前回のブログでプリコンの28MHz用水晶が壊れているみたいと書いたが、今日、これの代わりとして可変周波数オシレータ(LTC1799モジュール)を使って改造してみた。
この写真は娘が買ったばかりの最新型Canon IXY DIGTAL10で撮って見ました。愛用のEOS Kiss DIGTALより写りが良いかも。
ユニバーサル基板に整流・平滑回路(ヒーター電圧AC6.3Vを利用)、3端子レギュレーター、発振モジュール、周波数調整用多回転半固定ボリューム3個を載せ、水晶の切り替えスイッチ部を利用し、このボリュームを切り替えるようにした。まず発振を確認、ボリュームを廻し周波数カウンタを使って周波数調整する。モジュールの出力には2SC1815のバッファをかませ、コレクタに既存の同調回路を接続し調整、この際、どういう訳か21MHzと28MHz帯の同調が合わせられないので、同調コンデンサを変更し、調整した。コンバータ回路だが、これは6BL8という3極+5極管を使用しており、3極部で発振を行い、この出力を5極部の第1グリッドに信号と共に入力するようになっている。しかし、この結合コンデンサが付いていない。隣のピン同士なのでストレーCで結合しているのだろうか、そう思って、ビニール線を2本よじって可変コンデンサ代わりとする。これで受信出来るか、先日製作した灰皿発振器から信号を入力する。それらしく受信出来たが信号が弱い。30PFのセラミックトリマが手持ちにあったので。これに変更し、最適値を見つけ出す。基板は同調コイルのあるスペースにはめ込み接着剤で固定。無事完了!