昨日も競馬場へ行ってきたのですが、日中はなんでこんなジャンパーを着てきたのかと思っていたら、夜にはそれですら寒い状態になってしまいました。夏から冬になったような季節感です。そのおかげでやっと秋競馬を味わえる感覚になってきました。と思っていたらテレビ中継のパドックをみていたら馬体から汗ダラダラですね。
菊花賞(賞金値)
Sランク
7番タスティエーラ ◎
14番ソールオリエンス 〇
Aランク
該当馬なし
Bランク
15番ファントムシーフ
Cランク
11番サトノグランツ ▲
12番ハーツコンチェルト
9番ノッキングポイント △
Dランク
1番トップナイフ △
17番ドゥレッツァ △
Eランク
6番リビアングラス
16番ショウナンバシット
4番ダノントルネード
8番サヴォーナ
3番シーズンリッチ
10番マイネルラウレア
5番パクスオトマニカ ★
13番ナイトインロンドン
2番ウインオーディン
東西の横綱に大関不在で、関脇ファントムシーフ、小結サトノグランツ、ハーツコンチェルト、ノッキングポイントの3頭に幕内トップナイフ、ドゥレッツァの2頭にその他十両9頭といったところでしょうか。実際の大相撲では若手台頭で新入幕でも優勝争いをしていますが、そこまでの健闘をするのはリビアングラスとサヴォーナぐらいでしょうか。タスティエーラはダービーから直行ですが、今回はノーザンF(早来町)から帰厩です。堀厩舎は美浦の厩舎ですが、天栄を信用していないんでしょうね。春は共同通信杯から始動しましたが、このときはしがらきからの帰厩でした。ノーザンファーム側の事情があったのかもしれませんが、普通は天栄だと思います。それ以降皐月賞まで在厩で過ごして、ダービーは天栄帰りでしたが、この際もオーダーは少なかったのではないでしょうか。今回もじっくり厩舎で作りこんで本番に臨んだと思われます。調教内容としては多少オーバーワークですが、作り上げるという点では否めないところです。堀厩舎に外国人騎手という伝家宝刀を繰り出してきたわけですから負けるわけにはいきません。父のクラウンを管理していた堀調教師が菊花賞を使うわけですから距離云々はいわせません。ソールオリエンスは連対率100%ですからこの世代のトップであることに間違いはありません。ステップレースを経て、中間はやや軽めの調教です。セントライト記念は天栄帰りをこなせる田中博康厩舎の万全の体制に足元をすくわれましたが、菊花賞実績のなる手塚厩舎ならここは勝ち負けだと思います。ノーザンファーム対社台ファームの戦いですが、それぞれ十二分に調教師としての技量のあるふた厩舎の争いです。ファントムシーフは非社台系の代表として期待ですが、武マジックがどこまで通用するかといったところです。サトノグランツは父のダイヤモンドが好きだったので応援しているのですが、グランツが活躍してもっともっとダイヤモンドの価値を高めてほしいです。友道厩舎も万全の体制で調教内容は横綱2頭より上だと思います。ここでさらにひと皮むけてくれることに期待します。ハーツコンチェルトは馬体増がありません。大型馬だなので無駄に大きくしないのかもしれませんが、成長が乏しいのではないかと思います。ソールオリエンスも同様のことが云えるのですが、こちらは叔父のディープインパクトと同様であれば馬体が増えるのはマイナスだと思いますのでここはOKです。ノッキングポイントは天栄巧者の木村哲也厩舎です。調教内容としては木村厩舎としては及第点です。キタサンブラック以来のG1勝利を北村騎手がつかめるか。トップナイフ、ドゥレッツァも春よりは成長していると思います。ドゥレッツァは天栄から帰ったあと強めの調教を繰りかえされています。これが吉か凶かは結果が示してくれると思います。先週、コナコーストの調教から本命にしましたが、後からキムラヨウヘイ氏が全く逆の解説されているのを聞いて、なるほどと思いました。ドゥレッツァの馬体重しだいですがルメール騎手が乗るのですから侮れません。トップナイフは昨日のノリさんの騎乗から逃げに行くのではないかと思いますが、名手の手綱さばきに期待します。血統表記で父、母、母父、母母とするとディープインパクトの名前が残っているのはパクスオトマニカだけです。なぜ前走ダートを使ったのかは不明ですが、馬が芝に戻って快走してくることを期待します。結論としては横綱2頭を軸にします。競馬の世界では両雄並び立たずの構図が強く、どちらかが敗れ去っていきます。どちらかが敗れればそれもまた競馬として楽しみましょう。