トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

UNIC RC-31ラジコン・信号動作確認方法を試す

2013-06-06 19:15:58 | おもちゃ病院

 続いて、今度はRC-31「」タイプの周波数変更依頼が有った。
到着して内部の水晶を確認すると
送信周波数:295.9750MHz ID:CD750
受信周波数:296.5125MHz ID:CW371
(受信の実際の水晶発振周波数は中間周波数10.7MHzが+または-となる)
送信機をモニターすると、その周波数で変調音が聞こえ、受信機も先日のブログで紹介した方法で確認すると合っており、受信も-90dBmまで受信LEDが点灯、-91~-118dBm間は点滅で受信も出来ている様だ。
上記の様に送受信周波数が異なっており、発注実績も無いため、三田電波㈱に発注することにした。
Img_5060_rImg_5064_rImg_5065_rImg_5067_r_2本来であれば、水晶が完成して取り付けて見ないことには、正式な動作確認は出来なかったが、前から考えていた方法で出来ないものか、この送受信機を使って実験することにした。
方法というのは、信号発生器の出力周波数を受信機の周波数に合わせ、これの外部変調入力に送信機の操作シリアル信号を接続しFM変調波(送信機代わり)を発生させるというものだ。
変調度は上げ過ぎても動作しない。6%程度が良さそうだ。
最初は、どうやっても受信を示すLEDは点灯するものの、操作に対応したLEDが点灯しない。
Img_5071_rImg_5072_rImg_5074_r冷静に考えたら、送信機のIDを受信機のに合わせるのを忘れていた。
RC-30のダイオード半田付け設定と違い、RC-31「」はDIPスイッチタイプなので簡単に設定し直しが出来る。
Img_5070_rImg_5069_rれを合わせたら見事、操作に合ったLEDが点灯した。
レバーの操作により2色(赤/緑)LEDが変化したりする。
これにより、今後RC-30及びRC-31に関しては水晶無しでも事前に信号回路の、動作確認が可能となる。

コメント
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