

何れがアヤメ、カキツバタ・・水辺に涼しげにカキツバタが咲いた
カキツバタは、書き附け花の転訛で、書き附けとは、こすりつけることでこの花の汁で布を染める昔の行事に由来する
アヤメ科の湿地に生える多年草
アヤメの中では最も水湿を好み、水辺に群生していることが多い
葉は長さ30~60cm 幅2~3cmの剣型・・
因みに葉の幅は、アヤメ ノハナショウブ共に1cmほどで、ノハナショウブは中脈が隆起する
花茎は40~80cmになり、紫色の花を2~3個つける
外花被片の中央に白斑がある・・ノハナショウブは淡黄色の斑、アヤメは綾目模様がある
内花被片は立ち上がっている
外花被片の上に水平に伸びて小型の花弁のように見えるのは花柱で、裏側に雄しべがある
果実は蒴果で熟すと3裂する