新春恒例の東京箱根間往復大学駅伝競走は青山学院大学が大会新記録で2年連続8度目の総合優勝を果たした。原監督の妻で寮母の美穂さんが胴上げされる姿を見て「原監督やめる気なのか」と思っていたら「もうそろそろ、私も監督もしゃべってるんですけど、終わりを迎える、後任に譲らなきゃいけない時期にきてまして」という美穂さんのコメントを目にした。指揮官も「私58になるんですよ。いつまで現場責任者をやらすんですかという話なんですよ」と語っている。ご自身の引退と引継ぎを考えると、今後「優勝」という可能性が難しいという現れなのかもしれない。ただこの駅伝競走の目的は「世界に通用するランナーの育成」だったはず。強い駅伝チームでも、駅伝のドラマチック展開でも、ましてや正月に視聴率のとれる番組づくりではないはず。残念ながらこの駅伝競走からオリンピックのメダリストは排出されていない。異端児は駅伝には向かないみたいだが、世界を制するようなランナーは異端児でないとだめなのかもしれない。
京成杯(賞金値)
Sランク
該当馬なし
Aランク
3番ミニトランザット
9番キングノジョー
Bランク
8番ゲルチュタール
12番ドラゴンブースト
5番ガルダイア
Cランク
7番コスモストーム
14番パーティハーン
4番インターポーザー
11番マテンロウムーブ
6番センツブラッド
Dランク
1番タイセイリコルド
13番パッションリッチ
2番ニシノエージェント
10番シマサンブラック
Eランク
該当馬なし
抜けた馬がいないのでどの馬にもチャンスありです。このメンバーから果たしてダービー、世界に活躍できるような馬はでてくるのか。トータル的にはゲルチュタール、ドラゴンブースト、パッションリッチ、ガルダイア、センツブラッド、ニシノエージェント。上記以外ではタイセイリコルドを追加。調教内容からはパーティハーン、パッションリッチ、ゲルチュタール、インターポーザー、シマサンブラック、ドラゴンブースト。人気のキングノジョーは未知数で手を出しづらいです。ゲルチュタール、ドラゴンブースト、パッションリッチの3頭を軸にして馬連、ワイドで参加します。ガルダイアを加えた3連複を押さえます。ちなみにオルフェーヴルは1月からダービーまで毎月走り続けます。ダービーを制するわけですが、サンデーレーシングで今、こんな馬の使い方はないと思います。彼のような異端児の登場を期待したいですね。
日経新春杯(賞金値)
Sランク
3番ヴェルトライゼンデ
Aランク
11番サンライズアース
Bランク
9番サトノグランツ
7番ホールネス
8番ロードデルレイ
6番メイショウタバル
2番バトルボーン
14番ショウナンラプンタ
Cランク
15番タッチウッド
13番ヴェローチェエラ
12番サリエラ
Dランク
10番キングズパレス
Eランク
1番マイネルエンペラー
16番マイネルメモリー
4番ケイアイサンデラ
5番プラチナトレジャー
トータル的にはヴェルトライゼンデ、サトノグランツ、ロードデルレイ、バトルボーン、ショウナンラプンタ。上記以外ではキングズパレス、マイネルメモリーを追加。調教内容からはショウナンラプンタ、バトルボーン、ヴェルトライゼンデ、メイショウタバル。バトルボーンの単複。ショウナンラプンタとの馬単、馬連。あとはこの2頭を軸にピックアップした馬への3連複で参加します。
【結果】
京成杯は異端児ニシノエージェントが勝利しました。(オーナーも同様な表現していましたのでご容赦ください)先代の正行氏時代は”シロー”は穴馬の代名詞でしたからね。賞金値が13位でしたがトータル評価としては6位、調教と潜在能力を加味した調子評価としては4位でした。在厩馬としての調教は一番評価だったので千葉直人調教師の手腕が発揮されたといっていいのではないでしょうか。2着のドラゴンブーストも千葉調教師と同じ2023年組藤野 健太調教師の管理馬でした。そして2頭とも私の生産者指数では最低指数2位、1位の生産者です。まさに異端児出現と呼んでもいいレースでした。今回はトータル評価3位までで馬券対応しましたが、調子評価4位までで展開していれば馬券的中もあっただけに残念です。日経新春杯はヴェルトライゼンデが故障明けで軽視し、トータル評価でバトルボーン、ショウナンラプンタを選択したのですが、よく見たらバトルボーンも故障明けだったですね。ノーザンファームなのでという甘い見方もありますが、なぜこの馬の人気がなかったのかがよくわかりました。馬券的には失敗でした。