RCS-250の修理依頼は多く、部品取り用にとジャンク品をヤフオクで入手してある。
今回、RCS-MM2の周波数変更(これはモジュールでは無く、水晶単体を交換)依頼が有り、モジュールとして周波数変更出来ないものかと分解してみた。
シールドケースとは、密閉では無く、3か所半田付けされているだけなので、外すのは割合と簡単。
周波数はA周波でCH1:62.8MHz、CH2:63.1MHzとなっている。
内部に使われている水晶は62.828/63.128MHzと、表示とは0.028MHz高いのを使用している。FM変調用のVCXO回路となっている関係と思われる。
実際、RCS-MM2で使われていた水晶も同じだった。
その後、シールドケースを調べると、シールの下に調整穴が有ったので、シールド後でも調整可能である。
【Cont端子電圧と発振周波数】
3.3V 62.800MHz
2.5V 62.778MHz
2.0V 62.765MHz
1.5V 62.744MHz
1.0V 62.720MHz
0.5V 62.674MHz
0.4V 62.659MHz
0.3V 62.645MHz
0.2V 62.624MHz
0.1V 62.599MHz
0.0V 62.573MHz
先日紹介したRC-30の修理だが、1台は電池ボックスが無いもので、動作確認は所有している確認用送信機のものを使用したが、今後のために自作を考えてみた。
以前、市販の単三×4本用を削って対応したことがあったが、これでは強度的に弱くなるので、別な方法にする。
単四を使うことで、一回り小さく出来るので、正規品に合わせやすい。消費電流的には、少ないので問題無いと思われる。
秋月の単四×1本・リード線タイプを4個使用する。
プラ板を電池ボックスの幅に切断して2個づつ両面に接着する。
本体との接点には006P用スナップコードを使用し、電池ボックスに接着する。
各リードを半田接続する。
これでは、幅が狭くて、本体とのガタが大きいので両側に1.5mm厚のプラ板を接着する。
誤挿入防止用の突起もプラ板を切って接着する。
完成したところで、接着部分をクイックボンド30分タイプで補強する。