今週の戦績

東京優駿は1番人気の⑤オルフェーヴルが優勝。2冠馬となった。
池添謙一騎手は31歳でのダービー制覇。
「ダービージョッキーの名前に恥じないようにもっと上手くなれるように頑張っていきます。」
二世騎手というだけではない芯の強さを覚えます。
それに引き替え関東の騎手、もっと頑張ってよ！！

東京10レースむらさき賞。
本命⑨リリエンタール対抗①リッカロイヤル。結果は1着3着でワイド19.7倍、複勝6.7倍。
この馬券が「馬券買えない病」で手が出ない。

さすがにダービーは買いました。といってもたいした額ではありませんが。



加えて


正直⑤オルフェーヴルの調教はよく見えました。厩舎、馬主、生産者、騎手すべて問題ないですものね。勝たれてもしょうがないですね。このレースの反動がないことを祈りたいと思います。
それにしても①ウインバリアシオンの人気なさすぎ。

サダムパテックに2頭のトーセン馬。
ＪＲＡは厳しいね～。

3回東京4日目

第78回東京優駿
雨のダービーとなってしまい、予想的には不良馬場での一戦となりそうだ。
２年前のロジユニヴァースが勝利した死のダービーを思い出してしまう。
この世代は最弱の世代と呼ばれるが、そうではないだろう。
あのレースで有力馬のほとんどが壊れてしまったのだ。
今年の出走メンバーはあの時よりも弱い。
馬場にあったレースで、馬たちが次をむかえられるようなレースを期待したい。

１８頭のうち１３頭が社台系の馬。
皐月賞を白老ファームの馬が１、２着しているが、白老ファームは社台の中でも歴史のある牧場で、社台コーポレーション名義になっている。社台の吉田３兄弟はそれぞれに牧場を所有しているが、この白老は３兄弟共有の所有牧場である。私の馬券では、社台の馬が多くてどの馬から買えばいいのか迷った時は、１に母親の吉田和美氏、２に白老ファームを優先に買うようにしている。

さて賞金値順にざっと並べて検討して行こう。
⑤オルフェーヴル　皐月賞１着　調教状態も良好で馬の背景も問題ない。２冠馬となるとメイショウサムソンまでさかのぼらなければならないほど昔の話だ。２位との賞金比較をみると２冠は怪しいように思えるのだが。
②サダムパテック　皐月賞２着　調教状態は良好で馬の背景はこれまでも書いてきたとおり。
賞金的にＳランクなのはこの２頭で、２頭とも馬券に絡まないということは考えにくい。しかしどちらも使いだしが1600mとダービー目標としては少々心細い。さらにこの馬場を考えるとなおさら。
Ａランクの馬は存在せず、Ｂランクが３頭。
①ウインバリアシオン⑥クレスコグランド⑯トーセンレーヴのいずれも前哨戦勝利組。ここのところ①番枠は好走しているので注意でしょうか。馬主的には押しが弱い感じがします。クレスコグランドは最後まで武豊騎手が騎乗したかったみたいですが。調教状態ではトーセンレーヴが一番よく見えました。
本来ならばこの5頭の中に勝ち馬はいます。が今年はどうでしょうか。
Ｃランクは⑧⑨⑮⑩⑦⑱③⑭
⑧フェイトフルウォーは皐月賞では白老の馬でこの馬だけが走りませんでした。年明けに井崎脩五郎死がウサギ年のダービーはオーのつく馬と言っていましたが（本人は忘れているでしょうが）、その意味ではこの馬しかいないのですが（笑）。
⑨コティリオンはＮＨＫマイルカップ2着。このランクでは実績上位ですが、これまでの使い方から2400mはどうなんでしょうか。調教もあまりよく見えませんでした。
⑮トーセンラー。皐月賞の本命です。この世代の種牡馬１位はなんともいてもディープインパクトであり続いてアグネスタキオンです。そういう産駒が勝たなくては種付け料的にも問題があります。皐月賞でもう少し人気があれば逆転候補なのですが。蛯名正義騎手もダービーほしいよね。
⑩ナカヤマナイト。二ノ宮厩舎は２頭出しです。Ｇ１ではこのような厩舎が連対するのは馬券の鉄則です。鞍上の柴田善臣騎手は騎手会長を武豊騎手に譲って相談役になっていますが、ダービーを勝っていない騎手会長っていないのでは。悲願のダービー制覇はなるか。（あまり善臣さんには悲願って言葉似合いませんが）皐月賞２番人気で５着ですから逆転は十分にあります。
⑦ペルシャザール。２週連続Ｇ１制覇、後藤浩輝騎手ならそんなこともできるかも。でもそんな馬を安藤騎手が手放すか、っていうことです。この馬場なので先に行ければ面白いと思います。
⑱ノーザンリバー、③オールアズワン、⑭ショナンパルフェでは⑭の調教が一番よく見えました。オールアズワンは馬主が福島馬主ですので．．．。
Ｄランクは④⑪⑰⑬
④⑬⑰は調教もあまりいい感じではなかったので馬券的には無理だと思います。今、絶好調の横山典弘騎手が騎乗していないのが残念です。問題の⑪デボネアですが正直デットリーでも勝つのは無理だと思います。マジックでもない限り。
Ｅランクは⑫エーシンジャッカル。このランクは全く無視していいのですが、調教状態は一番よく見えてしまったので困っています。

