今日、娘が近所の人から修理を頼まれたと、マッサージ枕を持ってきた。 分解すると電池、マイクロスイッチとも正常。構造は普通のDCブラシモーターのシャフトに円形の錘を軸を偏心させて取り付けされており、回転させることにより、全体が揺すられるというものです。このモーターが不良のようである。分解したら、ブラシに使用しているねじりばねが外れてきて、一部焼損していた。そこで、ラジコンのジャンク品に使っていた同一径のモーターを使うことに。錘はシャフトに圧入されているので、ピニオン抜きで外し、付け替える。これがハンマーだとシャフトが変形してしまう。万力がいいのだが、無いので、注意深く圧入する。これで無事修理完了!
先日のおもちゃ病院で依頼された、小型カセットレコーダ(ウオークマンかな?)の修理に取り掛かった。早送り、早戻しが出来ないというもの。分解していったら、なにやら、ばねが外れてある。どこに付いていたかも判らないので、取り敢えず付いていたと思われるフックに付ける。これでも、症状は治らない。あるギアの円周を上から押すと動作するので、一番効果のある位置を探し出して、上から押さえる様、りん青銅を加工し、さらに、これを上に乗っているスピーカーで押さえることにした。このギアは中心に圧縮スプリングを入れ、カバーで押さえ付ける様になっているが、多分ギアのセンター穴が磨耗してガタが生じ円周部分では押さえ付けられなくなって今回の症状になったのかも、今回の修理方法も、ある意味正解かも知れない。組み立てし直して動作確認、無事動作!(耐久性に心配はあるが?)