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コガネムシの仲間マメコガネ
♪コガネムシは金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた
飴やで水あめ買ってきた~♪ 野口雨情作詞 中山晋平作曲
大御所の先生の作った歌だが 今歌うと何やら不可思議な歌詞で引っかかる
コガネムシの仲間は幼虫の間は土の中で生きた植物の根を食べる
成虫になると植物の葉を食べる 種類によっては農作物の害虫だ
動作は素早いとは言えず 武器もなく硬い表皮で身を守る程度と思っていたが カメラを近づけたら写真のポーズだ
鋭い刺が生えている後ろ足を持ち上げてじっとしている 鳥も食べ難かろう 効果有りそうな防御姿勢と見たがどうだろう
このマメコガネは日本にいるときはあまり被害がなかったのだが アメリカに渡って天敵が居なかったせいで農作物に大被害を与えた 「ジャパニーズ ビートル」と呼ばれて嫌がられているらしい
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公園のコンクリートの路でアオオサムシが急ぎ足で歩いていた 大きさは3cmほどもあった
主に夜行性の虫で昼間は石や倒木の下に居ることが多いのだが急ぎの用事でもあったのか・・
足が速くて写真にならない やたらに掴むとお尻からかなり臭い液を発射したりするので容器に入れてゲット
この仲間・オサムシやゴミムシはほとんどが地面を歩き回り虫やミミズ カタツムリ それらの死体などを食べる
言わば自然界の掃除屋さんだ
アオオサムシもほとんど飛ばないが 体の大きいオサムシの仲間は後翅が退化して飛べない
歩く以外移動方法が無いため行動範囲が限られて 離れた場所の仲間と交流できない
その結果狭い国内で沢山の種類に分かれ さらに同じ種類でも地域変化があるそうだ
オサムシは種類の違いが区別できないそうで オスは同じくらいの大きさの相手を見つけると相手がオスだろうと 別種だろうと交尾を迫り 種類が違えば交尾器の形も違って交尾出来ず 逆に交尾器が外れなくなったり 交尾器にけがを負って死んでしまうこともあるそうだ
オスはいつも一生懸命だ!
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今や小さな池があれば必ずと言って良いほどにどこにでもいるアメリカザリガニ
その昔食用にアメリカら持ってきた日本で見られる一番大きなカエル・ウシガエル
そのウシガエルのエサ用に持ってきたこれもアメリカ原産のアメリカザリガニ
今やどちらも大繁殖でウシガエルは特定外来生物(飼育 販売 移動 輸入 放逐など禁止された生物)に指定されている
大分昔にアメリカザリガニを飼っていたことがあった
1~2か月で死ぬと思っていたが随分長生きで ある時見ると2匹なっていたり・・良く見ると脱皮していたのだ
サキイカなどを目の前に出すとそっとハサミを出して取ったりしてなにやら意思の疎通が出来ているのではないかと可笑しくなったりしたことがあった
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ゲンゴロウ アメンボ ミズスマシなどと聞くと懐かしい
何処でこれらの虫たちを追いかけていたのか 今はないが浅草の瓢箪池か 上野の不忍池か 学校のプールだったか記憶が曖昧なのだが随分と捕ったものだった
あまり暑いので公園の噴水池の縁で休んでいたらスイスイと泳いでいたゲンゴロウ
昔取った杵柄 なんとかゲット
ゲンゴロウにもいろいろ種類が居てこれはハイイロゲンゴロウと言う種類のようだ
ハイイロゲンゴロウ:甲虫目ゲンゴロウ科 大きさは15mmほどだった 肉食性で水生動物を捕まえてムシャムシャ食べる 呼吸は硬い前翅と腹の間に空気をためて行う 時々水面に上がって来てはおしりを水面から出して空気の入れ替えをする そう言えば思い出すがおしりに空気の泡を付けているのを見たことあった なんでおしりに泡ブク おならか?などと言いあったことがあったっけ・・・