前回の「あじさい祭り臨時おもちゃ病院」の修理も全て完了(修理不能も含む)したので、持参。
前回の余波で沢山の依頼があるのではと不安(と言うのは、ドクターの都合で午前中は私だけで対応)だったが、予想通り、終わってみると13件の依頼が有った。午後は深谷ドクターが加わってくれたので助かったが。
4件だけ修理完了となった。
【ライトセーバー】
中には東京都足立区から、私のブログを見て、車で「マスターレプリカ社ライトセーバー」の修理に来られた一家があった。
おもちゃとは言えないので、お断りも出来るのだが、遠くから来てくれた手前、断る訳にもいかず、その場で修理することになった。
接着だったり、隠しねじだったりで非常に分解しにくい代物で、キズは了解の上で分解を進める。
「ライトが暗くなった感じがするのと、音が出なくなった」という症状で、基板のところまでは行きついたが、ライト部分は分解困難の為、現状通りで了解してもらう。音が出ないのはスピーカーの断線で、27mmの薄型スピーカーが使われており、一般的なおもちゃ用では高さが収まりきれないので、つばの部分をギリギリまで切り落として収めた。小さい薄型スピーカーは手持ちで有ったのだが、ライトセーバー独特の低音サウンドが全然出ないので、このスピーカーの採用となった。
【番外・孫のおもちゃ】
前日に孫のおもちゃ修理を依頼(スイッチを押しても、音が出ない時や強く押さないと出ない時があるという症状)されて、やっていたら、なんと抵抗のリードがランドパターンに半田付けされていなかったのが原因だった。中国製(殆どがそうだが)おもちゃでは、有り得る不良だが。
もう1個の時計知育おもちゃは、指針の軸折れで、ねじで苦労して接続し完璧だろうと持ち帰ったら、瞬殺されて、また同じになってしまった。簡単に壊せない様に工夫しなければならない。
その他の入院おもちゃは、修理完了時点で報告としたい。