混戦です。先にも言ったとおり皆無事に回ってきて、秋にもその雄姿を見せてもらいたいです。

勝負馬券としては上位５頭を中心に買えばいいと思います。
それでもダービーですから。勝たせたい馬、人から買いたいと思います。
ＪＲＡはトーセンの馬はＧ１では勝たせてくれないと思うのですが、⑮トーセンラーを再び本命です。
二ノ宮厩舎と蛯名騎手はつながりが深いのですが、あえてこの馬を選んだことを注目します。
あとは外国人を買うしかないでしょう。

3回東京3日目

「デットーリさえ買っておけば蔵が建つ」
そのランフランコ・デットーリ騎手の騎乗が久々に見られるのはうれしいかぎりだ。
とは言うものの、ＪＲＡの短期免許交付はトップジョッキーにしか与えられない。
過去の実績ではなく今の実績が各国の中でトップでなくはいけないのだ。
乗りに来ないのではなく、乗りに来れなかったということも言える。
土曜日はその雄姿をみることはできないが、日曜は友好の深い小島太厩舎の馬に数多く騎乗する。
小島太厩舎のほうがプレッシャーだろうな。
果たして過去のデットーリ騎手とその雄姿がダブルことはできるのだろうか。

目黒記念
実績上位は⑧マイネルキッツですが天皇賞－宝塚記念と流れたローテーションも今年はここに。十分に稼いだのだから58.5kgも背負わせて走らす意味があるのでしょうか。⑫フォゲッタブルは調教映像がないので判断がつきませんが、昨年の天皇賞では1番人気だった馬がここまで人気を下げていいのでしょうか。このあたりで復活してもらわないと管理責任が問われます。⑯トウカイトリックは追い切りを見る限りでは連対するのは厳しいでしょう。
⑰ハートビートソングが本命です。1600万を勝ちあがったばかりですが、今週の調教状態は二重丸です。社台系にとっては長距離は重要視されませんが、ゼンノロブロイ産駒としてはこれくらいの距離での勲章があってもいいのではないでしょうか。
対抗には社台系以外ということで②ケイアイドウソジンを推奨します。この馬も追い切り状態は本命にひけをとりません。
思いのほかこの2頭が人気になっているので、⑤⑨の2点で3連複を参加はどうでしょうか。

金鯱賞
このレースは上位4頭にその他12頭といったレースです。
⑫アンライバルド。皐月賞馬、1年5か月ぶりの復帰戦です。屈腱炎の手術から復活してくれるとうれしい限りなのですが。調教状況は正直Bです。
⑨アーネストリー同じ休み明けですが昨年も勝った時は5か月半ぶりでしたら問題はないでしょう。調教状態はAで連対候補の1番手です。
⑤キャプテントゥーレ、もう1頭の皐月賞馬です。調教状態を見るかぎりでは休み明け３走目で最もいい状にあると見ました。この馬を本命にします。
⑬ルーラーシップ、⑧ネオヴァンドーム、⑪サンラズベガあたりまでにしておきます。

3回東京2日目

今週はメジロ牧場、本郷一彦厩舎の解散があった。
メジロの馬は実質的な責任者である岩崎伸道氏に譲渡された形となった。
これからもメジロの魂は走り続けるわけで、応援していきたい。

今日、優駿牝馬。箱根に短期放牧にでるため馬券はお休みです。
桜花賞から800m延長の2400mは路線形態を重視するJRAにしては考慮が必要だろう。
オークスまでの牝馬重賞で1800m以上のレースはフラワーカップとフローラステークスの2鞍しかない。
オープンレースとして忘れな草賞やスイートピーSがあるが格付けされないのだから重要視されていないのだろう。重賞勝ちした馬が離脱していくことで、収得賞金が400万、900万円の馬が7頭と今年のオークスメンバーは例年よりはレベルが落ちている。

