この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

2回東京4日目

2013-04-28 10:28:42 | 馬券
昨日は東京競馬場に行ってきました。
富士山がきれいに見えて、天候にも恵まれたいい1日でした。
というのも馬券が中らないと言えないことですが。

天皇賞(春)です。
賞金ランク、および調教状態をあわせて検討してみます。

【Sランク】2頭
8番ゴールドシップ
圧倒的な1位ですが、別の視点では勝ち過ぎのきらいがあり、血統(いつもいうことですが、馬としてのトータルでの氏素性です)的な面で、今後この馬は勝てないのではないか、という不安があります。
調教は毎回、須貝尚介調教師の挑戦を受けているような感じがします。
皐月賞や有馬記念の調教タイムなど決して良くなかったですから、単純に調教状況の良し悪しを基準に判断できないところがあります。
右配置、左配置、内配置、外配置など厩舎や馬によって勝ちパターンがあるのですが、この馬はそれも該当せず難しいです。
さらに、先週は坂路、今週は芝で追ってきています。鞭の使いも、このレベルの馬としては尋常ではありません。
調子が悪いのか?と思ってしまいます。

この馬は展開がすべてですね。
直線で抜群の強さを見せるコールドシップですが、その気迫を感じるのが、4角の位置取りです。
4角で先頭集団に上がってきていないと馬券の対象とならないことも考えられます。

6番フェノーメノ
調教パターンを変えるのはよしとしません。
特にフェノーメノはこれまで2頭併せの調教方法を守ってきていましたが、今回は単騎で時計も決していいものではありません。
先週の2頭併せと比較すると、馬が変わってしまった(薄っぺらい)感じがします。
調教師が意図したものかもしれませんが、個人的には今回のフェノーメノはパスです。

【Aランク】該当馬なし

【Bランク】2頭
4番ジャガーメイル
老いてなお強しの感があります。今週の動きも昨年と同様の動きを見せています。
ただ個人的にポリトラックでの調教が好きではありません。

1番トーセンラー
さすがに同厩舎のエイシンフラシュのようなスピード感はありませんが、そこそこの状態です。一瞬の切れ味に賭けたいです。

【Cランク】
5番マイネルキッツ
併せ馬としてはそこそこですが、別の調教をしているグループにおいて行かれており、時計的に不満です。

15番カポーティースター
2頭あわせ先着。悪くないと思います。3200mを若手の高倉騎手がどう乗るか注目です。

【Dランク】
7番アドマイヤラクティ
11番トウカイトリック
12番フォゲッタブル
17番レッドディヴィス
18番ムスカテール
9番ユニバーサルバンク
アドマイヤラクティ、フォゲッタブル、ユニバサールバンクをピックアップします。

アドマイヤラクティはDランクでは唯一、2週追いです。
このレースにかける陣営の気合が感じられます。走ったコースは内目なので時計が出ていますが、それでもラスト1Fは秀逸です。
フォゲッタブルは池江厩舎らしい調教です。オルフェーヴルを使わずに、この馬でとプランしてきたのですから秘策があるのでしょう。
ユニバサールバンクも調教で併せ馬を大きく引き離し、好調が感じられます。

【Eランク】
16番トウカイパラダイス
3番デスペラード
10番メイショウカンパク
2番サトノシュレン
14番コパノジングー
トウカイパラダイス、メイショウカンパクをピックアップします。
トウカイパラダイスは単走でしたが好気配です。
メイショウカンパクも併せ馬を大きく引き離しています。すべてが嵌った時。この馬の切れ味がシップを凌駕する可能性も。
デスペラードもいいのですが、これまたポリトラックということで敬遠です。

【欄外】
13番レッドカドー
香港、ドバイと好調です。メルボルンC2着に実績もあり、昨年の秋の結果だけでは見限れません。

ゴールドシップから買うならば、単勝100円、複勝200円あたりでいいと思います。

調教の好き嫌いを度外視すればジャガーメイルから入ります。
ジャガーメイルが本命ならば手広くしてもいいでしょう。
ジャガーメイルの対比で、レッドカドーも侮れません。
トウカイパラダイス、メイショウカンパク、ゴールドシップの社台系以外。
社台系では、トーセンラー、カポティスター、フォゲタブル、ユニバーサルバンク。


