがない。株売買の儲けは株で損をした人のお金が回ってきただけの賭博だと分かって(2014-10-06)から、株には手を出していない。何種類もの株を買ってリスクを分散するのは、要するに平均株価の値上がりを期待するもので、株式投資の面白味がなくなるという。

 そりゃそうだろう。賭博でなくなれば面白くないのは当然だ。個人の株取引を投資だというが、なに賭博の掛け金に過ぎない。あらゆる賭博を避けつづけてきて、私は定年の年ごろになった。


※今日、気にとまった短歌

  御足労お掛けしました警官に謝辞を言われて父を迎える (千葉県松戸市)をがはまなぶ