女王候補が⑨マルセリーナであることは変わらない。
追い切り状態は、先週の調教を見たときには主役としては心配をしたが、今週の状態はまずまずだ。まずまずで勝てるのか？という不安はあるが、能力的に逆転できる馬が存在しなければなんとかなるだろう。
1600mのレース以外の経験がないこと、脚質が今週の馬場にあわないことが不安視される。
その点からも2倍台のオッズは適正だし、これを切るようであれば危険な人気馬になってしまう。

準主役候補は⑫ホエールキャプチャ、③バウンシーチューン、⑰マイネイザベルです。
この3頭は追い切り状態も好評価です。
⑫ホエールキャプチャは昨年のデビューから休みらしい休みがないこと、マルセリーナ同様距離経験がないことが不安視されるところ。
逆転の主役にもっとも近いのは③バウンシーチューンだ。3年目の田島俊明厩舎としては大きな壁だと思うが。
⑰マイネイサベルはフラワーC、フローラSで4着、5着と敗れているが、オークスを目指しているという意気込みは感じられる。いずれも2番人気であり、人気も実績である。

いずれにしろこの4頭が馬券の中心である。

⑦⑪⑯のC群か⑭①②⑱④のD群までが馬券的な組み合わせとしての逆転候補と見ます。

選択枝が少ないので私は馬券的には3連複として以下がお薦めです。
リーディングの岩田騎手も横山典弘騎手、武豊騎手も関西騎乗で騎手メンバーさびしいオークス。
①④⑤⑬⑭⑱の社台系の馬も気にしなくてはいけないですし、土曜日の展開をみると前残りで、人気馬が後ろから行く馬達ちばかりで十分荒れることまで考えなくてはいけないのでしょうが、そこまで考えだしたらこのレースは馬券としては降りるしかないでしょう。

⑨－⑫③⑰－⑦⑪⑯

3回東京初日

春競馬も３回東京をむかえた。
オークス、ダービーを前にして今週は馬券口座に入金を。
通帳を見返すと、今年はすでに１０万円の負け。
特にこの１カ月は３万円の入金が底ついてしまった。
そろそろ真面目に馬券を買わないとまずいです。

的中しても全額コロガシして「ハズレ」るので駄目なんでしょうね。
仕事でもそうですが、同じことをしていては人間ダメなんですが、
性格破綻者なんでしょうか。

明日から天気が崩れそうですが、箱根に出かけてきます。
オークス予想は早めにアップしたいと思っています。

今日の東京メインは３厩舎が２頭出し。
２頭のダイワに注目します。⑩ダイワマックワンならおいしいのですが、軸は人気的でもダイワファルコンでしょうか。
⑪キャプテンベガが快走する夢を以前見たことがあり買っているんですが、全く快勝しません。
そういうどうでもいい馬券にごっそりと買ってしまうのが負けが込む原因なんでしょうね。（笑）

柴田大知騎手が今日は全レースマイネル、コスモの馬に騎乗。注目しています。

2回東京8日目

ＪＲＡの広報を通じて公開された夏季競馬番組では夏の福島も中止となる。
その分の開催が中山ということで首都圏のファンにはとっては楽になるが、福島開催を楽しみにしているファンは残念だし福島の観光は痛手を受けてしまうかもしれない。

藤田伸二騎手が病気でブロードストリートは武士沢友治騎手に変更。前売りの段階で藤田騎手ならということで買うファンもいるのでこういう馬券はどうにかならないのでしょうか。

第6回ヴィクトリアマイル。
ブエナビスタといえばレッドデザイア、アパパネといえばサンテミリオン。ライバルが順調に出走できないぐらい牝馬の場合体調管理に苦労をする。
牝馬のレースは調教状態があまり参考にはならない。⑬ブエナビスタはいいときと比較すると全然買いたくなるような状態ではない。それでも来てしまうのが牝馬のレースだ。
Ｇ１レースだからと言って毎週、毎週買う必要もない。ここは「見」でいいのではないか。

ということで私は買わないが、外れ予想を参考にされている人のため。
基本社台系の馬を買え。といっても人気にはなるのは社台系なので参考にも何もならないが。
①ワイルドラズベリー②アニメイトバイオ⑬ベエナビスタ⑮アプリコットフィズ⑯アパパネ。
他の牧場で対抗できるのは調子のいい馬となる。
④レディアルバローザ⑤アンシェルブルー⑨ショウリュウムーン⑩コスモネモシン⑫スプリングサンダー。