昨日のレーシングプログラムの最終面に村上龍氏の「桜、散りゆくころ」というエッセーが載っていました。
その概略抜粋です。
エリモジョージの話なのですが、75年放牧中の牧場が火事で多くの馬が失われる。
生き残ったエリモジョージは、76年の春の天皇賞で17頭中12番人気で逃げ切って勝利する。
不慮の火災に遭った仲間のため、また亡くなって仲間たちの力を得て走ったのだろう。

最近の牧場火災というと、テイエムの馬で出走していれば話も続くのですが。
震災の被災馬としてトーセンラーなんてことはどうでしょうか。
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2回東京3日目

2013-04-27 08:09:00 | 馬券
今日は東京競馬場です。
酒飲んで騒いでいるのがいたら、その中のひとりが私です。

明日、天皇賞の予想をバッチリとやりますので、
今日の予想はごめんなさいです。
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2回東京2日目

2013-04-21 10:03:21 | 馬券
天気もままなりません。
福島のレースが雪のために中止。
異常気象といえばそれまでですが、この星が狂い始めているのかもしれません。

【サンスポ賞フローラS】
オークスへの最終便だが、メンバー的には低レベル。
賞金値1位から3位までは小差。
10番エバーブロッサム
3番イリュミナンス
2番スイートサルサ

エバーブロッサムが2000mの勝利があり、3頭の中では実績上位。

角居厩舎の2頭はどちらも勝負に。
内田騎手が騎乗した分12番デニムアンドルビーの方が人気(もともと高値馬だが)も、現時点での馬力としては9番ラキシスの方が上。

鞍上から11番セキショウ、6番ブリュネットまでが馬券対象。

評価的に18番テンシンランマンが高いが、個人的には足りないと見る。

【読売マイラーズカップ】
2頭のSランク馬、9番カレンブラックヒルと17番グランプリボスでグランプリボスの方が状態的には上。
果たしてカレンブラックヒルが復活できるかどうかを見るレース。
その馬の単勝を買うのはどうだろうか。
上位馬の中では13番シルポートの状態が1番と見た。8歳馬、古馬が元気な時は黙って買え。
ダノンヨーヨー、オセアニアボス、スマートギアと古馬が元気。
8枠の牝馬の状態もいい。若いところではファイナルフォームがそこそこのデキ。
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2回東京初日

2013-04-20 10:00:43 | 馬券
到着したハワイの空は曇り空だった。南国特有の熱気は薄く、むしろ肌寒ささえ感じた。
しかし予報に反して雨が降っていないことは幸いだった。
空港を出ると迎えの車が待っており、修司はその車体に身を沈めた。
軽い睡魔と闘いながらフリーウエイを抜け、30分ほどで目的のカハラアベニューへと到着した。

カハラは閑静な住宅街である。どの家の庭にもプールが施されているような高級住宅が1本の道を挟んで、一定の距離感を保った家並みが整然と続く。南国特有の木々を施したその家も、手入れの行き届いた庭とプールが配置されている。
聞けば、オーナーである摂津は午後の便で到着するということだった。
メードには昼食が不要であること告げ、仮眠をとるのでベッドとジャグジーの用意を頼んだ。
ジャグジーを出るとゲストルームのベッド脇にはシャンパンが用意されており、修司はそれを口に含むと深い眠りに落ちていった。

昼過ぎには起きようと思っていたのだが、目が覚めた時には3時を回っており、家主も到着済みだった。
家主の摂津孝信はある代議士の愛人の子で、修司が真唯子の親父の元で暮らしていたとき、同様に客人扱いで寝食をともにした。修司よりは5歳ほど上であるが、ほとんどが部屋で本を読んでいるよう物静か人物で、何故にこのようなところに幽閉されているのか不思議だったが、その実かなりの武闘派で、傷害事件の容疑者として名前が挙がっており、代議士の父親が隠匿のため真唯子の父の元に預けていたものだった。

