トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

IE8製品候補版ダウンロード開始

2009-02-14 08:18:20 | テレビ番組

Icon_ie8beta  Internet Explorer 8 製品候補版のダウンロードが開始された。

以前、Internet Explorer 7のβ版でヒドイ目にあった(OSが起動出来なくなり、クリーンインストールになってしまい、これ以来、作成したファイルはバックアップやUSBメモリに保存したりしている)。

これに懲りず、新らしもの好きの私としては、懲りずにインストールした。製品候補版だからβ版よりはマシだろう。

歌い文句は「より効率的な作業」

ほんの数回のクリック操作で、道順案内を取得したり、文章を翻訳したり、Web 上の発見を電子メールで送信したりすることができます。ということだが、まだその違いは経験していない。

7よりエラーが多くなった(フリーズするので致命的)のだが、障害報告の詳細でAdobe Flash Playerの最新(10)ダウンロードを要求され、インストールしたら、その後、発生が収まった様だ。

でも、その後もエラーが多いので、アンインストール(アプリケーションの追加と削除で)して7(セブン)に戻した。やはり、まだ問題が多そうなのでお勧めしない。

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NFBを生活・仕事でも

2009-02-13 21:47:50 | うんちく・小ネタ

話題が無くなったので、昔を思い出す。

我々年代のオーディオマニアでは、当たり前の方式、NFB(負帰還増幅回路)=negative feedbackを使っていた。

ネガティブというと、今の人には皆さんマイナスイメージが思い浮かぶでしょうけど、辞書を引くと、文字通り、単純にマイナス(-)のことである。

アンプでは歪を打ち消すのに、出力信号の位相を反転させ、入力に戻すことで、歪成分を打ち消すというものである。

でも、欠点は有り、その後、オーディオ各メーカーから、欠点をカバーする色んな回路が出てきて、興味深く見ていました。

回路(理論)がシンプルなので、真空管アンプでは未だにメジャーである(オペアンプも、これをまさに利用しているのだが)。

回路から言うとこんなことですが、生活でも実践している。

トラブルシューターとして、助平根性で色んなところに首を突っ込んでいるのだが、次に取り込む仕事を、まずネガティブフィードバックさせることでゼロスタートさせている

NFBはわたしの原点?である。

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DIPロータリースイッチでアナログ電流可変

2009-02-12 23:03:37 | デジタル・インターネット

次回の電子工作サークルで、LEDチェッカー等に使う定電流回路を製作することに決まったが、電流切替スイッチをどうしようか迷っていた。

秋月の2回路6接点または1回路12接点のロータリースイッチは何かに使おうと購入はしておいたのだが、ちょっと大きすぎるし、抵抗も、その接点分使用しなければならない。

P02276 そこでDIPロータリースイッチ(0~F:正論理リアルコード)が使えないものかと、にらめっこして見た。(秋月で2個300円)

ピンは1,2,4,8の4接点しかないので、抵抗も4本の組み合わせである。

Lm317dip_sw エクセルで抵抗の並列計算をさせて確認してみた。

「lm317dipsw.xls」をダウンロード

回路には可変電圧レギュレータLM317を使用するのでREF電圧が1.25Vである。

入力とREF端子間に抵抗を入れて、この両端電圧が1.25Vになる電流に制限される仕組みである。

10mA:125Ω、20mA:62.5Ω、40mA:31.25Ω、80mA:15.625Ωという結果が得られる。

これをDIPロータリースイッチ(リアルコード)の1,2,4,8端子に接続してシュミレーションすると

ポジション1が125Ω(10mA)、2が62.5Ω(20mA)・・・9が13.89Ω(90mA)、Fが8.33Ω(150mA)と、スイッチの表示×10と電流が比例した(デジタル屋さんに言わせれば、そんなの当たり前と笑われるかも知れないが)。10mA~150mA(10mAステップ)切替が実現出来る。