逃げ馬がいないので思い切ったレースができればブエナビスタ、アパパネが足元をすくわれることも予想される。
②アニメイトバイオ、⑮アプリコットフィズを馬券的には推奨する。

2回東京7日目

今日は娘の墓参りなので競馬はお休みです。
すっかりそれを忘れて、さるまわしさんと競馬場に行く約束してしまい、ご迷惑をおかけしました。

ということで１レース目で勝負と思い検討。
今日は大栄牧場の産駒に注目です。
⑫クラウディアですが鞍上が内田博幸騎手から後藤浩輝騎手に乗り替わり。
11日の大井競馬場で落馬骨折2か月の休養。
馬券はどうしましょうか？

東の重賞は京王杯スプリングカップ。
短距離の場合、馬の調子は簡単には変わらないので、近走の成績を参考にするといい。
人気だが前走Ｇ１２着のサンカルロ。前走に引き続き本命とする。
調教状況も勝ちパターンなので問題はない。別定戦で57kgというもの有利だ。
差し脚勝負の本命に対抗するのは前に行く馬となる。⑦ジョーカプチーノと⑪シルポートの先頭争いだが、行かないと勝負にならない⑪シルポートを調教内容、西園正都厩舎３頭出しを考慮して相手にとる。
この2頭を軸に②⑤⑨、復調気配の⑫⑯。⑧コスモセンサーもここで何とかしないと安田記念は除外だろうから怖いところである。万全を期すなら総流し⑬ドリームバレンチノなどは調教がよかったのでこの馬あたりが絡んでくれるとおいしい馬券になる。

特別戦は９レース③インプレザリオ、１０レースは④ケイアイルーラーを軸とみた。

今週の戦績

○ＮＨＫにチャンネルをあわせたら水川あさみさんが出演されていて、⑦クリアンサスの複勝を買ってしまいました。
●そのわけは。
○牝馬が３頭出走していて、クリアンサスが２番目だったから
●おお、大河ドラマ馬券ですね。

ってそんな馬券はありません。
まず馬券で負けないためにはそういうくだらない予想はやめなくてはいけません。

昨日もそうですが、最近ボケてきて何を買ったかわからなくなってきました。
土曜日の東京８レース、⑦⑮③の３頭以外いらないのでこの３頭の３連単ＢＯＸで投票寸前までいって、このレースは見送りと決めたのですが、締め切り間際になりふたたびＰＣに向かい⑩⑮を軸に３連複を６点購入。レースが終了してはずれたなと思っていると的中の音がしてきた。先に見送ったＢＯＸ馬券が的中したのだ。
予想した馬券は購入しなくても、ＪＲＡ－ＶＡＮ　ＮＥＸＴで「本日の収支へ追加」しているので、的中すれば的中音がする。
何よりもショックなのは見送ったということを忘れて、またわざわざはずれ馬券を購入したこと。
そして今日のＮＨＫマイルカップは調教状況がよかった⑤マイネルマクリマの複勝を２回も買ってしまった。
レースが終了しても気が付かず、的中したわりには儲からなかったな、と見返して初めて気が付いた。

なにをどう買うか、それを買ったのかチェックしなくてはいけません。
新潟６レース⑦タニノスバル　
阪神６レース⑧ギンザアキレス　（岩田騎手はいないときの四位騎手は狙い目です。加えてわざわざ小島太厩舎が関西までもっていっているのですから絶対買うべきです。）
新潟１０レース⑧エーシンバリトン
いずれも買いそびれました。

いかんいかんです。

2回東京6日目

管総理の緊急会見を裏読みすれば近く地震が来ることを想定できる。
（中部電力がその停止宣言を躊躇しているのは笑えるが。）
政府機関は、こういう災害情報をつかんでいる（はず）で、３月１１日に関しても予測はできたはずだ。世の中がそれに対して危機意識が薄いからこういう状況になる。現代において天災ということはないすべては人災なのだ。
６月８日、同じ満ち引きなる時期を危険視している。
だからと言ってそれを憂鬱に思う必要もない。
今日は今日で競馬を楽しもう。

