もう冬になる頃なのに、コスミレが咲いていた
季節外れに毎年みているスミレだ
名はコスミレだが大きさは中型で、スミレと比べても小さいとは言えない
スミレ科スミレ属の多年草
日本のスミレ属は60種が分布している
コスミレは人家近くや低地、山地に生えていて、早咲きのスミレの一つ
花は3~5月に咲く
草丈は10cm程になり、先に淡紫色~紫色の花を付ける
上弁は兎の耳のように立ち上がり、唇弁には紫色の条がある
側弁基部は普通は無毛、有毛のものはヒゲコスミレという品種
距は8mmほどで細長い
葉は数多く束生し、花期には2~5cmの長卵形で鈍い鋸歯があり、先は尖り裏面は淡紫色を帯びる
夏の葉は三角形で大きい