この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

今週の戦績

2012-05-29 01:38:52 | 競馬
今年の日本ダービーは、ディープブリランテの勝利となった。
馬への思い入れが強すぎて、厩舎との確執もあったようだが、すべてを乗り越えてダービージョッキーとなった岩田康誠騎手は馬上で号泣。
2着の蛯名正義騎手は検量室で号泣。



調教状態が一番良かった、ディープブリランテを軸すればよかったのだが、そこは切り分けの考えが甘かったようです。

輪乗りの時に、余裕の岩田騎手に対して、内田博幸騎手は冴えない表情でした。(内田騎手と分からないほど)

日本ダービーといえども、勝負馬券でなければ無理買いはしません。
1000円と決めていますから、予定金額を越えているので、一応100円だけ単勝は購入しました。



ギリギリまで粘れば、的中できた馬券ですが、読みそのものも勉強ですから、致し方なしです。


土曜日は6レースで三浦皇成騎手が2着で馬券になりました。
6番人気、複勝 590円
私はこのレースではなく7レースの複勝で参加しました。

(参加といっても100円だけですが)

というのも5レースで池上昌弘厩舎のタイセイグルーヴィが1着になっていたからです。

こちらはウイリアム騎手で、もう1頭勝負になると思ったからです。
残念ながら6レースで馬券になったことで、7レースは馬券になりませんでした。

京都の8レースの複勝を購入。


東京の11レースは羽月厩舎のサクラシャイニーを購入。

京都の8レースも羽月厩舎で同じ馬主の馬。同じ1番枠でということで、京都8レースには期待をしていたのですが馬券にはならず。





そこで東京11レースはインペリアルマーチと併せて馬券を購入したのですが、馬券にはなってくれず、予定金額打ち止めです。

まぁ、枠番の偶然性は別として、勝負運としては6レースで馬券を購入できないようでは駄目なんでしょうね。


日曜日のダービーも17番グランデッツァを本命にした人もいるようですが、ブログで記載したように「死に馬の仔は走らない」は常識です。(この馬を本命にするようでは勉強不足です。)
だとすれば、この馬に騎乗した池添謙一騎手の勝負馬券は9レースの同じ17番マルカボルトということになります。
7番人気で2着 複勝360円 
厩舎はなんと羽月厩舎というのは、私にすれば皮肉な結果です。

それにしてもこの12日間、私の勝負馬券は1回も発生せず。
そのため、どうでもいい馬券を遊びで購入していたら、Yさんにいただいた1万円が無くなってしまいました。
すみません、Yさん。
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2回東京12日目

2012-05-27 08:33:59 | 馬券
金曜日の日本経済新聞にJRAの一面広告が掲載されていた。
(電車の中でちらっと見ただけですが)
読売新聞には掲載されていなかったので、日経だけのものなのだろう。
若い馬券ニストには、競馬も経済なので日経ぐらいは読めとお薦めします。

さて東京優駿、日本ダービーです。
多くの馬は、このレースを勝ちたいと思う人たちの夢のために生まれてきます。
そして今日、18頭という選ばれた精鋭だけが出走できる。
だからこのレースの価値が高いのでしょう。

賞金値1位から検討します。
【1位】ゴールドシップ (S)
皐月賞なので当然の1位です。
函館デビューで馬主、生産者、そして調教師も、ここまでの活躍を期待してはいなかったかもしれません。
この馬は、私がレベルが高いと思い込んでいるレース(札幌2歳、ラジオNIKKEI、共同通信杯)のすべてを使って好成績を残しています。
調教状態も悪くはありませんので、掲示板を外すことはないと思いますが、この馬がダービーを勝つかは疑問符です。

【2位】アルフレード
NHKマイルCの1位が出走していないので、朝日杯1位のこの馬とゴールドシップだけがG1馬です。3着までの軸馬としてはこの2頭のどちらかは外せません。この2頭の複勝を買っておけばどちらかは的中するということです。
ノーザンファームの生産馬ですからエリートですが、この馬の場合は2走目が裏開催で勝利というのが気に入りません。朝日杯に出走した馬もほとんど出走していません。1600mまでの実績しかないのも東京2400mには厳しいでしょう。

