まだ幼菌のササクレヒトヨタケが出ていた
春から秋にかけて、肥えた畑地や草原などに発生する
幼時は円筒形で、開いて釣鐘型となり縁が反り返る
色は白く、表面は白または淡黄色の綿毛状か繊維状の鱗片でささくれ状に覆われる
肉は白く薄い
ヒダは幅広く密で、柄に離生する
色は白から赤味を帯び、ついには黒くなり、ヒダが液化して胞子を滴下する
柄は中心生で下方に太まり、基部は地中で根状に細まり、中空
食べられる
胞子が熟すとヒダが黒ずんで溶け始め、一晩で消えてしまう
溶け始めたものは食用には向かないので、傘が開く前の幼菌を選ぶ
食感、味共によく、マリネや炒め物、オムレツの具、ソテー、ピクルス、汁物、和え物など
茹でてマヨネーズを付けるだけでも美味しい