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平野部の公園から丘陵地の雑木林周辺に多く 日中樹林周辺を飛びクヌギやコナラなどの樹液や
獣糞に集まるが 夕方~日没にかけて活発に活動する
丘陵地や山地では普通に見られるが都市部では減少している
食草はイネ科竹類
ジャノメチョウやヒカゲチョウの仲間は色彩の鮮やかなものもいるが 一般には地味色が多いが
良く見れば目玉模様もいろいろでそれなりに面白い
多くの動物が絶滅しかかっているが チョウも多くの種が絶滅の危機に瀕している
日本に土着している蝶は240種だが69種 約29%が環境省のレッドリストに記載されている
蝶は生態系の一部として他の生物とのつながりを持ち 花の受粉を行ったり 野鳥や他の生き物の餌になったりしている こうしたつながりを維持することは自然環境の保全の上で大切である(「日本のチョウ」より)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/e9/6ac302649a82b49564d4a7199756e293_s.jpg)
ハナバチの仲間トラマルハナバチが吸蜜中だ
ハナバチの仲間は体が丸っこく 長い毛がふさふさと生えていて 花粉が付きやすくなっている
また口は折り畳み式の長い舌があって それで花の奥の蜜を吸うことが出来る様になっている
花の蜜を求めて花の中に潜り込んで行く
又花は種類によって蜜や花粉のありかが違うが ハナバチは効率よく蜜を集めるため 同じ種類の花を続けて訪れる そのための高い学習能力を持っている
虫に花粉を運んで貰いたい花にとってこのような性質のハナバチは 素敵なパートナーだ
そこで植物にはハナバチに花粉を運んで貰えるように進化した種類が多い
つまり花の奥に蜜の場所を作り ハチが花に潜り込むように仕組んで その顔や体に確実に花粉を付ける作戦だ
ハナバチ以外の虫には蜜が吸えない様に進化した花や 逆にハナバチに蜜の在り処を教えるマークをつけたり 花とハナバチの共生関係の奥は深い