【3位】ワールドエース
池江泰寿厩舎は2頭出しですから、どちらかは絡ませたいと思っていることでしょう。
社台系ではこの馬が1番人気で信用が置けます。
ただこの馬の履歴を見ると、軟弱路線を勝ちあがってきた感を覚えます。
池江厩舎は昨年も1番人気でこのレースを勝っています。
もしも勝つとすれば、もう片方のほうではないでしょうか。最終調教を変えてきたのも気になります。

【4位】ディープブリランテ
皐月賞上位3頭の中では1番調教が良く見えました。
後は鞍上だと思います。
過去ダービーでは人気を背負って負けているので、逆に人気が無い方が気楽には乗れると思いますが、NHKマイルの落馬失格の影響がどこまであるか。
岩田騎手は気が小さいところがあるので、このG1での大胆な騎乗が見られるかが心配です。

【5位】グランデッツァ
皐月賞1番人気で5着。調教状態はいい状態です。
逆転はあると思います。G1ハンター池添謙一騎手ですし、狙ってみたい気はします。
NHKマイルを勝利したカレンブラックヒルを使ってこない平田調教師にも好感を持ちます。
アグネスタキオンの忘れ形見。親がいないのは厳しいのが競馬の世界です。

【6位】フェノーメノ
この馬も調教状態は良好です。
青葉賞1着です。皐月賞とは別路線組を考慮するという意味では検討すべき馬です。

【7位】コスモオオゾラ
ゴールドシップのプロンプター。ゴールドシップ不測の事態の代役です。

【8位】ヒストリカル
毎日杯1着。関東初見参です。昔なら関西の秘密兵器といったところでしょうか。
体質的に弱いところがあって、強行で使えないようです。
安藤勝己騎手はレースを絞って騎乗してきているので、怖いことは怖いです。


【9位】トーセンホマレボシ
POG馬です。京都新聞杯1着。連勝の勢いはここでも十分に通用すると見ます。

【10位】クラレント
どうでしょうか。総流しは別として、自分としては買えません。

【11位】ジャスタウェイ
須貝厩舎2頭出しの1頭ですが、この馬も対象外でしょう。

【12位】トリップ
この馬もPOG馬なので、個人的には期待ですが、岩田騎手が捨てた馬ですから望み薄です。

【13位】ベールドインパクト
皐月賞負け組としては前走は絶対に勝ちたいレースだったと思うのですが。

【14位】スピルバーグ
OP特別勝ちは他馬を比較しても抑えまで。

【15位】モンストール
う~ん。

【16位】ブライトライン
京都の2000mを勝利していますが、ここは掲示板狙いまで。

【17位】エタンダール
調教状態は非常にいいです。
青葉賞が1着なら絶対に買いたい馬です。
絶対はないよね、というのであれば人気的には押さえておいて損のない馬です。

【18位】ゼロス
領家政蔵厩舎は昨年も3番枠でした。
ただそれだけですが。


ゴールドシップ 

トーセンホマレボシ・ヒストリカル

ディープブリランテ・グランデッツァ・ワールドエース

エタンダール
  
A-Dを軸にしたいのですが、A-Bを軸にC、Dと購入したと思います。
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2回東京11日目

2012-05-26 09:00:02 | 馬券
河本問題は本質ではない。
政治家らしい個人攻撃や、アホマスコミの報道。
しっかりと考えましょう。



高本系はラスト本です。
高本公夫氏が自分の分身、後継者とまで言わしめた原田泰夫氏ですがどうされているのでしょうか。
原田氏の基本は「アロット」です。アロットは「割り当て」という意味です。

1日の流れ1枚の表にすると、同じ騎手や調教師が同じ枠や馬番に配置されることがあります。
たとえば、ヴィクトリアマイルCで勝利した横山典弘騎手ですが、騎乗したホエールキャプチャは6枠12番でした。その前の10レースでも横山騎手は6枠12番に配置されています。
オークスを勝利した川田将雅騎手もオークスは7枠、その前の10レースも7枠で騎乗しています。

高本氏の推奨もあり、内容的にはJRAのインフォメーションとオカルトまがいのこじつけを絡め、アロット馬券を展開しています。
これは枠順は作為的に作られている。という前提がなくては成り立ちません。
そうでなければ、先の例は「ただの偶然」ということでしかありません。

