3/5の日テレ「嵐にしやがれ」で兄貴ゲストに俳優の柳葉敏郎さんが来てくれた。
私と同じ秋田県出身で、現在は秋田に住み、ここから通っているという、秋田県人としては誇りに思う人物である。
番組では、秋田のいろんなことを地元出身ならでわの方言を交えてPRしてくれた。
詳しい内容は番組のバックナンバーで見られる。
「ばばへら」も実際のおばあちゃんが実演してくれて懐かしく見させてもらった。
季節限定で、夏に国道とか観光地の近くを走っているとビーチパラソルが有って、その中に昔懐かしいアイスクリームの容器を置いてあり、おばあちゃんが声を掛けてくる。
番組でも披露していたが、アイスのへらを器用に使い、バラの形に作り上げたりしてくれる。
へらを持っているばあちゃんなので「ばばへら」と言うのだ。
たまに若い娘(ギャルヘラと言うらしい)がいるらしいが、まだ遭遇したことは無い。
裏話だが、おばあちゃんなので交通手段が無い。なので契約した業者のマイクロバスで朝の開始に各ポイントに置いて、夕方になると迎えに来て乗って帰るというシステムに今はなっている様だ。
方言についてだが、秋田弁はよく「け」を使う。
こっちゃけ=こっちに来なさい
これけ=これ食べなさい
背中け=背中がかゆい
と、おなじけでも、いろんな意味を持つ。
一説によると、秋田地方は冬寒いので、口が動かず言葉の数が少なくなったのだと。
今では、こうやって方言も番組の笑い話となるのだが、昔は標準語を使わないと馬鹿にされたもので、集団就職で上京したときは、なるべく標準語を使う様にしていたのだが、身についていないものだから、結局、話が出来なくて暗い人間と思われていた。
今の若者は、標準語を話すのもうまくなっていると思うし、方言に誇りを持っているのだろうから多分そんなことは無いと思うが。
帰省したときや、同窓会などで同じ秋田県人の方にお会いしたときは、やっぱり方言はいいなあと思います。
今の茨城在住期間のほうが秋田在住より2倍以上なので、方言でどんなのがあると聞かれても直ぐに思い浮かばないが、この場に遭遇すると記憶が呼び戻されて方言が出て来る。
今は方言を持っていることを誇りに思っている。