抵抗値はE24系列だとズバリが無いので、計算ソフト「ResistorE6」で、組み合わせの抵抗を導き出す。

回路は決まったので、明日以降、配線図に取り掛かることにする。

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無線LANルーター故障原因は予想通り

2009-02-11 18:27:26 | デジタル・インターネット

Img_5415 帰ってきて、早速ACアダプターの出力電圧を測定、電圧が最初5V出ていたがそのうち0Vになってしまった。

予想的中!ACアダプタの不良だった。

ルーターはDC5V入力だが、同電圧のACアダプタ手持ちが無いので、12Vを電子工作のスイッチング可変電源で5Vに落とし接続。正常に動作し、ネットワークが繋がった。

簡単に解決して良かった。空いた時間で修理することにする。

⇒分解したが(皆さんはやらない様に)スイッチング方式で発振してないので、修理は諦めた。

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無線LANルーターも祝日か?

2009-02-11 09:59:58 | デジタル・インターネット

毎朝、時間(10分位)が有れば、出勤前にパソコンの電源を入れメールだけは確認しているが、今日はパソコンが立ち上がっても、ネットワークが繋がらない。Windows-XPでも7でも同じで、設定を見ても問題無い。

無線LANルーターの電源、及びADSL-MODEMの電源(ACアダプタ入力)を抜差ししても変わらず、無線LANルーターのランプを確認するとステータスの赤色LEDが点灯しており、アクセスの緑色LEDが全CHうっすらと、点灯しているの、していないか判らない位の感じで光っている。どうやら無線LANルーターが動作していないのが原因の様だ。

先日までは、問題無く接続されていたのですが。症状からするとACアダプタの故障が考えられるが、時間が無いので、帰宅してから確認することにする。原因が、それであれば良いのだが。

今日は祝日ですけど、勤めている会社は完全土日休みの週休5日制で、週の間に祝日があっても休みにはなりません。このブログは休み時間に書いています。

でも、無線LANルーターは祝日「建国記念の日」に合わせて休み?

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シートキーの修理エスカレート

2009-02-08 22:53:00 | おもちゃ病院

Img_5413_rImg_5412_rImg_5411_rImg_5414_r

おもちゃ病院で先月入院した、「あいうえおボード」だが、1ヶ月近く悪戦苦闘している。ある程度で諦めて断っても良かったのだが、何とか直してみようと、持ち前?の助平根性が出てしまい、抜けられなくなってしまった。

第一段階:コンダクティブペンにて、パターンの上をなぞったものの、折り曲げたりするのでその上にテープを貼り付けたものの使い物にならず。

第二段階:パターン部分をΦ0.3mm錫メッキ線にて張り、接続部分にコンダクティブペンを塗布、この上からテープ(荷造り用の薄い透明テープ)を貼り付けたが、やはり接触の信頼性が良く無い。

第三段階:導電性銅箔粘着テープカプトン粘着テープをモノタロウから購入し、テープ部分はカプトンテープに貼り替え。接続部分は、基板との接触カードエッジ状のパターンを銅箔テープを1mm幅に切り、パターンの上から貼り付け、錫メッキ線とははんだ付けする。この際、熱によるシートキー材質が溶けない様銅箔部分の下のカプトンテープを貼る。シートスイッチとの接続部分は銅箔テープで接続する。

これで、本体に組み込んだが、蓋を閉めると動作しなくなる。このスイッチの性かと何度も確認したが判らない。原因は電池ボックスから基板にはんだ付けしている部分が切れかかっていたのであるが、ゴム系接着剤で固定されていたため、切断に気づかなかった。

Sheetkeyseparatorall 個別の接続はOKになったが、まだ、誤動作(押して無いキーの音声が出たりする)するので、CADで設計し、OHPシートにプリントしたセパレータをシートキー間に入れようとしている。角窓をくり抜く作業が、これまた大変である。「sheetkey-separator.pdf」をダウンロード

また、蓋閉めを検出するスイッチが接触不良になっているので、手持ちマイクロスイッチを使用することで、取り付けを思案中です。

昔、パターン設計していた頃は1mm幅の導電性テープが市販されていたので、実際、対応したことが有り、それを思い出しての再現である。

根気のいる作業であり、はたから見れば、金にならない仕事に、「バカじゃ無いの」と思われそうである。実際、修理バカだからこそ出来るのだが。

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掃除機修理ならず

2009-02-08 16:46:00 | 家電修理

Img_5409_rImg_5410_r近所の知り合いから、電気掃除機で、電気屋さんに相談したらブラシ部分の交換が必要で6000円以上かかるという。そこで修理出来無いものか相談が有り、見てみることにした。

