トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

メモリウォークマン修理

2008-05-01 18:18:24 | おもちゃ病院

Img_4415_r Img_4416_r   知名度が上がって?また、センターの方から、修理を依頼される。

SONYのメモリーウォークマンNW-S706Fというもので、水に落としてしまい、それ以来、ガリガリ音がするという症状で、確認してみるとイヤホンジャック部分を動かすと再現する。これは簡単に直りそうかなと持ち帰って、ジャック部分に接点復活スプレーや接点グリスを塗布したが効果無し。分解することにしたが、この様な携帯AV機器は、開ける場所を見付けるのが一苦労である。でも、今までのおもちゃ修理や、先日のDS-Liteの分解でコツが判ってきた。こうゆうのは無理矢理開こうとすると、隠しねじがあるので、壊してしまう。やはりHOLDボタンを外したところにねじがあった。外すと更に内カバーが有り、これを外すが、ジャック部分までは外せそうに無いので内側よりスプレーして見た。そしたらガリガリはしなくなったが、ジャックを強く押し込むと音が大きくなる。これが本来の大きさなのか判らないので、手持ちのヘッドホンを接続してみたら、押し込まない状態が正常の様だ。その他の部分も水によると思われる腐食は見られなかった。

Img_4417_rImg_4418_rこのイヤホンのプラグが特殊で5P有る。(一般品は3Pで、音声部分の3Pは共通の様だ)最近のAV機器に詳しい息子に聞いて見たが判らないとのこと。ネットでイヤホンの仕様(MDR-NC022)を検索したら、ノイズキャンセラ付きの物らしい。イヤホンの背面に小さなマイクがあり、これと位相反転させて、外部騒音をキャンセルしている様だ。この回路がイヤホンコード中間にあるケースに隠されているとネットに有った。

ということで、直った様なので、届けて様子を見てもらうことにする。

修理をしていると、いろんな機器の内部を見ることが出来て面白い。

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ダイナミックマイクのレベル確認

2008-05-01 07:08:50 | アマチュア無線

Img_4410_r Img_4412_r オークションで入手したダイナミックマイク(SONY F-V320)が届いたので、FT-101でのレベル確認を行った。

まずは、直接接続して見たが、マイクゲインを最大にしても、殆ど出力が出ない。

マイクとトランシーバーのインピーダンス規格をそれぞれ見ると、マイクは600Ω、トランシーバーは50kΩのマイクを推奨している。レベル差は、この違いだろうと、手持ちのトランジスタ用小型トランスST-12(100kΩ:1kΩ)で変換してやると、出力がちゃんと振れた。

Img_4414_r 正式に、ユニバーサル基板に組んでみました。

実際、7MHzで運用してみたらJA8(北海道)と交信出来ました。

まだ、レベルが低いので、OP-AMPによるマイクアンプを作ってみたいと思います。うまく行けばソフトウェアラジオにも使って効果があるかも知れません。

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