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珍しい黄色のヒガンバナがあった
今年が初めての出会いで 急に何か所で見た
何処かの園芸業者が作って広げたのかもしれない
秋の彼岸のころに咲くのでヒガンバナ 花の咲く時は葉が無く葉のある時は花が無いので「ハミズハナミズ」(葉見ず花見ず)ともいう
別名マンジュシャゲ(曼珠沙華) その他地方名が500以上あり人々に好まれている
彼岸花はほとんど結実せず稀に種子が出来ても発芽しない(不稔性)
地下の球根で増え 増えた球根を人があちこちに移植して今やどこにでもある花になった
我が家の狭い庭でさえ 最初は一か所だったのが いつの間にか数株づつ4か所に増えている
この花の子孫繁栄の一手は人が好む花を咲かせること と言えるかもしれない
鱗茎はアルカロイドを含み有毒だが 昔は飢饉の時に良く水に晒して食用にした
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7月にゴンズイの実が生っていたので 久しぶりに見に行ったらすっかり裂開して 真っ赤な肉厚の果皮に黒い種子が目立っていた
二色効果でとても目を引く 何のためかと言えば目立って鳥に種を運んで貰いたいのだ
がしかし努力もむなしく都心ではヒヨドリくらいしかこの実は食べられていないようだ しかも好んで食べているという様子ではない
ゴンズイ:ミツバウツギ科ゴンズイ属・・ゴンズイ属はこのゴンズイ1種のみ
名前は材がもろくて役に立たないので 同じように役に立たない魚ゴンズイの名がつけられた
春先に枝を切ると樹液があふれ出るので 四国や九州ではショウベンノキと呼ぶ地方もあるそうだ
但し同じ理由からショウベンノキと呼ばれている別の木がある