症状は、ターボブラシ部分のブラシが、スイッチをいれた直後、数秒間は回転するが、その後回転しなくなるというもの。

早速分解して見たが、モーターの故障の様である。AC100Vを供給/整流して廻すDCブラシモーターの様だ。

この回路の間にパワーサーミスタらしきものが入っており、モーター回転後、熱くなって電流が制限され止る。仮にショートしてやると連続回転するものの、直ぐに、触れないくらい過熱する。分解して組みなおしたが駄目である。

また、床に触ったときONするマイクロスイッチも、導通が無く、交換したものの、また過電流のせいか、壊れてしまった。そうしているうちに、本体からのAC100Vも来なくなった。

ということで、これ以上の修理は無理なので、この機能は使わないで我慢するか、本体ごと新品に買い換えるしか無いということをお伝えしてお返しした。

伺ったところ、パソコンも見て欲しいとのことで、アンチウィルスソフトが入っていないので、無料のを(KING-SOFT)インストールした。

この、ブログの愛読者でもある。

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「初めてのアナログ回路の考え方」

2009-02-07 17:58:58 | 本と雑誌

Toragi02cover トランジスタ技術2009年2月号で「初めてのアナログ回路の考え方」の特集があり、当方が日頃感じている、教科書は役立たない?というイントロで始まっている。まさに、教科書の知識を実用回路に活用するノウハウが書かれている。

コマーシャルでは無いが、独学でこれから「アナログ回路を組んで見よう」という方には基本が書かれていて役立つと思う。

私のアナログ回路のバイブルは、たとえばICの場合はデータシートの参考回路である。

こんなことが出来るという回路が載っている。回路まで覚えることは無い。ああ、こんなことが出来るんだということだけを頭の隅に記憶しておけばいい。そうすれば、応用が利く。

先のブログでも書いたが、おもちゃ修理でも、IC不良が原因で、それ以上修理が出来ないケースが結構多い(デジタルが原因であれば不可能だがアナログは症状によって改善の望みはある場合がある)。保障期間内であれば、メーカーに修理依頼をお願いしているが、保障期限切れの場合には、ほとんどの場合メーカーでも修理部品が無く、対応して頂けない場合が多い。その旨を説明すれば、それで済むことなのだが、何とか元の状態に近づけたいと、邪道ではあるが、お客様に了解を取った上で、追加回路を作って対応している(前述の様に、記憶を元にアイデアを引っ張り出す)。でも大変なので、あまり真似はしない様に。

皆さんも、アナログ回路の製作で頭の訓練を、してはいかがでしょうか。

アナログ回路は回路図どおり作っても、まともな動作をしないということが数十年の経験で言えることです。コマーシャルしておいて、なんですが、今までトランジスタ技術の記事を参考に何度と無く回路を組んで動作しなかったことが数多く有りました。そのたびに勉強させられました(ある意味?教科書です)。ということで、アナログ回路は奥が深く、楽しいですよ!

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セーラームーンSS『スタリオンレーヴ』改造完了

2009-02-07 17:34:30 | おもちゃ病院

Img_5407Img_5406 アンプの電源ON/OFFをどうするか試行錯誤してみたが、タイマーIC(LMC555)による方法がうまく行ったので、ユニバーサル基板で作り、改造した。

Img_5405信号は、前回のブログでも書いたが、動作時点滅しているランプをドライブしているトランジスタのベースに接続することにした。但し、動作していない時0Vで、タイマーICのトリガー論理(0VでタイマーON)と逆なので、トランジスタ(2SC1815)によるインバーター回路を追加している。

On_offkairo また、出力電流も、100mA以上必要なので、出力にトランジスタによるドライバー(2SC2655を使用したが2SC1815でも問題無いだろう)を入れて対応した。アンプは、電池4本が平均で消費する様6Vで動作させている。

