1回札幌5日目

2016年8月14日の落馬事故から、1年ぶりに三浦皇成騎手が復帰する。インタービュー記事を読むと一時は再起不能、とまで危ぶまれたなから懸命なリハビリでターフに戻ってきたのがわかる。ひとつ間違えば命の危険もあったわけで、選択肢として騎手を引退して別の道に進むということもあったはず。それでもターフに戻って来た。そして再起の場所を落ちた札幌と決めて。何もかもが昨年の8月14日からのリスタートはいかないかもしれない。無くしたものもは数多くあると思う。逆に落ちなければ経験しなかった、1年を乗り越えてきた彼の思いが、馬とともにターフを駆け抜けてくれると信じる。そんな三浦皇成騎手の思いが伝わる騎乗を期待する。1鞍至上主義。そうまずは1鞍から。