継続審議中の水道法改正案ですが、これが決まってしまうと、水道民営化がいよいよ現実味を帯びてきます。
この映画は、水道民営化をとめるためのツールとして作りました。
ぜひ、この映画を観て、水道民営化をとめるための力になっていただきたいと思います。9日の試写会に続き、16日にも試写会を行いますので、ぜひ、お越しください。
ドキュメンタリー映画 誰のための水道民営化?『最後の一滴まで―ヨーロッパの隠された水戦争』は、奈須りえもプロジェクトメンバーの一人になっています。
ドキュメンタリー映画
『最後の一滴まで―ヨーロッパの隠された水戦争』
緊急!院内試写会のご案内
現在行なわれている臨時国会にて、前国会にて持ち越しとなった「水道法改正」が審議されようとしています。前国会では衆議院を可決しているため、臨時国会では参議院での短時間での審議となる見込みです。
水道法改正では、人口減やインフラ老朽化などへの対処のため、広域化を推進する条項の他、官民連携(PPP/PFI)の一環として水道事業のコンセッション契約を自治体に強く推進する条項が含まれています。水道法そのものでただちに全国の水道が民営化されるわけではありませんが、今年6月の国会で可決されたPFI改正法とセットで、今後多くの自治体が水道事業の経営権を民間企業に売却していくことを迫られていくでしょう。
PARCは2018年8月より、水道再公営化を果たしたパリ市やベルリン市などの事例、そして逆に債務危機の結果民営化を迫られるギリシャやアイルランドなどの事例の両面を描いたドキュメンタリー映画『最後の一滴まで―ヨーロッパの隠された水戦争』の翻訳を進めております。
ヨーロッパの多くの自治体が実現してきた水道の再公営化の流れと真逆の方向に日本は進んでいますん。映画は日本の私たちに大きな示唆を与えてくれます。
国会審議を前に、緊急の院内試写会を企画いたしました。11月9日と16日の2日間行います。ぜひお越しください!
【1回目】※終了しました※
11 月9 日(金) 衆議院第2議員会館第2会議室
上映時間①13:30~14:30 ②14:45~15:45 ③16:00~17:00
【2回目】
11 月16 日(金) 衆議院第1議員会館第5会議室
上映時間①13:30~14:30 ②14:45~15:45 ③16:00~17:00
※入場無料・出入り自由・予約不要
※入館証お渡し時間:各回とも開始時間の30分前~開始時間まで、議員会館ロビーにてスタッフが入館証をお渡しします。それ以外の時間帯にお越しの方は、スタッフ携帯080-2370-9696までご連絡ください。
※解説・レクチャーはございませんが、水道法改正に関する詳細な資料を皆様にお渡します。
●詳細は下記のフライヤーをダウンロードください。
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/siryou/uptothelastdrop_20181109&16.pdf
●映画の詳しい内容はPARCのクラウドファンディングサイトまで!
https://motion-gallery.net/projects/parc2018
●映画の予告編(日本語字幕付き)はこちら
https://youtu.be/xTrRCxO1848
●映画製作プロジェクトメンバー
岸本聡子(トランスナショナル研究所 パブリックオルタナティブ プログラムコーディネーター)
橋本淳司(水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所代表)
奈須りえ(大田区議)
三雲崇正(新宿区議・弁護士)
辻谷貴文(一般財団法人全水道会館水情報センター事務局)
国谷武志(全水道東京水道労働組合 中央執行委員)
内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉 共同代表)
主催:ドキュメンタリー映画『最後の一滴まで』制作実行委員会
連絡先:森山浩行事務所 TEL.03-3508-7426
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特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
共同代表 内田聖子
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: kokusai@parc-jp.org