Img_5408あとは、どうやってスペースに収めるかが残っている。

基板をビニールテープで包み、何とかスペースに押し込めて組み上げました。今回、アンプ部とON/OFF制御部を別基板にしていたので、それぞれスペースに分けて入れられましたが、同じ基板にしてたら収納出来ませんでした。ガタつきの余地が無いほどの、立体実装?です。

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Windows 7 Beta 32-bit正常動作

2009-02-07 08:17:03 | うんちく・小ネタ

先日インストールしたWindows 7 Beta 32-bitの報告をしたが、グラフィックチップが対応していなかったので、AGPカード(ATI9550)を差し込んだら、ブート画面の文字化けも無くなり、Windows 7画面も最高解像度になった。ディスプレーも、ついでに20インチワイド(デジタル入力)にしてみた。

この、ブログも、Windows 7から書いているが、問題無く対応している。

動作も、特に遅い感じはしなく、サクサク動作している。特にIME変換がトロくなくていい。

⇒その後、AH3450が安かったので、購入して交換したものの、相変わらずスクロールが遅い。どうやらメインメモリ不足で、2GB程度必要の様だ。オークションで物色中である。

序々に、ソフトをインストールして、確認してみたいと思う。

標準でメールが無い

Windows 7では、インストールしても、メール機能が無い。気が付くまで、いろいろ探してしまった。

Windows Liveをネットからダウンロードしないと無いのだ。いろいろと設定して、使える様になった。(これも、かなりファイル容量が大きい)

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Windows 7 Beta 32-bitインストールしたものの?

2009-02-04 10:28:10 | デジタル・インターネット

Windows7_100_100 古いのも好きだが、当たらしもの好きでもある(但し、基本はタダ)。

Vistaの次期バージョンである、Windows 7 Beta版の提供が1/13から始まっているので、試して見ることにした。(当方は Vistaの環境も未だに無い)

正式リリースは2010年初頭、日米先行同時販売とのこと。

なぜ7(セブン)と命名したのかというと、Windows1.0から数えて7番目なのだそうだ。ちなみにVistaはVer6.0である。

Windows2000以来、ずっとBeta版トライアルを楽しんでいる。でもVistaからマシン(CPU:P4-2.53GHz、MEM:512MB、グラフィックチップ:I82485G)が追いつかなくなって来た。

現在のXPとマルチブートとする為に、パーテーションを分けて、ここにインストールすることにした。16GB以上の空き容量が必要である。

でも、インストールによりPCが動かなくなる可能性があるので、MSでも新規のパソコンへのインストールを推奨している。実際、再起動しなくなって、あせった場面もあった。

変更された、マルチブート画面画面も、文字化けを起こしている。

ダウンロードにADSL回線では30分以上かかった(2.64GB有った)。

拡張子ISOのイメージファイルなので、ダウンロード後「DVD Decrypter」等のDVD書き込みソフトでDVD-Rに書き込みし、これでインストールする。(これも最初判らなかった)

インストールにも1時間以上を要した。

早速、画面が表示され、期待したが、解像度が640×480のままである。ディスプレーアダプタだが、このパソコンはグラフィックチップ(Intel82485)内蔵のマザーボード仕様。設定出来るアダプタのメニューにも無い。Windows 7 では、性能が悪すぎて動作しないのだろう。

ということで、ディスプレーアダプタのマシなパソコンでもう1度確認することにし、しばし中断!

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セーラームーンSS『スタリオンレーヴ』修理開始

2009-02-02 22:13:00 | おもちゃ病院

Img_5402_r_3Img_5403_r_2

   前回のブログで紹介したが、キャラクター物の、どちらかというと、おもちゃではなくマニア向けのコレクションである。音が小さい(ほんの僅かだけ聞こえる)というもので、調べると、どうやら音声発生部のIC(例によって黒いボンディングタイプである)が不良の様で、出力トランジスタを換えても変わらない。ちなみに、オーディオアンプに接続すると、点滅の雑音、音の途切れ等が有り、聞き取りにくい音になっている。この件を依頼者に報告したが、音が出れば良いとのことでしたので、アンプを追加することにした。