宝くじは抽選状況を公開していますが、あれも機械コントロールすれば、作為的に当選番号を決めることができます。
JRAの投票もG1などは公開されるようになりましたが、自分の目で見たものではありませんが、作為的に作られていないとは言い切れません。

原田氏はゲームとして参加するというスタンスです。
その理論でゲームとして、毎週1000円程度で競馬参加するのであれば、読み物として十分です。
ただアロットの対象が、騎手、調教師、種牡馬と広がってしまうと必勝法というよりは偶然性の方が高いかもしれません。

アロットからすれば、今日の1レースは2枠4番田辺裕信騎手から買いたいですね。
三浦皇成騎手の6レース、7レース。10レース、11レース。
羽月友彦厩舎の京都8レース。

東京のメインは私のPOGだった⑩インペリアルマーチ。
矢作厩舎2頭出し。ウィリアム騎手のアロット。
なんといってもマーチと5枠...。
どういうこじつけじゃ(笑)
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今週の戦績

2012-05-21 00:59:00 | 競馬
ジェンテイルドンナ、圧勝のオークスだった。
川田将雅騎手の勝利に、改めてここのエージェントは優秀だと思う。
岩田騎手からのアドバイスはあったと思うが、乗り役として、追い切り後の川田騎手のインタービュー、優勝インタービューとも平常心なものだった。
福永騎手でも四位騎手でもなく、川田騎手というのに納得。
この起用により、確実に持ち駒は威力はアップし、ますますこのエージェントラインを無視した馬券検討はできなくなる。

オークスの馬券はこんな感じです。



軸としては⑧⑨なのですが、これは同系ラインで素直に⑨⑰を軸とすべきでした。

日曜日の一応の勝負馬券は12レースのネオブラックダイヤ。

鹿戸雄一厩舎が北村宏司騎手への見返りとして用意したと思って買ったのですが。
クビ差の4着でした。
その北村騎手、オークスではブービー人気馬でダイワズームをクビ差押さえての意地の5着だった。

土曜日の馬券ですが、1枚。


東京3レース ⑨コズミックガール。
午前2時台のオッズでは単勝人気が100倍以上なのに、複勝は1.1の一番人気。
午前7時半前後の、確定オッズでも56.5倍の単勝人気対して、複勝1.1~1.3倍の1番人気。
これが個人馬主や社台系の生産馬だったら、喜んで買うのですが、この馬は組合馬主。
クラブ馬主とも一線を画すのですが、同様に信用はできません。

という、あてにならないオッズという見本で500円ほど購入してみました。

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2回東京10日目

2012-05-20 11:35:42 | 馬券
7月1日から牛の生レバーが提供禁止に。
馬券ニストとしては馬刺しは食べないが、牛のレバ刺しは食べる。
変な規制措置ばかり講じるから、日本人は弱体化していくのだ。
そのうちにギャンブル=借金=自殺で、ギャンブル禁止令が出るかも。

【優駿牝馬】
基本的には、牝馬のレースは見送ります。
何故ならば、彼女たちは競走馬ではないから。
結婚するまでに、都会に出てきて、青春を謳歌して、生まれ故郷に帰っていく。
すこしぐらいの挫折を味わっても、大怪我さえしなければ、お嬢様たちには帰る場所がある。

まずは検討対象馬。
東京実績がない1勝馬、⑱②⑥は不要。
2000m実績のない500万条件馬、⑪⑮は不要。

次に勝ち馬候補。
賞金値1位は⑭ジェンティルドンナ。
以下、①アイムユアーズ、⑨ヴィルシーナ、⑧ミッドサマーフェア、⑫エピセアローム。
この5頭が平均賞金値(891.9)を越えている馬。
(この平均値は昨年よりは高いものの、2010年、2009年より低い)
確率的には、この5頭中に3着までの馬が2頭(3連複の軸2頭)が含まれている、と考慮できる。

ジェンティルドンナのローテーションは無理使いがなく理想的。新馬を勝てなかったことで2歳戦を捨て、牝馬クラシック路線を選択。
ただG1馬で3勝というのは、絶対的な軸馬とは言えない。
加えて、岩田康誠騎手が乗れないという点が気になる。
同じエージェントで福永騎手でも四位騎手でもなく川田将雅騎手が騎乗。これまでも手がわりしてきた馬なので、川田騎手でも問題はない。