実際に摂津が逮捕されることは無かったのは、事件とは無関係だったのか、父親が裏で手を回したのかは不明だが、一橋卒の洞察力は先見性と確実性に富んでおり、一度馬券の話をした際に、摂津に誘われて出かけることになり、5分ほど競馬新聞を眺めていたかと思うと
「勝つのはこの馬だと思うんだけど、修ちゃんの見解はどうや」
と云ってきた馬は、十中八九、修司が選んだ馬で、修司の相馬眼以上の的中率を誇った。
「面倒くさくなるから、誰にも言わんといてや。どうも俺には競馬は向いとらんみたいやから」
ビギナーズラックというものではないことは修司が一番よくわかっていたが、以降摂津が馬券の話をすることは無かった。

「修ちゃん、お目覚めかな」
摂津から関西なまりは無くなったが、修ちゃんという呼ぶのは相変わらずである。
「今晩は料理人を準備してあるから、パーティーをやろうと思っている」
修司の真唯子にすぐにでも逢いたいという気持ちを摂津は察していた。
「工藤も呼んであるから」
「工藤。工藤栄一か。何故工藤が」
摂津は掌を合わせ、人差し指、中指、薬指、小指の4本を軽くたたきながら
「真唯子さんは工藤のところにいる」
顎先だけを修司の方にむけ話を続けた。
「向こうさんはお山の上のハワイロアリッジというところに住んでいる。そこはセキュリティーゲートがあるため、すんなりとは出入りができない。そのため先に話をつけておく必要があるんだ」

修司には、やっと探しあてた真唯子がハワイで出産をして、さらに工藤栄一のところにいるのかまるでわけがわからなかった。


福島牝馬Sですが、女の気持ちも牝馬の気持ちもよく分らない、ヤヌシには難解なレースです。
別定戦です。
重賞3勝のマイネイザベルが一番背負わされるのは仕方がないところ。
東の牝馬S総なめと行きたいところです。
重賞1勝のミッドサマーフェアが1kg差というのはかわいそうです。調子がいいとハンデキャッパーは判断したのでしょうか。
オメガハートランドとの比較でもこの1kg差はどこにあるのでしょうか。
同枠昨年の勝ち馬オールザットジャズもこの斤量ならば連覇したいところです。
アロマティコは秋華賞3着ですが、実際に勝利したのは1600万ですから、この馬も54kgというのは少し重いのでは。

注視したところではサンシャイン、ゴールデンナンバー、アカンサス、スピードリッパーの順で。
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3回中山7日目

2013-04-13 09:43:04 | 馬券
「真唯子御嬢さんは、ハワイで子供を産んで暮らしている。住所は...」
1000万円の報酬と引き換えに手に入れた真唯子の情報は海外だった。
修司が仕事の都合をつけて、航空券を手配できたが4月13日だった。

【第73回 皐月賞】
この春のG1はキンカメとともにここまで戦ってきたのですが、日曜日の福島に期待していたキンカメの仔が出走せずに残念...。
先週の桜花賞にはキンカメの仔が出走せず、アタマを悩ましましたが、皐月賞には2枠、6枠、7枠にキンカメの仔が配置されています。
3番レッドルーラー、12番コディーノ、14番エピファネイア、15番カミノタサハラという4頭BOXの馬券も考えないわけではありませんが、いつもどおり賞金値と調教状態を記載します。

【Sランク】2頭
12番コディーノ
7番ロゴタイプ

関東馬2頭はいずれも2週追いで万全の態勢です。南Wコースで追い切られていますが、コディーノの方がやや優勢と見ます。

【Aランク】2頭
15番カミノタサハラ
5番タマモベストプレイ

上位の関東馬ではカミノタカハラが一番良くみえましたが、それでも評価はBです。
タマモベストプレイは、これまで具合はよくても、自分のセンスとあわなかったのですが、今回のタマモベストプレイはその名のごとく期待したいと思います。

【Bランク】2頭
14番エピファネイア
8番コパノリチャード

エピファネイアは上がり重視の調教だったので見た目はよく見えます。調教的にはコパノリチャードの方が上と見ました。

ここまでの上位人気が2000m実績に乏しいことがこのレースを難しくしています。
特にロゴタイプは1200mデビューというが気になります。コディーノは前回の調教がよく見えなかったので、今回は期待を裏切らないでほしいです。
タマモベストプレイも1400mデビューというのが気になります。
スプリングSの1、2着は皐月賞が最大目標とみます。
対して弥生賞組は底力があるので、無理使いはしないとみます。