Tda2822mampkairo_3Tda2822mamp_3TDA2822M(NJM2073などの互換品がある)という安価な2CH低電圧動作(1.8~15V)パワーアンプをBTL接続にしてモノラルで使用することにした。

一応CADで配線図を作成し、ユニバーサル基板にて製作。

接続して、音は出る様になった。この時点で、アンプは単独の電池で駆動。

どうやら、都度、異なった占いが聞こえる様である。

本体は単4×4本だが、2本づつで6Vと3Vの回路を使っている。アンプ部の中点は3Vの様だ。

Voxkairo_2そこで、問題が。

このアンプ、無信号時の消費電流が10mAあるが、本体にON/OFFスイッチが無く、鳴らない時はアンプの電源を切ってやらなければならない。ところが、ON/OFFの出来る回路を探したが見つからない。しょうが無いので、音声出力を検出してONしてやろうと思っている。

アマチュア無線で言うところのVOX回路である。左が回路案であるが、果たしてうまく行くかどうか、お楽しみ。

⇒音声出力はレベルが低く、利用出来ないので、他に利用出来る信号が無いか探すと、中央のランプが動作中、常に点滅しているので、この信号をフォトカプラで検出、平滑すれば使えるかも知れない。

 

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電子工作サークル(37回)

2009-02-01 18:42:00 | 電子工作

Kc280311_rKc280312_rデジタル温度計も半数以上の方が完了したので、次回以降のテーマについて、予めメールで頂いた2名の方の内容をホワイトボードに書き、やりたいことの詳細、これを実現する方法、製作の難易度(製作時間)、製作順について皆さんで協議した。

結果:1.簡易LEDチェッカー 2.1.5V白色LED点灯回路 3.小型DC電源の順に決定

「デジタル温度計」配線完了なるも、2台共動作せず、配線もれ・違いが有る様で、タイムリミットになったので先生達が持ち帰りトラブルシュートすることになった。本工作は配線量が多く、皆さん悪戦苦闘、愚痴もバンバン飛び交っていたので、次回はまた簡単なものからスタートすることとなった。

メンバーYさん

1.風力計

⇒モーター式と放熱(温度センサー+抵抗加熱)の2種類で、放熱であれば、今の「デジタル温度計」が利用出来る(PICのソフト変更が必要だが)
2.風力発電(1のモーター式の応用)
3.デジタル距離計 ( レーザー・超音波などを利用して 瞬時に距離を測る)
⇒ネットで掲載記事が有り、9M位までは超音波センサーで出来そう。
4.火災・ガスお知らせブザー
  ・火災による温度上昇 または ガス発生をセンサーで検知しお知らせする

  ・プロパンなどのガス漏れ検知もできるといい

⇒製作は可能だが、信頼性に問題が有り、これを信用して使われると生命の危険性にまで及ぶので、検討のみ。

5.湿度計 または お天気お知らせ

⇒「湿度センサー」を使用する方法と、今回製作した「デジタル温度計」をそのまま(PICソフトは変更するが)使用し、湿球部分の工作を追加。乾球と湿球の差をPICで計算させ表示する。
6.照度計   (照明の明るさを計る)

⇒秋月の専用フォトトランジスタを使用し、これも「デジタル温度計」を利用し、表示させる。
7.なるべく小さな可変DC電源( 電池でよく使う 1.5-9V可変 1A位までとれるといいですね)

⇒スイッチングIC(MC34063)と不要になった携帯充電器を使用、降圧・昇圧回路を切り換えて、要求範囲の電圧を出せる様にする。
 
メンバーKさん

①簡易LEDチェッカー(定電流回路をブレッドボードに作製)
⇒ 【定電流回路】LM317使用
②スイッチング電源( 定電流回路と、定電圧回路を組み合わせた回路)

⇒ネットに発振・制御部にPICを使ったものがあり、製作可能。
③バーサライタ (PICを使用。扇風機の羽にLEDを取り付け、扇風機の羽が回転している間、好きな文字を表示する)

⇒ソフトの対応が結構大変だと思うが、面白いので検討を進めておく。
④1.5Vで白色LEDを点灯 【昇圧回路】
⇒秋月のキット回路をそのままパクリ、タイマーIC+インダクタで製作

