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ウドは山野に生えるウコギ科の多年草
茎は太く高さ1.5m程にもなる
葉は互生し長い柄があり2回羽状複葉で、小葉は鋸歯の有る卵形で5~7個ほどつく
花は8~9月 茎の上部で分枝し、球状の散形花序が多数円錐状に付いた大型の花序を出す
花は淡緑色で3mm程の5弁花
雌雄の別があり、上部に両性花序 下部には雄性花序が付く
果実は液果で3mmほどの卵球型 黒紫色に熟す
果実の有るのは枝先の花序で、側面の雄花序は落ちでしまう
若芽、土に埋まった白い茎、そして葉先は4~6月に採取する
葉はテンプラに、茎は皮をむいてきんぴら サラダ 酢の物が美味しい
根茎は秋に掘り取る
根茎は日干しして煎じて飲むと頭痛やめまいに効く
秋に採った葉は日干しにして煎じて、食前に飲むと健胃 消化促進に効果ある
美味しいし使い道も色々あるので栽培もされている
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草むらの中に白いツユクサと、色の薄いツユクサが咲いていた
ツユクサはツユクサ科の道端や草原に生える一年草
古くは花の汁をこすり付けて布を染めたことから、ツキクサ(着草)と呼んだ
シロバナツユクサは、花の青色の色素であるコンメリニンを作れないのか、もともと持たない種なのか分からないが、種子からは白花が咲くと言う
同じ場所に薄い青色のツユクサが咲いていた ウスイロツユクサと呼んでいる変種
ツユクサは食べて美味しいし、薬用効果もある
若葉をおしたしに 花は和え物や天ぷらが美味しい
全草を日干しにしたものを煎じて飲むと、利尿 腎臓 解熱 下痢に効き
うがいすれば扁桃炎 お風呂に入れればあせもやかぶれに良い
ツツドリ
2019-09-16 | 野鳥
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ポポ ポポと特徴のある鳴く声が筒を叩くようにきこえるのでこの名になった
夏鳥 山地の林などに住む 4月から10月初めころまで見られる
渡りの時期は市街地の公園などで声を聴くことがある
採食には朝夕に林縁にも出て蛾類の幼虫を好んで捕る
子育ては托卵性で、主にセンダイムシクイに托卵するが、アオジ ビンズイ メジロ サンコウチョウなどを仮親にすることもある。 センダイムシクイの卵は白い無地で、ツツドリの卵は白地に茶色の斑が有りあまり似ていないが、それでも大切のその卵を抱くと言う
雌雄ほぼ同色
胸から腹の太くて粗い黒色横斑が10本前後見える
メスには稀に上面全体が赤褐色の赤色型の個体がいる
大きさ33cm
これも又さすがにものぞあはれなる かた山かげのつつどりの声(寂蓮)