タラヨウと言うおかしな名前の木に赤い実がびっしりと付いた
葉裏をひっかくとそこが黒く変色して浮き上がり字を書くことが出来る
インドで葉に経文を書いていた多羅樹に因んでタラヨウの名が付けられた
葉書の語源だそうだ
モチノキ科の山地の常緑樹林内に生える常緑高木 10~20m程になる
葉は互生し革質で厚く表は濃緑色、裏は黄緑色 傷つけると黒く変色する
花は5~6月 前年枝の葉腋のごく短い短枝に黄緑色の小さい花を多数付ける
実は核果 8mmの球形で11月に赤く熟す
中に核が4個入っている
ヒヨドリが群れで良く来て実を食べている この実が好きらしい
食べてみると固くて味はほとんどない
樹皮からは鳥もちが取れる