⑤防犯センサー(赤外線の発光部と受光部の間をドロボーが入ったら、ブザーが鳴る)
⇒発光部周波数38kHzをタイマーIC555で作り、受光部はリモコン専用ICを使用。
⑥バッテリ残量表示 (0.1V単位でLEDが点灯。LEDは11V~14Vまで30個欲しい。10連LEDを使うと良いかも)

⇒バーグラフ専用ICまたはPIC+バーグラフLEDで表示は可能
⑦AC100VでLED点灯 (LED2個並列で点灯をイメージ、100円ショップの常夜灯を改造出来ないか?)

⇒簡単にはフィルムコンデンサの交流インピーダンスを利用して点ける方法があり、専用ICという方法もある。

⑧乾電池で蛍光灯を点灯 (使い捨てカメラ「写るんです」を改造する?)

⇒「写るんです」はキセノン管で瞬時にコンデンサの高圧を放電させるもので、連続点灯には使用出来無い。高周波電圧を使用する方法(昔アマチュア無線のタンクコイルで蛍光灯を光らせた経験から)。この辺に詳しいYさんが、後日調査してくれる。

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TX-710修理完了

2009-02-01 11:58:49 | オーディオ

Img_5398 Img_5399 Img_5400 Img_5401前回、途中経過を報告したが、この現象についてBLUESS Laboratoryに問合せたら「ひろくん」様のST-SA5ES修理記事 を紹介いただいた。クワドラチャ検波用コイルの不良が考えられるとのこと。
そこで、もう一度、外したコイルに数ピコのコンデンサを並列に入れて見るとステレオが正常に出力、インジケータも点灯した。
コイルのコアが割れて、同調がずれた(Lが小さくなり、同調周波数高くなる)のが原因の様だ。
微調整するのに、手持ちのトリマコンでは最小容量が大きすぎるので、昔、アマチュア無線で良くやった方法だが、ポリウレタン線を撚り合わせて可変コンデンサ?を作って見た。撚り合わせる回数を調整することでぴったり合わせられる。+固定コンデンサは3PFを付けた。最後にチューブを被せて配線完了。
セパレーションをFM-SIGで調整、特性もOKの様だ。
この結果、MPX回路は正常動作していて、改造せずに済んだ。

2/3依頼者に到着、「音も良くなって、周波数もピッタリ、問題無く動作している」との、お礼のメールを頂いた。

トラブルシュートの纏め

①左CH音声出力トランジスタの劣化で交換

②FM-IF/検波用IC(HA1137)の不良で交換

③クワドラチャ検波用コイルの調整コア割れによる周波数ずれに対し、追加コンデンサで同調

④セパレーション調整用半固定抵抗腐食にて交換

⑤FM周波数のトラッキングずれ調整

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傾斜センサー逆転の発想

2009-02-01 10:45:00 | おもちゃ病院

発想といっても、昔の仕事で経験したことである。
先日のおもちゃ病院で、振るとメロディーが鳴るキャラクターグッズが動作しないとのことで、手持ちの傾斜センサーに交換して対処したが、この逆のことを思い出した。
いま、TVドラマで特別高度救助隊(消防士)の活躍を描いているが、毎週ハラハラの場面がある。
もし、煙にまかれて意識不明になり、動けなくなったら大変である。そこで、ある時間(1分とか)動きが無い場合、これを検出してすごい音圧レベルの警報音を鳴らし、周囲に、自分の位置を知らせるというものだ。
もう1つは、一人暮らしの高齢者が増加していることから、何らかの障害で倒れ、発見が遅れると生命の危険が増大することから、その人に傾斜センサーを付けるとか、部屋に生体センサーを設置するなどして、動きを監視し、ある時間動きが無い場合、端末から連絡先に自動通報され、確認に向かうというものだ(但し、就寝中も同じ現象になるので、ある程度の時間設定が必要で、矛盾することになるが)。売れたかどうかは判らないが。
電子工作には、センサーの本来の機能だけでなく、この様な逆転の発想も必要である。

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