aitendoで販売されている「手持ち拡大鏡(5倍) [CY-001] 」が安価だったので購入したが、スイッチのON/OFF不良が多く、交換してもらったが、それでも、あまり良く無い。
分解したついでに、LEDの明るさを確認してみると、やはり単四2本では電圧が不足するので、昇圧式コンバータを組み込むことにした。(電池1本で動作)
PFMステップアップDC/DCコンバータ [HT7733] を使用することにし、電池スペースに入る大きさのユニバーサル基板に外付け部品を含め実装する。
aitendoより購入した「USB電源チェッカー [CKR-3570] 」が安価で、また便利に使用しているが、電流と電圧が交互に表示出来ることから、他の用途(実験用可変電源装置)に改造して使えないか、回路図に落として検討してみた。
面白いことに、同時に購入したのに2種類のタイプが有った。
(7segと基板の間に部品のあるタイプはちょっと改造しにくいかも知れない)
電流は0V側に0.05Ωをシリーズに入れており、ICの2番ピンに入っている。
電圧は2kΩと1kΩで分圧(1/3)して、ICの1番ピンに入っている。
ICの電源は6番ピンがoV、12番ピンがVCCの様だ。
VCCはTL431で入力電圧から120Ωで印加されるので約2.5Vに安定化されている。
120Ωと電源入力を切り離し、これに5Vを印加、入力電圧を可変して表示を見る。
下表の様な結果となった。(個体差も、少しある様だが、調整個所は無い)
入力が1/3分圧なので、この値がLM431の基準電圧以上は測定出来ない様だ。なので7.5V以上は変化しない。
これ以上の電圧を測定したい場合には、分圧比を1/30にすれば1/10の値に表示(誤差は大きいかも知れないが)出来るかと思う。