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ハランの根元に花が咲いていた
普通は春先に咲くのだが1月の寒さの中よくぞ咲にけり
ハランは茎を地面の中に横に伸ばし見えない(地下茎)ので そこから出ている葉がいきなり地面から生えているように見える
花も同じで地面すれすれに咲く 上の葉をかき分けかき分け探すのが大変
花は表面に見える暗紫色の部分が雌しべで 雄しべは雌しべの下の部屋にある
花粉の運び屋(送粉者)が誰だかはっきりしていない
ナメクジ ダンゴムシ キノコバエ カタツムリなど言われていたが 1995年に加藤誠と言う方が陸生のヨコエビだと発表した
ハラン:ユリ科(APG植物分類体系ではスズラン科)の常緑多年草
ハランの葉は食べ物を乗せたり包丁で模様切りして皿を飾ったりして 高級料理店では今でも使われている(らしい)
お弁当などに入っている仕切りなどに使われているのものは 最近はプラスチックのものに代われた
人造のハランと言ったが人造バランになり今では単にバランと言う