【Cランク】
16番フェイムゲーム
1番メイケイペガスター

上位6頭がそこそこの状態で、フェイムゲームもそこそこの状態ですので、逆転は難しいと見ます。メイケイペガスターは木原流なのかしれませんが、ここまでの馬の中では一番調教評価は低いです。

【Dランク】
17番クラウンレガーロ
9番サトノネプチューン
3番レッドレーラー
18番テイエムイナズマ
13番ラブリーデイ
6番ミヤジタイガ
4番ナリタパイレーツ

Dランクでは逆転は厳しいとみます。
展開や状態がよければ好勝負になりかもしれないという期待でいうと、ミヤジタイガとテイエムイナズマを推奨します。

【Eランク】
2番インパラトール
10番マズルファイヤー
11番クリノヒマラヤオー

Eランク馬は2番のインパラトールの調教はそこそこですが、このクラスの馬が馬券がらみすることは考える必要はないでしょう。

賞金値ランクと調教状態からは
タマモベストプレイを本命にエピファネイアを逆転候補、コディーノ、ロゴタイプ、カミノタサハラはその次の横並びです。
展開的に逃げ粘った時のコパノリチャードが穴です。
ミヤジタイガとテイエムイナズマのベテランの手綱に期待です。
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今週の戦績

2013-04-10 01:31:18 | 競馬
桜花賞に「彼」の名前は無かった。
この日「彼」が指名した馬番は9番、8番、16番、3番だった。
修司の最終指名した馬番そこから来ているのだろうが、クラウンロゼはともかく他の馬が馬券に絡むとは思えなかった。

それぞれの馬番の鞍上を書きだした。
9番浜中俊騎手。2着
8番岩田康誠騎手。1着
16番C.デムーロ騎手。1着
3番M.デムーロ騎手。2着

これを桜花賞に展開してみた。
1着馬
岩田康誠騎手(4番サンブルエミューズ)
C.デムーロ騎手(7番アユサン)
2着
浜中俊騎手(17番コレクターアイテム)
M.デムーロ騎手(14番デッドオーヴァル)

ここまでだった。締め切り時間が迫っていたからだ。
この4頭をBOXで3連複を購入。


フェブラリーS 浜中俊騎手
高松宮記念   岩田康誠騎手
を考えれば、
正解はC.デムーロ騎手からM.デムーロ騎手、3着には9番、8番、16番、3番。
3連単679,300円

「それで修司さんはその馬券をいくら持っていたの」
「叔父さんは、アユサンの単勝だけだよ。とても調教を見た限りで9番の馬は馬券に絡むなんて思えないもの」
「サインなんていう『お遊びで』でもなければ買えないって訳か」

ブログの書きっぷりで想像はできたが、肩入れが違うのは表現でわかってしまう。
修司が馬券を買う時には買い目さえも記載していない。

修司が単勝をいくら購入したのか分らない。
ひとつ言えることは、24倍台のオッズが18.0倍になったということだけだ。
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3回中山6日目

2013-04-07 11:15:16 | 馬券
天気予報がいい方に外れてくれました。
桜花賞の出馬表を見ると、長めの馬名の馬が多く、今日の実況は大変だろうなと想像してしまします。

G1レース恒例の賞金値と調教状況から予想したいと思います。
賞金値1位のローブティサージュの人気がなく、今年の桜花賞は面白そうです。
【Sランク】
6番ローブティサージュ
2歳クイーンも前走のチューリップ賞9着で人気落ち。
先週の追い切りでしっかり追われており、今週はいつもどおり手綱をしっかりと握り控えめと調教に関しては心配はない。
須貝厩舎の特徴は、併せ馬で右位置の方が期待されているのだが、今回は同僚のコレクターアイテムが右位置。さて結果はいかに。