アイムユアーズは桜花賞3着。実質的に勝利している距離は1400mが最高。初勝利は1200mと距離が不安視される。東京実績がないのもこのレースでは厳しい。

ヴィルシーナ。桜花賞2着、東京実績があり、2000mでの勝利がある。オークスという点ではこの馬が最もその位置にあり、ジェンティルドンナより内枠というのも好条件。
佐々木主浩氏の持ち馬だが、勝てば広告効果もある。今年は初ものが多いG1戦線なので、これもありか。

ミッドサマーフェアの8戦は2歳戦線を戦っていない馬としては、使いすぎ。
しかし距離延長で連勝、蛯名正義騎手を確保したことは大きい。
鞍上期待でどこまで走るか。

エピセアローム。石坂厩舎2頭出し。こちらが絡んでくれると配当的には美味しい。
チューリップ2着も離された2着なので、苦しいか。

⑧⑨⑭で決まる可能性も高いが、本命は⑨ヴィルシーナ。

残りの8頭で3着までに食い込めそうな馬は、⑦ダイワズーム、④オメガハートランド、③アイスフォースまで。
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2回東京9日目

2012-05-19 10:11:58 | 馬券
2回東京9日目...えっ、9日目ってなに?と思ったりするのです。
ダービーまでが2回東京で、12日間。その分3回東京は4日目まで、ってなんの意味があるのでしょうか。



今週の書籍は1976年発売の、利光孝憲氏の「オッズの謎」(三恵書房)です。
利光孝憲氏自体が謎なんですが。(笑)
もう一冊の「クラッシクレースの謎」(こちらも持っています)の書籍以外はどのような人物か不明です。本の内容から関西人であることは間違いがないと思うのですが。

オッズ理論に関しては今でも多くの書籍が発売されています。
オッズ理論を確立したという点では秋山忠夫氏があげられます。
いまでは残っていませんが、秋山氏の本も多く買いました。
秋山氏も最初は暗号馬券でしたが、それだけは馬券本作家として食べていけないので、独自路線としてオッズ理論を確立したのでしょう。

その秋山氏のはるか以前に、この本の発売が1976年ですから、トータリーゼータシステムも整っていない、まだ穴場に手を突っ込んで馬券を買っていたモギリがあった時代です。そんな時代にこのようなオッズに関する本を出すというのは、利光氏はオッズ理論のパイオニアです。
また、当時の三恵書房からの書籍は、出目本たぐいの馬券本ばかりでしたから、本格派と言えるのではないでしょうか。
そういえば競馬場に行く道すがらでも、路上で解説している必勝法というと出目理論ばかりでしたね。

馬券本の基本は、「競馬は勝ち馬(激走馬)が決まっている」という考えです。
オッズ理論はいわば、その裏付けだといえるでしょう。
もはや古典で、中身的には価値がないのですが、捨てられない一冊です。

しかしオッズ理論も所詮は邪道です。
今は、異常投票を株のように見続けろというものまであるようですが、そこに真があるでしょうか。他人だのみの馬券では裏切られることも多いです。
オッズの流れもさまざまで、クラブ馬主の馬の異常オッズほど当てになりません。
(社台グループの人気は信用できますが、それは異常オッズではありません)
オッズ理論は馬券本としては面白くても、若い人で馬券のプロを目指すのであれば飛びつくべきではないでしょう。

【東海ステークス】
15ワンダーアキュート
3ヒラボクキング
4ソリタリーキング
12デスペラード
の4頭をピックアップ

ワンダーアキュートは追い切り方法が変わりました。あまりいい傾向ではありません。
ヒラボクキングは京都巧者。休み明けで大丈夫でしょう。
ソリタリーキングは追い切り画像がありません。この手の馬は好走しません。
デスペラードはPコースで時計がでて当たり前ですが、好調です。

3-12が軸とみます。
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2回東京8日目

2012-05-13 11:18:52 | 馬券
【ヴィクトリアマイルカップ】
⑦アパパネというS級馬の出走により平均値が高いレース。
このため仮にアパパネが出走していなかったら、という想定範囲で計算すると、このレースの勝ち馬は対象としては8頭。