ＮＨＫマイルカップ。

⑬グランプリボス
馬主は北側雅司氏（グランプリ）会社はＣＳ放送事業や不動産業などだが暮れの2歳Ｇ１を勝利しているのだから、馬主としてはＪＲＡに認められている。矢作芳人厩舎はオープン馬は大勢いるが看板馬がいない。昨年もこのレースをダイワバーバリアンで２着しており、馬の比較ではこの馬がこのレースを勝ってもおかしくはない。ただし水曜日の追い切り状況をみた限りでは暮れの調教が１００点なら８５点といったところ。サクラバクシンオーが死亡して「死に馬の仔は走らない」を証明するか。

⑰コティリオン
馬主は金子真人氏でＧ１馬主としては文句がつけようがない。最近の橋口弘次郎厩舎の一流馬は武豊騎手が騎乗していたので、小牧太騎手とのコンビは久々。ただしこの馬での実績があるわけではないので過大評価も禁物だが社台ファームの生産で前売り段階では一番馬券も売れており勝たれも納得する。今週水曜日の調教は坂路単走でＧ１へ向けた追い切りとしては物足りなさを感じた。

①リアルインパクト
馬主はキャロットファーム。社台の下受けのイメージがあり、当然馬は走るのだが最近どうよ？の感がある。会社の実情はわからないがゴタゴタ感があるのでは。堀宣行厩舎はジャガーメールやアリゼオという代表格が休んでいる分稼いでもらいたいところだ。前走は休み明けでマイナス体重でどうかと思ったが案の定惨敗。今週の追い切りに注目したが、前走よりは明らかに良化しており要注意。問題はヤネ。

④エーシンジャッカル
馬主は栄進堂。ＮゲージならぬＴゲージの玩具メーカー。エイシンとは同系だが切り分けが必要。高野友和調教師としては開業して初勝利馬で思い入れも大きい。調教は合わせ馬で後れを取ったが、一週前の追い切りで出来上がっているとみる。ただし開業２年目重賞勝ちもない厩舎がＧ１を勝つとは思えない。

⑨ヘニーハウンド
林正道氏。新興馬主の注目株。矢作厩舎は３頭出しと本命馬が出走する厩舎として使い方に疑問符。さらに矢作厩舎はこの馬の１勝だけが今年の芝勝利。調教状況をみるとグランプリボスよりも状態は上。ニコラ・ピンア騎手は一昨年、昨年とイタリアリーディングの３位だが、身元引受人が社台でありここを勝つのかは半信半疑。

上位５頭の中では⑨ヘニーハウンドを本命にする。
上位５頭以外では③エイシンオスマン、⑥ダンスファンタジア、⑦クリアンサス。
調教状態で買いたい馬は⑤マイネルラクリマ、⑯アドマイヤサガス。

微妙に乗り役がレベルダウンしている状況に当たり馬券のキーワードが隠されている気がする。

2回東京5日目

10年以上も前の話になるだろうか。
会社の後輩だったＭ君が会社を辞めて、オジサンの会社に就職。しばらくして連絡があり競馬に誘われた。中山のクリスタルルーム（だったと記憶しているが）の席を、横浜でビル経営している馬主からもらったというのだ。オジサンの会社は何をしているのかと聞くと飼料の買い付けをしており、メジロ牧場にも餌を納めておりよく牧場にも行くという話だった。
そのメジロ牧場が資金難を理由に閉鎖を決め、馬主業からも撤退をする。
2chで北野建設の経営体質がたたかれていたが、本業と切り離したところで牧場経営がなされていたのであらば経営能力がなかったと思わざるをえない。先代と比較して競馬への情熱は薄かったであろうし、そういう思いは関係者にも伝わる。競馬は馬が走るものではなく、関係者が走らせるものだから。
調教師でも競馬界からの勇退をきめた秋山雅一師。（秋山調教師も某馬の処遇に関して2chでたたかれていた。）調教師も社台系の馬を預かってなんぼの世界であり、預託馬に社台系がいない（少ない）厩舎に経営は厳しい。
メジロの代名詞と思っていた大久保洋吉厩舎(吉田豊）ですら近年活躍しているのは社台系の生産馬である。
日本経済の低迷、さらに震災と馬主側の懐具合は非常に厳しい。ダービー馬主ですら続々と衰退、撤退していっている。ＪＲＡの賞金減額など競馬界を取り巻く環境は日増しに厳しくなっていっているのが実情だ。

京都新聞杯。
毎日杯を勝利した⑫レッドデイヴィスが出走。2着したコティリオンが明日のＧ１に出走するのに、重賞2勝のこの馬がここへ出る意味があるのだろうか。
調教状況での本命は⑨パッションダンス。

プリンシパルＳ。
文中の騎手が狙いです。

本日はトーセンの馬が多く出走。注意が必要。