3番クラウンロゼ
3戦無敗は出走馬のなかでは傑出。三浦皇成騎手初のG1制覇となるか。
栗東のCW5Fの調教だが、コース的にはショートカットしており時計としてはあまり参考にならない。単走追いだが、上手く他厩舎の併せ馬にあわせていい走りを見せている。
血統的(馬、人など)にマイナーな点がG1レースとしては障害に。

【Aランク】
18番メイショウマンボ
武幸四郎騎乗で追い切り。ローテーション的にもここが最大目標とみる。
後ろから行く馬なので、外枠は問題がないという見方もできる。
まだまだ子供的な部分もあるが、動きはいい。

【Bランク】
13番クロフネサプライズ
酒井学騎手を背に調教。この馬の特徴は頭がいいこと。
調教パートナーの悪癖までしっかりと覚えていて、走ってくるところがすごい。
1番人気のようだが、惜しむらくはクラウンロゼ同様血統のマイナーなところ。

12番トセーンソレイユ
3戦目での3歳G1挑戦。
シュタルケ騎手を背にした調教は、池江厩舎としては普通。
現時点でここまでの評価があるのか疑問。

17番コレクターアイテム
浜中騎手を背にした調教はローブティサージュと併入。
阪神JFではこちらの方が1番人気だっただけに、逆転のあるか。
それでも人気は10倍以上なので、狙い目として悪くない。
走るシルエットとしては私もこちらの方が好きです。

【Cランク】
11番サウンドアリーナ
植野貴也騎手をした今週の調教は最後の最後で本気モードで走った感じで、判断が非常に付けづらい。

14番レッドオーヴァル
調教助手が騎乗。安田隆行厩舎の乗り役は巧いんでしょうね。多少左が強い感もありますが、楽々併せ馬に先着。調教で併せ馬に遅れをとったら安田隆行厩舎として話になりません。果たしてG1、3連勝はあるのでしょうか。

7番アユサン
今週の調教は丸山元気騎手を背にして、いい動きを見せていただけに、落馬で騎乗できないのは残念だ。馬主の星野寿市は群馬「三栄商事」の代表取締役。群馬を元気にしたいという人物で丸山騎手騎乗にもつながっている。ただ、相手陣営としてはクリスチャンに乗り替わったことで警戒心強化。

【Dランク】
15番ナンシーシャイン
5番ウインプリメーラ
10番シーブリーズライフ
1番ストークアンドレイ
9番プリンセスジャック
4番サンブルエミューズ
8番ティズトレメンダス

逆転が難しいDランクだが、ナンシーシャインは動きは好感が持てました。
サンブルエミューズもまだまだ子供って感じです。
ストークアンドレイの時計はすごいのだが、これって間違いじゃないですか。

【Eランク】
2番サマリーズ
16番ジーニマジック
面白いかもと思っていたジーニマジックが最下位。複勝候補で押さに。

調教でこれはという馬が見つからないときは、候補が軽めで追われているか、人気薄で正当に評価できていないかです。
荒れる要素ありありです。
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3回中山5日目

2013-04-06 12:48:09 | 馬券
暴風雨が近づいています。

朝からその防衛に走り回っています。
午後もあちらこちらと予定が入って、
競馬は明日ゆっくりとやりたいと思います。

調教も全く見ていないのですが、ちらみの状態ではエーシントップは悪くないと思いますが、ハナズゴールにご執心な浜中騎手から内田博幸騎手と乗り替わり。西園正都厩舎との相性はどうなのでしょうか。

サンスポ杯阪神牝馬Sは関西の空模様がどうなのかだけが気にかかります。
サンスポ杯って阪神競馬場だっけ...なんて思っているような予想屋の予想などあてになりませんが。
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今週の戦績

2013-04-02 23:14:36 | 競馬
修司の馬券は2レースから動き出した。
「この20万円をこの馬の複勝にすべて入れろ」
指名されたのは1番グレートエンジェルだった。
「5万円づつ4回にわけろよ」
男は急ぎ、連れの若い男に指示をだし、若い男は5万円の複勝4枚を買って戻ってきた。
修司は男の手にした馬券を一瞥もせず、そのままどこかに消えてしまった。
締め切りのブザーがなり、残された男は馬場に目をやった。

