デジタル温度計も半数以上の方が完了したので、次回以降のテーマについて、予めメールで頂いた2名の方の内容をホワイトボードに書き、やりたいことの詳細、これを実現する方法、製作の難易度(製作時間)、製作順について皆さんで協議した。
結果:1.簡易LEDチェッカー 2.1.5V白色LED点灯回路 3.小型DC電源の順に決定
「デジタル温度計」配線完了なるも、2台共動作せず、配線もれ・違いが有る様で、タイムリミットになったので先生達が持ち帰りトラブルシュートすることになった。本工作は配線量が多く、皆さん悪戦苦闘、愚痴もバンバン飛び交っていたので、次回はまた簡単なものからスタートすることとなった。
メンバーYさん
1.風力計
⇒モーター式と放熱(温度センサー+抵抗加熱)の2種類で、放熱であれば、今の「デジタル温度計」が利用出来る(PICのソフト変更が必要だが)
2.風力発電(1のモーター式の応用)
3.デジタル距離計 ( レーザー・超音波などを利用して 瞬時に距離を測る)
⇒ネットで掲載記事が有り、9M位までは超音波センサーで出来そう。
4.火災・ガスお知らせブザー
・火災による温度上昇 または ガス発生をセンサーで検知しお知らせする
・プロパンなどのガス漏れ検知もできるといい
⇒製作は可能だが、信頼性に問題が有り、これを信用して使われると生命の危険性にまで及ぶので、検討のみ。
5.湿度計 または お天気お知らせ
⇒「湿度センサー」を使用する方法と、今回製作した「デジタル温度計」をそのまま(PICソフトは変更するが)使用し、湿球部分の工作を追加。乾球と湿球の差をPICで計算させ表示する。
6.照度計 (照明の明るさを計る)
⇒秋月の専用フォトトランジスタを使用し、これも「デジタル温度計」を利用し、表示させる。
7.なるべく小さな可変DC電源( 電池でよく使う 1.5-9V可変 1A位までとれるといいですね)
⇒スイッチングIC(MC34063)と不要になった携帯充電器を使用、降圧・昇圧回路を切り換えて、要求範囲の電圧を出せる様にする。
メンバーKさん
①簡易LEDチェッカー(定電流回路をブレッドボードに作製)
⇒ 【定電流回路】LM317使用
②スイッチング電源( 定電流回路と、定電圧回路を組み合わせた回路)
⇒ネットに発振・制御部にPICを使ったものがあり、製作可能。
③バーサライタ (PICを使用。扇風機の羽にLEDを取り付け、扇風機の羽が回転している間、好きな文字を表示する)
⇒ソフトの対応が結構大変だと思うが、面白いので検討を進めておく。
④1.5Vで白色LEDを点灯 【昇圧回路】
⇒秋月のキット回路をそのままパクリ、タイマーIC+インダクタで製作
⑤防犯センサー(赤外線の発光部と受光部の間をドロボーが入ったら、ブザーが鳴る)
⇒発光部周波数38kHzをタイマーIC555で作り、受光部はリモコン専用ICを使用。
⑥バッテリ残量表示 (0.1V単位でLEDが点灯。LEDは11V~14Vまで30個欲しい。10連LEDを使うと良いかも)
⇒バーグラフ専用ICまたはPIC+バーグラフLEDで表示は可能
⑦AC100VでLED点灯 (LED2個並列で点灯をイメージ、100円ショップの常夜灯を改造出来ないか?)
⇒簡単にはフィルムコンデンサの交流インピーダンスを利用して点ける方法があり、専用ICという方法もある。
⑧乾電池で蛍光灯を点灯 (使い捨てカメラ「写るんです」を改造する?)
⇒「写るんです」はキセノン管で瞬時にコンデンサの高圧を放電させるもので、連続点灯には使用出来無い。高周波電圧を使用する方法(昔アマチュア無線のタンクコイルで蛍光灯を光らせた経験から)。この辺に詳しいYさんが、後日調査してくれる。