この8頭のうちG1を勝利している2頭をAグループとする。
⑦アパパネ
調教状態も完璧。(良すぎるほどは怖い)
東京での1600mの実績もある。
東京での敗因は休み明けと距離。
①マルセリーナ
調教は普通。前日までの単勝1番人気で注意が必要。
東京での実績がないのが不安材料

この冬まで条件戦を走っていた2頭をBグループとする
⑭オールザットジャズ
東京実績、1600m実績がない。穴馬候補。
⑧クイーンズバーン
東京実績がない。調教状態もオールザットジャズに劣る。

それ以外の馬をCグループとする。
⑫ホエールキャプチャ
東京、1600mと実績あり。調教状態も良好。
あとはG1を勝つだけ。
⑪アプリコットフィズ
賞金値はホエールキャプチャに劣るが、実績、状態はホールキャプチャと同様。
⑤アニメイトバイオ
東京での1600mの実績がない。調教の上位2頭には劣る。
⑩フミノイマージン
東京実績がないが、調教状態は良い。

牝馬の場合調教はあまりあてにならないが、アパパネを軸馬とする。
相手はオールザットジャズ。
あとはホエールキャプチャかアプリコットフィズ。
配当的な妙味からフミノイマージン。
ランク外でレディアルバローザ、レインボーダリアまで。
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2回東京7日目

2012-05-12 12:38:13 | 馬券
書籍2冊目は中山一考氏の「軸馬これで決まり」。(三恵書房)
サブタイトルに中山一考”表”の馬券学とあるように
高本公夫氏のブレーンである中山一考氏が、本気で書いた必勝本である。



中山氏の初著書は「出馬表に隠された勝馬サイン」―中山一考 指名投票作戦(三恵書房)で、高本本よろしくサイン本からスタートしている。
中山一考氏に言わせると「高本のブレーンでもなんでもなく、あいつが勝手に書きまくったので俺が真実を伝えるために本をだした」というのが本音のようだが、高本サイン本が小説なら、中山サイン本は参考書である。これは両者が、小説家と馬券研究者の違いであろう。

もっとも今回の著書以前は「馬券本」であり「必勝本」ではない。
サインなんていうものを本当に信じている人がいるのであれば、楽しいかも知れないが無駄である。
この本で説かれている「賞金値」と「前5走(5か月)のチェック」は馬券予想の基本である。
奥義を引っ張りだしたのは、中山氏の当時の生活的が苦しかったのではないかと想像する。

高本本は最初だけ、中山本は終焉がいいいのは、これまた小説家と馬券研究者の違いであろう。

この本はどこか古本屋にでも行けば手にはいるかもしれない。
Amazonでも購入できるので手にとってほしい1冊である。
おどろきなのは私が捨てた、初著書が倍の値段で売られていること。とって置けばよかった。(笑)

小宮修三氏の「裏が分かればこれだけ勝てる!!これが競馬の必勝法だ」では、高本ブレーン
(中山一考、山本広太郎、弟子である田原利勝等々)はこっぴどい書かれ方をしているが、
書籍でいえば、全然こちら側の方が上である。
(小宮氏は当時、予想会社を主催していて馬券本が主でないということもある。)

【京王杯スプリングC】
賞金値的にはG1、2勝の⑭グランプリボスが抜きんでているが、こういう馬はG2レベルでは勝利しない。目標も安田記念だと考える。
2位は⑫サダムパテック。この馬は1400mが未経験。調教状態は良好なので馬券的には考慮すべき。
これに次ぐのが、⑪ジョーカプチーノと②サンカルト。1400m向きという点では後者だろう。
平均的な賞金値しては⑧ストロングリータン。調教的には昨年は絶好調だったが、ことしも決して悪くはない。
平均値より下回るのが⑥エイシンホワイティ。この馬1400mの勝ち鞍もなく軸としては厳しい。
続いて⑮サクラゴスペル。この馬は上り馬として一番勝負してくるタイプだ。

2頭出しの矢作厩舎として③オセアニアボスを狙いたいが、使いづめでここが最終目標だと思うのがら、追い切り状態としては前走よりは調子落ちと見た。

予想としては本命はストロングリータン。対抗は未知の魅力でサダムパテック。サンカルロ、サクラゴスペル、オセアニアボスあたりが3着候補。
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今週の戦績

