クマバチ
2013-02-28 | 虫類
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/ed/85ddf10f65232fd091e646442607d01a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/cc/8f8f2627d24d1446e2b85607c81d5f16_s.jpg)
2月は逃げるように過ぎる と言われているが早いものでもう月末だ
木の枝に1cm程の真ん丸の穴が開いていた
穴の下10cm位を切ってみるとクマバチが顔を出した
「せっかくねてるのになんだよー」とこんな感じだった
クマバチは木の根元の地面などに良く巣を作る
まさかこんな所で越冬しているとは知らなんだ
ハチの仲間は大きな巣をつくって集団で暮らすものも多いが クマバチは単独で暮らす
枯れた木に口で細長い穴を開け 仕切りのあるハーモニカのような小部屋を作り その部屋ごとに卵を産み付ける
孵って幼虫になった時の用意に花粉団子を用意しておく
名前はクマバチと恐ろしげだが「クマ」は大きいと言う意味があり 性格は大人しく攻撃してくることは無い
ハチは花の花粉の重要な運び手だが クマバチは頭が大きくて 多くの場合頭が花に入らず花粉が付かない
つまりは花との共生関係にはない 良く花の付け根に口を突き刺して蜜を吸っている
そのため「盗蜜」と言われている
クマバチ:大きさは20~24cm 花の蜜や花粉などを食べる