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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

プレス安全装置の修理

2007-05-10 19:00:31 | 設備修理

先日、会社の200tプレスに付いている光電式安全装置が作動しない(安全装置がかかりっぱなし)というので、分解してみた。構造は発光部と受光部がセットで12組1直線になっており、発光部からの光を反対側の反射板で反射させ受光部で検出しており、どこか1つでもさえぎると安全装置がかかってプレスがストップするというもので、電源を入れたら発光部のキャンタイプ赤色LEDが2個点灯していない。(光はカバー部分に半球状のプラスチックレンズで集光している)市販では、あまり見たことの無い代物なので、メーカーに確認したら、部品としても持ってはいるが光軸調整が必要なので、メーカーでしか対応しないとのこと。本日、メーカーが予備品のユニットを持って交換したが、確かに、本体と反射板との位置合わせがクリチカルである。無事調整完了で正常動作した。最初、おもちゃのように赤外線リモコンの原理かと、赤外線センサーを持ってきたが動作しなかった。

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ノートブック用メモリ相性エラーは表示色?

2007-05-06 07:34:00 | パソコン

先日のブログに載せた、ヒンジ修理のノートパソコンだがセレロンの400MHz-Windows2000で動作させているので、現状のメモリ64+128MBでは、ちょっと遅く感じたので、オークションでPC133-256MBを安く購入。ノート用メモリは一般に言われている様にパソコンの機種との相性があるとのことだが、だめもとで交換すると、やはり時々フリーズして画面の色が変わる、ブルー画面になるなどの現象が出た。メモリの組み合わせを試して見たがあまり変わらない。画面色が変わるので、画面の色(16ビット)を32ビットに変更してやったら、現象は発生しなくなった。ちょっと関連が考えにくいが、256+128MBの組み合わせで1週間経過して問題が出ていないので、このままOKであることを願いたい。

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プリコン改造完了

2007-05-04 15:50:46 | アマチュア無線

Img_0002 Img_0003 Img_0004前回のブログでプリコンの28MHz用水晶が壊れているみたいと書いたが、今日、これの代わりとして可変周波数オシレータ(LTC1799モジュール)を使って改造してみた。
この写真は娘が買ったばかりの最新型Canon IXY DIGTAL10で撮って見ました。愛用のEOS Kiss DIGTALより写りが良いかも。

ユニバーサル基板に整流・平滑回路(ヒーター電圧AC6.3Vを利用)、3端子レギュレーター、発振モジュール、周波数調整用多回転半固定ボリューム3個を載せ、水晶の切り替えスイッチ部を利用し、このボリュームを切り替えるようにした。まず発振を確認、ボリュームを廻し周波数カウンタを使って周波数調整する。モジュールの出力には2SC1815のバッファをかませ、コレクタに既存の同調回路を接続し調整、この際、どういう訳か21MHzと28MHz帯の同調が合わせられないので、同調コンデンサを変更し、調整した。コンバータ回路だが、これは6BL8という3極+5極管を使用しており、3極部で発振を行い、この出力を5極部の第1グリッドに信号と共に入力するようになっている。しかし、この結合コンデンサが付いていない。隣のピン同士なのでストレーCで結合しているのだろうか、そう思って、ビニール線を2本よじって可変コンデンサ代わりとする。これで受信出来るか、先日製作した灰皿発振器から信号を入力する。それらしく受信出来たが信号が弱い。30PFのセラミックトリマが手持ちにあったので。これに変更し、最適値を見つけ出す。基板は同調コイルのあるスペースにはめ込み接着剤で固定。無事完了!

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ラジコンの電波について

2007-05-04 08:16:45 | おもちゃ病院

Kc280042_1 Kc280043_1 ラジコンの修理を預かるが、受信機が正しく動作するか確認するのに、送信機がどのように電波を出しているのか気になって、駄目もとでメーカーに問い合わせてみたが、やはり企業秘密で教えられないとのこと。公的な規格もネット上で探したが見つからなかった。そこで手元にある送信機の出力をオシロスコープで確認したら、搬送波ON/OFFのパルス幅を変化させて制御させているようで、各ラジコンで多分異なるので受信機チェッカーは諦めた。昔のラジコンはアナログ変調が多かったのだが、今はデジタルの方がプログラムだけで回路構成出来、安価に出来るからだろう。

たまさんからコメントがありましたので、報告します。オシロでの測定はプローブを直接アンテナに接続し行っています。20ms周期で繰り返し送っており、個々の波形は0.8ms間隔でこの幅が2種類(短/長)あり、ラジコンを操作することによりある部分が長短切り替わります。従ってこの波形をPIC等でプログラミングすれば、受信機のチェッカーが出来そうです。写真の波形を見ていただければ想像つくと思います。オシロはアナログ100MHzのものです。(元値は高そうですが廃却品を3000円で入手しました)

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私はクレーマー?