グレートエンジェルの出は決していいものではない。
中団より後方の位置のままで、レースは進み、5枠9番と8枠2頭が前を争う展開。
3コーナーから4コーナーに向かう位置で、内ですでに鞭が入るグレートエンジェル。
前の3頭に届くどころか入着も怪しい脚色だ。
「あの野郎...」
まんまと修司に逃げられたか、男はそう思った。
直線、グレートエンジェルは外に位置を移して前を追うが6番手、届きそうもない。
そう思った時だ、8枠の1頭の脚色が鈍り、アサクサライジンと並びグレートエンジェルの白い帽子が勢いを増す。半信半疑のまま声もでない。
トーコーグリーンとゼンノコンドウの2頭に大きく離された位置でアサクサライジンを1馬身ほど交わしたところがゴールだった。
4番人気のグレートエンジェルの複勝は1、2番人気との組み合わせのためか1.6倍しかつかなかった。
「思ったよりもつかなかったな」
修司がフラッと戻ってきた。
「どこに行っていたんだ、逃げたかと思ったよ」
「便所で、うんにすがって祈っていたんだよ。最後は神頼みしかないからな」

32万円の行先は5レースのガッサンプレイの複勝となった。
単勝人気は40倍を超えて人気がない。
レースは人気のヒルノクオリアが好スタート。3番手のまま4コーナーでトップに立つと後続を離して1着。ガッサンプレイが懸命に後を追い2着に。メイショウアイアンの勢いを1/2馬身1番人気のシグナルプロシードが押さえて3着。
レースが確定したところで再び修司が戻ってきた。
5万円6束と2万円の馬券は300万円を大きく上回った。

300万円を超えるとさすがにオッズを左右する。簡単には手が出せなくなる。
思案の末、勝負レースを10レースのマーガレット賞と決めた。
狙いのエリプリーズは1番人気で、単勝は4倍前後で行ったり来たりしていた。
単勝にすべて入れれば1000万は確実だ。
が、修司が指定した馬券は200万円を残して、人気を争っている12番ローガンサファイアとの馬連に100万円だった。
12番、13番の組あわせの馬連は、10万円ずつ時間と場所変え購入されて、最後の馬券が買われた時点で10倍前後を示していた。

「あっ」
ゲートが開いた瞬間、男の口からため息が漏れた。
エールブリーズが立ち遅れ、後方待機となった。
12番のローガンサファイアの位置取りも後方だ。
1400mのレースは早い流れで進み、100万の馬券の2頭は最後方のまま4コーナーをむかえた。
「川田!」
大外に出した分、距離ロスは否めない。ましてや1400mでの位置取りとしては厳しいものがある。内目を回った先頭集団の脚色は衰えない。
しかしエールブリーズのさらに外目からローガンサファイアが差してきた。
前を行くアットウィルはガッサンプレイと同じ内田博幸騎手=領家政蔵厩舎のコンビで、また連対することも考えられる。
ローガンサファイアは2kgの斤量貰ったせいか切れ味をみせる。エールブリーズも懸命に追いすがるがそれには適わない。
「川田!」
ふたたび男の叫び声。
ローガンサファイアは1馬身ほどアットウィルを交わしてゴールへ駆け込んだ。
場内ビジョンの画像は最後エールブリーズがアットウィル交わしたように見える。

スローでゴール前が映し出された。
1着ローガンサファイア、2着はエールブリーズ、3着アットウィルの順だった。
連れの若い男が歓喜するのとは別に、男は馬券を手に大きく椅子にへたり込んだ。
12番13番の馬番連勝は1030円、10.3倍だった。
100万円の馬券はきちっりと1000万円となった。

「残った200万円は、そいつの今日の駄賃だ。1日中馬券を買うのに走りまわったんだからな」
連れの若い男は首をすくめてニタっと笑った。
「残りの持ち金は、さっさと始末しろ。匿名で寄付をするといい。一番足がつきにくい。警察に『はい、この札束です』とは名乗りでないからな」
男は大きく頷いた。
「じゃぁ、こちらも本題だ。成功報酬として、真唯子の居場所を教えて貰おうか」
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