2012-05-06 22:23:42 | 競馬
秋山真一郎騎手と平田修調教師のG1初制覇に終わったNHKマイルC。
勝利された関係者の方々にはおめでとうございますを贈りたい。

秋山騎手と平田調教師といえば、必ずベッラレイアが引き合いにだされる。
2007年のフローラステークスで初重賞を平田調教師にプレゼントしたものの、オークスでは1番人気で、福永祐一騎手騎乗のローブデコルテの2着に敗れる。
秋山騎手の騎乗は完璧であり、勝った福永騎手はずっとベッラレイアをマークしていたものの、直線は行き場をなくして、仕方なく外々に進路を取った結果のハナ差。
決し平田調教師の意向ではないと思うが、このハナ差負けに秋の2戦は武豊騎手に乗り替りとなるが勝ちきれず、翌年には秋山騎手に手戻りするが2度と勝利することはなかった。
勝利したローブデコルテも同様に勝利することはなかった。
ナリタトップロード唯一の代表産駒であるベッラレイアの子供たちに期待をしたい。

しかし落馬したシゲルスダチはもちろん、完全に不利を受けてレースをやめたモンストールの馬券を買っている側としては、なんとも後味の悪いレースだった。
モンストールのレース運びに関しては柴田善臣騎手に注文がつくが、それは尾関調教師の世界であり、一介のファンが口にすることではない。



アルフレードの複勝でなんとか負けは免れたが、④⑰から馬券はすべて紙屑となった。

しかし東京開催になってから、必勝パターンが登場せず、勝負馬券が買えない。



どうでもいい馬券をパラパラと買っては一喜一憂。
日曜京都の最終は③⑫と決めて、⑭にするか⑮にするか迷って⑮にしてしまった。

100円がないわけではないので2頭買えばいいものだが、買わなかった理由としては、「セブンサミッツが7枠だったの買いました」とは言いたくなかったからかもしれない。
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2回東京6日目

2012-05-06 09:30:11 | 馬券
この春、柏木良太は中学3年に進級した。
川崎の山本調教師宅に居候のかたちで、8月のJRA競馬学校の入学試験に向けて、毎朝調教をつけてから学校へ通う。
弟の竜太は中学生になった。
鎌倉の祖母の家に住み、そこから地元の中学へ通うことになった。
桜満開の入学式は祖母が出席した。
福島と比べて、2週間ほど早い桜に違和感を感じたが、それはそれで華やかな気分にもしてくれた。

【NHKマイルカップ】

G1競走ということで、まずは調教映像が今週分のみの馬をピックアップし評価します。
1メジャーアスリート
2ネオヴァンクル
6シゲルスダチ
12クラレント
13オリービン
この5頭は軽視します。(馬券対象外)

4モンストール
15サドンストーム
16ガンジス
18レオンビスティー
この4頭の状態はいいものがあります。特にと言えば④モンストールを選択します。

続いて2週追い切りの映像がある組を評価します。
17アルフレード 時計も気合も十分で、満点の調教です。
11マイネルロブスト 時計は劣るものの、クビ使いが良く、今週馬がガラリと変わりました。
5カレンブラックヒル 及第点ですが先の2頭には見劣ります。

これらの馬をすべて負かすとすれば7ハナズゴールでしょう。
東京2勝、チューリップ賞勝ちと牡馬に見劣りはしません。
田辺裕信騎手がC.デムーロ同様のパフォーマンスを魅せてくれたならば逆転はありです。

池江泰寿厩舎はついに池添謙一騎手を降ろす形になり、岩田康誠騎手に替わった8マウントシャスタは正直怖いです。しかし追い切りを見る限りでは9セイクレットレーヴ同様に、少し物足りなさを覚えます。

14ジャスタウェイは調教になっていなかったので評価が難しく、その割には社台の中での評価が高いので怖い存在です。



アルフレード (万全の態勢)

マイネルロブスト(気合十分)

モンストール (中山不向き、東京なら)

ハナズゴール (軽量生かして、幻の桜花賞馬)

カレンブラックヒル (堅実に)
ジャスタウェイ (底チカラ期待)

押さえで、、サドンストーム、ガンジス、レオンビスティー、マウントシャスタ、セイクレットレーヴまで。
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