トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

改良型可変電圧DCアダプタ製作

2007-05-19 22:35:28 | おもちゃ病院

Img_0040_2 Img_0042_2 先日電池代わりのDCアダプタを製作したが、シリーズレギュレータ方式のため、消費電流が多いと放熱フィンが触れない位熱くなる、そこで、手持ちのスイッチングレギュレータIC(秋月のHPH12002M、300円)を使用。外付け抵抗の場合5~12V可変/2A出力なので、入力電源には、先日のブログで書いたフィルムスキャナ用DC24V出力ACアダプタが余ったので、これを活用。このICだけだと5V以下が出せないので、5V以下は可変型3端子レギュレータLM317T(秋月で100円/4個、フルモールドのNJM317F/LM317P 100円/2個もある)を間に入れる事に。切り替えにはロータリースイッチ2回路6接点(秋月150円)を使用し、3,5,6,9,12Vになるよう抵抗値を計算し取り付け、先日残っていたネジカンに実装して完成と行きたかったが、スイッチ切り替え時の瞬断で抵抗が一瞬オープンになり、12Vの電圧が発生し、接続機器を破壊する恐れがあるので、防止策をいろいろ試してみた。HPH12002Mの出力電圧可変端子と出力電圧間に0.1μFのセラコンを入れたら瞬間的に0Vになり、これで接続機器を破壊することは無くなるので改造、問題解決!・・・完全とは行かないので、切替の抵抗を現在、出力-電圧可変端子間に入れているが、電圧可変端子-0V間に入れるといいかも知れない。

2008/4/1切替抵抗を電圧可変端子-0V間に入れる回路図を作成しました。

「DC-STB-PWR2.pdf」をダウンロード

12V1.5Aのシール鉛蓄電池があるので、これにケーブルを製作。AC電源の無いところでも使用出来る様にした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンセサイザー修理

2007-05-19 21:50:35 | オーディオ

Img_0036_2 Img_0037 Img_0038 先日、大先輩からシンセサイザー(ローランド製G-800)の音が出ないというメールがあり、本日、診察に伺った。たしかにヘッドフォンジャックに接続したイヤホンでは聞こえる。スピーカーは本体には無く、裏側のL/R別ヘッドフォンジャック(大)にプラグを差込み、反対側をアンプ内蔵スピーカーユニットに接続している。このジャックにイヤホンを接続すると聞こえるので、コードを確認する、抵抗が30Ω位あるので抵抗入りコードか?コードはフルモールドなのでカッターで切り裂く、そうすると本体に差し込むプラグの中に抵抗らしきものが、抵抗を削除してコードを接続したらスピーカーから音が出た。でも、このコードで元々使えてたというので本当の原因は判らずじまい。本体及びスピーカーのボリュームを共に最大にしても、ちょうど良いくらいの音量なので、アンプが何かしらゲイン不足になったかの知れないが、分解が大変な様なのでこれで使用してもらうことに。

5/20 手持ち抵抗入りコードの各部抵抗値をテスターで計り、現象を再検証した結果、原因が掴めたので下記エクセルファイルの如く報告します。コードの入出力の使い方が反対だとロスになるというのが見てお判りと思います。想像として、以前はマイクアンプ(入力レベルが低い)を使っていたのかもしれない・・・JVCのカタログを見ると、マイク入力端子に接続する場合、抵抗入りコードを使う様に指示されている。

「R-CORD.xls」をダウンロード

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定期的にチェックディスクを実行しよう

2007-05-19 08:51:26 | パソコン

この頃、居間で使用しているパソコンでWindows-XPが起動するとき毎回エラーチェックのブルー画面が表示されるようになり、起動にすごく時間がかかってしまう。そこで「チェックディスク」を実行することにした。方法は”続きを読む”参照。実施によりエラーチェックのブルー画面が表示されない様になった。皆さんもシステムが起動しないという最悪の事態を避ける為にも、定期的(1回/月程度)に実施されることをお勧めします。この際オプションのチェックONを忘れずに!

方法

マイコンピュータでローカルディスクを選び右クリックする

メニューの中でプロパティをクリック

表示されたダイアログのツールタブを選択

エラーチェックの部分で「チェックする」のボタンを押す

チェックディスクのオプションが最初はONになっていないので、「□ファイルシステムエラーを自動的に修復する」と「□不良セクタをスキャンし、回復する」のチェックボックスをON(レ点)にし、「開始」ボタンを押す

システムファイルが入っているドライブであれば再起動を求められるので、再起動する

再起動でブルー画面のチェックが始まる。結構時間がかかるので気長に待ってください

システムファイルの無いドライブではWindows上でチェックが始まる

以上でチェックが完了する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする