飛ぶと翼の一部分が白く見えることから、ハジロカイツブリという
カイツブリ類は小型か中型の水鳥で、尾が非常に短い
日本では3種が繁殖、2種が冬鳥
冬鳥として全国に渡来する
主に海岸や河口に居るが、湖沼、河川にも入る
越冬地では群れで生活するものが多い
群れが次々に潜水して、小魚を追い回して捕らえる
雌雄同色
上面は黒褐色で、体下面は汚白色
首は長く目が赤い
淡褐色の顔から首と、頭の黒褐色が目の下まで及ぶ
全長31cm、翼開長57cm
飛ぶと翼の一部分が白く見えることから、ハジロカイツブリという
カイツブリ類は小型か中型の水鳥で、尾が非常に短い
日本では3種が繁殖、2種が冬鳥
冬鳥として全国に渡来する
主に海岸や河口に居るが、湖沼、河川にも入る
越冬地では群れで生活するものが多い
群れが次々に潜水して、小魚を追い回して捕らえる
雌雄同色
上面は黒褐色で、体下面は汚白色
首は長く目が赤い
淡褐色の顔から首と、頭の黒褐色が目の下まで及ぶ
全長31cm、翼開長57cm
温暖化のせいだろうか、虫も困ってしまうだろう
出現期は4~10月と言われている茶色のクヌギカメムシが、ノコノコ歩いていた
体長は15mmほどだった
成虫で越冬する
一度、越冬体制に入ったが、暖かい陽気に誘われて出てきてしまった・・そんな感じがする
クワ、クサギ、うめ、モモなどの果実の汁や、ダイズ、インゲンなどの豆類を好む・・害虫
卵は食物となる葉の裏に20~30個産み付けられる
幼虫は主にスギやヒノキの球果に集まる
屋内に集団で入り込んで越冬することがあるカメムシ
強烈な悪臭が問題になる
集団は時に数千匹にもなることがある
土のような体の色をした大型のバッタ
成虫は黄褐色になり、眼の下に黒い筋があるのでツチイナゴらしい
淡色のものと暗色のものが居る
大型のバッタでは珍しく成虫で越冬する
背の高い草の間に住んでいる
4月頃から見られ、産卵したものが、10月頃成虫になりそのまま越冬する
幼虫では緑色で、黒く小さな斑が多い
大きさはオス40mm、メス47mm
シャキシャキシャキと良く鳴く
食べ物は、クズなど色々な植物の葉
紅葉と黄葉のトンネルを歩いた
赤くなったのはイロハモミジで、黄色いのはイタヤカエデのようだ
大雑把に言うと
赤くなるのは、葉に残った糖分が、酵素の働きでアントシアンと言う赤色の色素に変化するからで
黄色くなるのは、秋には緑色のクロロフィルのが分解されて減り、もともと葉にあったカロチノイドという黄色の色素が見えるようになる
どの樹種が何色に紅葉するかはおおよそ決まっているが、生育条件や天候、樹齢などでも変わり、
実際には緑、黄、赤、褐色などの色素が様々な割合で葉に含まれ、時間と共に変化するので色々な色が見られる
トベラのまだ若い実が有った
枝や葉の臭気が鬼除けの効果があるということで、
節分にトベラの枝を戸口に刺して疫鬼を追い払った風習から、「扉の木」「扉」と呼ばれるようになった
トベラはトビラからの転訛
トベラ科の常緑低木又は小高木
トベラ科は世界に9属約250種あるが、日本にはトベラ属1属のみが自生している
葉は互生し、葉身は5~10cmの倒卵形
先は丸く基部はクサビ形で葉柄に流れる
縁は全縁でしばしば裏側に巻く
花は雌雄別株で春に咲く
本年枝の先に集散花序を出し、2cm程の香りのよい白い花を多数つける
果実は蒴果で、1.5cm程の球形
12月頃灰褐色に熟すと、3烈して赤い種子を10個ほど出す
種子は6mm程の腎臓型で赤い粘液質に包まれて居る
花(4月)、裂開した実(12月)
春に咲き始めた花々も、深まった秋に菊が最後を飾る
アワコガネギクが咲き誇っている
小さな黄金色の花が密集して咲く様子を、泡に見立てた名前
別名キクタニギクは京都の菊渓に因んだ名前
キク科のやや乾いた崖などに生える多年草
高さは1m程になる
茎は叢生し、上部には白い軟毛が多い
葉は6cm程の広卵形で羽状に深裂し、裂片には鋭い刻みがあり、先は尖る
枝先に頭花を多数つける
頭花は黄色い舌状花と筒状花多数からなり、径約1.5cmと小さい
総苞片は3~4列に並び、外片は線形
花の色が藤色で、花弁の形を袴に見立ててフジバカマと言う
秋の7草の一つだが野生は少ない
準絶滅危惧種
キク科の川の土手などに生える1m程の多年草
奈良時代に中国から渡来したものと言われている
葉は短い柄があって対生し、10cm程の長楕円形で普通3深裂する
頭花は淡紅紫色で、散房状に多数つく
全て両性の筒状花が集まったもので、2裂して長く伸びた花柱がとても目立つ
葉は生乾きの時には、桜餅のサクラの葉と同じクマリンの香りがする
古代では身に着けたり、風呂に入れたりしていた
ミゾソバは、溝に咲く蕎麦の意味
別名ウシノヒタイ・・葉の形が牛の顔(額)を思わせることから
タデ科の田の畔ややや湿ったところに生える1年草
高さは30cm~1mになる
茎には下向きの刺があり、下部は地を這う
葉は互生し、4~10cmの卵状鉾型で、先は鋭く尖り基部は耳状に張り出す
花は枝先に頭状の花穂を出し、10数個集まって付く
花被は5mm程で5裂し、裂片の上部は紅紫色で下部は白色
そう果は3稜のある卵球型で、花被に包まれる
白っぽい千鳥でシロチドリ
千鳥は千の鳥で、文字通り群れをなす鳥のこと
留鳥又は漂鳥
中部以北では夏鳥、関東以西では越冬するものが多い
海岸の砂浜、干潟、砂礫地、河川などに居る
越冬期は群れで生活するものが多い
せわしく歩き回りながら、甲殻類、ゴカイ類、貝類などを採食する
雌雄ほぼ同色
オスの夏羽では、黒い前頭部と過眼線、白い額から眉斑が目立つ
オスの冬羽とメスは、全体に褐色
大きさは17cm
かぜ吹けばよそになるみのかたおもひ 思わぬ浪になく千鳥かな (藤原秀能)
長くて細い脚が特徴で、背が高いのでこの名が付いた
昔はほとんど見られなかったが、最近は首都圏などで繁殖している
日本版レッドリスト絶滅危惧ⅠB類
主に数少ない旅鳥として渡来するが、越冬するものや局地的に繁殖するものもいる
干潟や海岸に近い湖沼、川などに居る
水の中に入って頸を左右に振りながら、魚類、甲殻類、昆虫類の幼虫などを捕る
長い脚を生かして、他のシギより少し深い水中で採餌している
雌雄ほぼ同色
頭部の白色と黒色の入り方には個体変異がある
淡紅色で非常に長い脚、細長くまっすぐ伸びた嘴
体の白と黒のコントラスト
空中から水の中を狙っているアジサシ
魚を捕る時に、空中から急降下をして、嘴から水中に突っ込み様子は刺すように見える
アジは小魚全般の意味らしい
カモメ科の鳥で、カモメ類以外のアジサシ類
旅鳥
全国の海岸や河口に渡来し、干潟や砂浜で休んでいることも多い
希に越夏し、少数の繁殖例もある
水面から数mのところを停空飛行を交えて飛び回り、魚を見つけると浅くダイビングして捕まえる
雌雄同色
長くて先の尖った翼と二股の長い尾羽で、スマートな感じがする
頭が黒く顔と喉は白い
体は上面が灰色で、下面も灰色味を帯びる
全長36cm
アトリは「集まる鳥」が略されて、「あつとり」「あっとり」と変化してアトリに落ち着いた言葉らしい
漢名は「花鶏(かけい)」で、漢字表記ではこの字を当てる
冬鳥
全国に渡来して、平地から山地の林、農耕地、草原などに群れで棲む
地上では跳ね歩き、木の枝先ではぶら下がったりして、木の実や草木の種子を採食する
渡来数が多い時は、数千の群れが現れることがある
オスは頭から背が黒く、喉と胸、中・小の雨覆いの大部分は橙色
メスは顔が淡い青灰色で、上面は淡い黒褐色で、胸は淡い橙色
全長16cm
林にコガラが居た
コガラ(小雀)は、平安の頃から「こがら」「こがらめ」と呼ばれていた
留鳥
九州以北の山地の主に広葉樹林にいる
冬でも山地にとどまる傾向が強い
枝に良く止まるが、幹近くでの行動が多い
林を移動して、木の幹を突いたりして昆虫類やクモ類、又草木の種子や実も食べる
木の皮の隙間や幹の割れ目に蓄える、貯食行動をする
雌雄同色
頭から後頭と喉は黒く、光沢はない
顔から頸側は白く、上面は灰褐色、胸から腹は白っぽい
大きさは13cm
ならびゐて友をはなれぬこがらめの ねぐらにたのむ椎の下枝 (山家集)
ご存じ、どこでもよく見かけるジョロウグモ
都市部の人家の庭から山地まで広く生息する一般種
6月頃には地味色で小さな網を張っているが、夏にかけて急に大きくなり
9月には馬蹄形の大きな網と、色も鮮やかになったクモが急に現れたように見える
成体は9~11月に見られ、体長はメスが20~30mm、オスは6~10mm
網は主網と、その前と後に糸を引き回したバリアーと呼ばれる網とで3重構造になっている
成長に従い網は下部が大きくなり、馬蹄円網と呼ばれる形になる
最初自分で網を張っていたオスは、8月末頃からメスの巣に居候して、亜成体のメスが脱皮して成体になる時を狙って交尾する
産卵は壁や木の幹など安全な場所に産み付ける
産卵後その卵を丁寧に糸でつづり、卵塊を包み込み卵のうに仕上げる
そのまま卵で越冬する