右足付け根部折れ、およびスペシウム光線?出ず、修理開始。足折れは依頼されたとき接着されており、これを剥がして、先日のおもちゃ病院で江崎ドクターが本体とジョイントに穴あけし、シャフトで接続してくれたが、剥がした分だけプラスチックが削られて、はめ込んでも外れてしまうので、プラリペアで肉付けして加工した。組み込みもバネが2種類入っているので一苦労した。シャフトも足を動かすと回ってしまうので、耐衝撃性の瞬間接着剤を購入して接着、更に接続部のプラスチックを2液性強力エポキシ接着剤(ボンド・クイック30)で補強してOKとなった。
スペシウム光線は右手内部(写真では紫着色透明プラスチック部分) に放電管があり、これを内部にある昇圧回路(発信周波数は12kHzだった)で単5×2本3Vを300Vにして、胸のスイッチを更に押したときに放電される。DC300Vが電解コンにしばらく残っており、何度も感電してしまった。断線のため、半田付け直したが、外側の配線間で放電してしまうので、ホットボンドで接続部を覆ったらOKとなった。随分とこったおもちゃである。オークションにも出ているくらいなので、マニア向けなのだろう。(バンダイ・円谷プロ1983年とある)