全然鳴らない(スイッチも入らない)ということで分解してみたら、赤い線が外れていた。どこに接続されていたのか判らないので、それらしいところを探して(メロディーIC基板の裏側)触ったら正常にメロディーが出た。しかし、キーボードも接触があまり良く無い(強く押さないと鳴らないキーがある)ので、外して、接点部に接点グリスを塗布したが、あまり改善されず、導電ゴム部分にコンダクティブペンを塗った。それでも、特定のキーが鳴らない。
最後に気づいたのだが、ケーブルの他にIC基板半田付けが原因だった。したがって導電ゴムは問題無く、かえってコンダクティブペンを使ったおかげで、塗布が剥がれて、押さない状態でもオンになってしまったりした。コンダクティブペンは絶対使用禁止である。
良く見るとジャンパーリード線の根元が切れていた。何回か取り外ししているうちに、ストレスがかかり折れたのだろう。以前の会社でも製品に使用した覚えがあるが、確かに種類によっては弱いのもある。普通のおもちゃではホットボンドで補強されているのが多いが。これは、再発防止のため、手元に丁度同じ芯数(12芯)のフラットケーブルが有ったのでこれを加工して半田付け後ホットボンドで周囲を補強した。半田外しには電動式半田吸取器が活躍。
これでも音がおかしい(一部キーが二重和音になったり、違う音階の音になる)。この様な場合には垂直に半田付けしているIC基板の半田付けを疑って下さい(これが判るのに相当な時間を費やしてしまった)。半田補強すると正常になった。
本体が発泡スチロール製の接着で分解による修理は不可能そうなので、その辺は事前に了解してもらった。結果的に修理といっても、電池が無いだけで、特に悪いところは無かった。
送信機は40MHzで、チェッカーでは電波が検出出来た。本体(ドラエモンの機体)は電池ボックス(単2×8本)のケーブルを背面ジャックに差し込んで充電するようになっており、電池が無かったので、プラグの+-を確認して、通常の12V用ACアダプタと同じだったので、これで充電(約4分で充電完了になっている)。スイッチをオン。このスイッチも最初判らず、説明書を見たら、充電部の丸く凹んだ部分を廻す(廻すと充電ジャックが隠れる)ことで入る様である。
送信ボタンを押すと勢い良く廻り出した。飛ぶだけ有って、かなり強力である。上昇ボタンを押すと更に回転数が上がる。実際のフライトは壊すといけないので、本人に確認してもらうことにする。電池ボックスも電池の電極にアダプタからの電圧を加えてテスターで見てみたが、ちゃんとトリクル充電されているようで、問題無いみたいです。
全然動かないということなので、まずは送信機から。006P乾電池を入れたら、電源が入り、電波チェッカーでも電波が出ていることを確認。ただレバーの動きが悪いので、可動部にはシリコンスプレー、接点部には接点グリスを塗布した。
自動車側だが、送信しても反応が無いので分解する。後部モーターへの配線が両方とも断線だった。多分、タイヤに絡まって切れたと思われる。繋いだら正常に動作する様になった。この配線が切れると全てが動かなくなるという初めての経験をしました。走行のほかに運転席内の目玉が動いたり、サイドにLEDが流れたり、効果音が出たりでかなり複雑である。
再度、タイヤに絡まない様に、タイラップと固定台を付けて、配線が動かない様にした。
現在、昔のコールサイン(JA7FJP)を再開するために、秋田県の実家を常置場所にして、茨城県を移動場所(実際は現時点の常置場所だが)にして運用を始めている。
このとき、ポータブルといったりストロークといったり2種類の言い方が有る様で、私の様な場合どちらが適切なのかネットで調べて見たら、どちらも同じ意味の様なので、今まで通りポータブル1(ワン)でコールすることにした。以下、解説がありましたのでご参考に。
移動運用の時は、たとえ一歩でも自宅の玄関を出ると、常置場所以外での運用ですので、すべて/(ポータブル)が付きます。
この/(ポータブル)ですが、いろいろな言い方があるようです。
①ポータブル、②ストローク、③スラント、④バイが、使用されています。
しかし、この中の④バイだけは、○分の△という分数を表す記号で、同じ斜線を引いた記号を使い見た目は同じですが、意味は全く違いますので、④バイの使用はやめましょう。
エレキジャック3号の「LED花火」も、残るは、ようやく最後の一人となったが、日によって動作したりしなかったりする不思議な現象なので、回路を組みなおして再現試験を行った。ちなみに私の製作したものは問題無く動作している。
記事ではLED数が少ないのでHCMOSで直接LEDを点灯させているが、サークル課題のはLED数が1回路最大8個くらい使うので、パワーMOS-FETによるドライブ回路を追加している(信号をゲートに直接接続し、ドレインにLED接続)。ドライブ入力(オリジナル)では問題無く点灯している。回路は全部で8回路有り、1回路では動作するのだが、もう1回路追加すると、ほかの8回路全ての出力が止まってしまう。
抵抗をいろんなところに入れてみたが、信号-ゲート間に10kΩをシリーズに入れたら問題無く動作した。FETは入力電流が殆ど流れないので、負荷に影響が無いだろうと抵抗を入れなかったのが問題だった様だ。やはり、CMOSロジックにトランジスタのドライブを接続する場合にはシリーズ抵抗が必要の様だ。
プロから見れば、そんなの常識かも知れないが。