2007-05-04 07:56:36 | うんちく・小ネタ

先日、ある製薬会社から、交換用の品物が宅急便で届けられ、不良品を持っていってもらった。これを見ていた、かみさんからクレーマー(しょっちゅうクレームをつけている人)だねと言われてしまいました。確かに、平均すると2ヶ月に1回位ネットのメーカーお客様相談室にクレームをつけているだろうか。薬品といっても容器の不良が多く、この前は電子ポットが加熱してプラスチックがこげて溶けた故障があり、メーカーからは製造上の固有な組み立てミスであることがレポート3枚で報告書が来ました。外れくじをひきやすいのかなとも思うのですが、設計をやっていて、顧客のクレームから、被害が広がらなくて済んだ経験があるので、クレームはどんどん連絡すべきだと私は考えている。おもちゃの修理でも、絶対、メーカーの設計・製造不良と判断出来るものは報告するようにしているが、ほとんどが中国製で対応は難しい様である。
しかし、利益目的や中傷では絶対しないことにしている。

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センターの大判プリンタエラー解消

2007-05-03 17:41:11 | パソコン

本日、県西生涯学習センターに修理した、おもちゃを届けに行ったところ、看板など大判(A1)を印刷する、シルバー精工製感熱プリンターELS3000のコネクタがケースから外れている(実際はプリンタ本体と制御部に分かれており制御部の方)というので、早速分解して、ケースの取り付け部曲がりを修正し、取り付けした。しかし、極端に薄い鉄板を使っており、これでは力を入れたら、また外れてしまう。私に言わせると欠陥品である。治してもプリンターエラーになるので、プリンタやアプリの設定を変えたり色々トライしたが駄目である。そこで、今までは使えていたという別のパソコンに接続したら、ちゃんと印刷出来た。ということで、プリンタドライバを入れ替えてみたらOKになった。更に共有化にして、他のパソコンからも印刷出来る様にして、喜ばれた。世間は大型連休の真っ只中なのに、職員の方々、お仕事ご苦労様です。

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電話でトラブルシュート

2007-05-02 19:37:08 | 家電修理

車で1時間ほどの所に住んでいる娘から電話で、家のブレーカーが落ちてしまうとのこと。ブレーカーはメインと分岐が3個+漏電ブレーカーとのこと。まずメイン以外のブレーカーを全て落として、メインが入るか確認してもらうと、入るとのこと。次に分岐のブレーカーを1個づつ入れてもらうことに。そうするとキッチン部分のブレーカーを入れるとメインが落ちることが判った。次にキッチンで使用しているコンセントに刺さっているもの(テーブルタップ)を抜いてもらったら、ブレーカーは落ちないとのこと。テーブルタップに接続されている機器を外しても、テーブルタップだけでブレーカーが落ち、原因が判った。これで、わざわざ行かないでトラブルシュート出来た。多分、プラグかコンセント内部で力がかかり、線がショートしているのだろう。この様に、消去法が有効である。

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アンパンマンわくわくクレーンゲーム原因は電池容量抜け

2007-05-02 19:21:20 | おもちゃ病院

再入院となったアンパンマンわくわくクレーンゲームだが、いくら調整(ギアおよびチェーンの巻き取り長さ)しても、その都度動作が異なり、うまく行かない。6時間もからかったろうか、諦めかけて電池の交換(単2×3本)をしたら正常動作した。豆電球で調べたらやはり消耗していたが、モーターの動きがちょっと遅い位で考えつかなかった。おもちゃドクターの鉄則を忘れて、無駄な時間をかけてしまった。このゲームは電池の容量が減って来ると動作がおかしくなるのが判った。また、ギアの位置やチェーンの巻き取り長さには関係無く、自動的に戻るみたいです。

あと、吊り上げるボールの中に、何も入っていないと、半球が透明なので、落ちた角度によっては、センサーが光学式の為、光が通過してボールが落ちたことを感知せず、ヤッター!のアナウンスがされず、クレーンが落とし穴まで下がってしまうので、故障だと思わない様に。・・・これに気が付くまで時間がかかりましたが。

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センターのゲームおもちゃ修理依頼

2007-05-02 17:29:00 | おもちゃ病院

Kc280032 Kc280035 おもちゃ病院でお世話になっている県西生涯学習センターに用事で伺ったとき、壊れているゲームおもちゃが2台あるとのこと。早速見せてもらうと何とか直りそうなので引き取って来た。
エポック社の「ぶっかけっこゲーム」(1994年製)といってバケツを振り回し発泡プラスチックの粒を相手の口に入れ、重さで倒れるというもの。もう1台もエポック社の「フルオート野球盤PRO」(1997年製)これは、言わずと知れたゲームである。
あと別件だが、私が講師を務める「楽しい電子工作教室」の応募が締め切られ、予定の20名に対し丁度集まり決定した。まずは予定の人数が集まり一安心である。
 

Kc280031_1 Kc280033_1まず「ぶっかけっこゲーム」だが、片側のバケツが振り回すたびに停止位置が変わってしまう。分解してみると、バケツを振り回す動力を伝えるギアの歯が1枚欠けていた。これは、プラリペアしかないと判断。しかし、自分で使用するのは初めてである。調合、接合して5分間待つ。固まったところで歯の形にカッターで加工、これも慣れれば最初から歯の形に少しずつ、くっつけて行くようにすれば楽だろう。 組み合わせてみたら見事動いた。
Kc280034_1 次に「フルオート野球盤PRO」を分解、ボールの鋼球をマウンドにセットするためのクサビがスムーズに作動しないので、グリスを塗布したが変わらない。どうもレバーを引いたときクサビを動かしているレバーを引いているバネが弱そうである。そこで、今より遠い位置に木ねじ用の穴を開け、フック用の木ねじをねじ込みバネを引っ掛けてみた。見事正常に動作した。

両ゲームとも、可動部には全てセラミックグリスを念のため塗布した。

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